キーエンス トレンド
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2025.11.21 23:00
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10RP
塾選び(?)情報
臨海セミナー
神奈川県横浜市に本社を置く、天下無敵のある意味優良企業である。
臨海セミナーで3〜5年耐え抜いた管理職経験ありの人材は多くの業界からその強靭なメンタルと数字執着力を買われ、とてもその学歴では転職できないような会社へ転職していくという、他業界からも一目置かれるほどの優良企業として見られている。
塾業界では「臨海セミナー」「TOMAS」「早稲田アカデミー」の3社を営業がきついトップ3企業と呼ばれ(?)、他業界でいうキーエンス、リクルート、光通信みたいなものである。
同列に並べていいのかわからないが、昔々リクルートから大量にTOMASに転職者が流れていた時代があったので、あながち間違ってもいないような気もする。
臨海セミナーは生徒数も多い上にとにかく授業の数が多い。レベル別、学校別、志望校別に分かれており、正社員のフル稼働だけでは授業が回らないため大学生の講師もフル稼働する、「映像授業?AIシステム?はあ?」という声が漏れ聞こえてくるほどの、原点回帰のサービスを展開する。
横浜本校の中学3年生のクラスでは通常授業でクラス編成が5〜7レベルにも分かれているとの噂があり、レベルの合わないクラスに子供を突っ込まれることもなければ、結果を出さなければ上のクラスには上がれないというシビアな面も持ち合わせている。中小塾では実現できない徹底してレベルに応じたクラスに突っ込まれる。
そのため数学が苦手なだけの生徒が、英語や国語のクラスで最上位のクラスにいても数学のクラスだけ下のクラスに突っ込まれ、ここにいたくないという反骨精神だけで上のクラスに上がりたいと思える、そんな環境を整えているのも、この臨海セミナーの大きな特徴である。
生徒を6万人以上抱えているが、あまりの生徒の多さに講師の数も凄まじい。正社員だけで1000人以上、アルバイト(非常勤)講師だけで3000人程度いると言われており、とにかく先生が多い。
なお会社がその大量の講師に下す授業の評価は「生徒が増えているか『だけ』」である。
生徒が増えている授業は評価され、生徒が増えていない授業は1ミリも評価されない。そこに役職も社歴も年齢も科目差も存在しない。とにかく生徒が多く集まっているクラスの先生こそ至高という考えのもとに日々の組織運営がなされている。
それがゆえに生徒を集める役職のない正社員が、生徒を集められない教室長より発言権が上という奇妙な現象が起きるのもまた、この会社の不思議なところであるが、ある意味「超実力主義」というべきだろうか。
それにより臨海セミナーでは社員に強烈な営業ノルマが降ってくる。入塾率、退塾率、講習受講率、単価などなど考えうるすべてのものがここ臨海では数値化され、ノルマ化され、教室にノルマとして降ってくる。またそれが達成できそうかどうかの指標として月間目標どころか、週目標、日目標として割り算され降ってくる。
ここはキーエンスではない。臨海セミナーである。ある意味すごい。
週目標から取り残されたり、ギリギリすぎるようなノルマの途中経過になったりすると、上からの圧力はどんどん強くなる。その結果現場は数字を取るために暴走する。
他塾に通っている生徒を強引に引き抜いたり、生徒から学校の生徒情報を聞きまくり学校の生徒情報を把握していたり、誰が誰と仲が良いか、部活は何か、臨海と関係のない人も実は臨海のどこかの教室のリストに載っている可能性がある。
その結果生まれたのが、2020年に起きた「悪質営業で訴えられそうになる事件」である。これで最も被害を受けたのが同じ神奈川県に本社を置く「ステップ」という塾なのだが、あれの細かいやり口は以下である。
まず各学校の定期テストのトップ3を臨海は通っている生徒からの情報で把握する。その後その名前に挙がった子たちがどこの塾に通っているかを把握する。教務力の高いステップの生徒も非常に多い。
そこで臨海に通っている生徒を使ってそのステップの生徒を勧誘する。その他塾に通う生徒をどんな手を使ってでも臨海へ1回来塾させる。そこで「君は無料でいいよ。苦手な科目だけ通って。数学だけ臨海でもステップでもやったらいいよ。」みたいなことを言うわけである。
ステップへの忠誠心が高い親はこんな手に乗らないが、「無料なら・・・」と手塩にかけて育てたステップの生徒を兼塾という形で奪い取るという手に出る。その生徒には入塾金無料、事務手数料3,000円(税抜)、授業料無料で、一応3,000円だけ払っているからと正規の生徒にしてしまうわけである。
その結果、特に標的になったのが神奈川県No.1公立高校、横浜翠嵐高校を受験するような生徒がステップと臨海セミナーに両方通っているという状態が発生する。この手法を使い、臨海は横浜翠嵐高校の1位をステップや湘南ゼミナールから奪い取ろうとしたわけである。
ステップとしたらクソ迷惑な話である。教務力の高いステップでは生徒の成績を上げるために日々正社員だけで構成された先生たちが奮闘している。その奮闘した結果、良い結果を残した生徒だけを授業料無料で臨海が奪っていくのだから、ふざけんなとなる。
これを解決するため、ステップの会長と社長、臨海の社長と(当時)常務(現)専務の4者によって横浜ベイシャラトンホテルにてこの件に関して話し合いが行われた。
その結果、臨海はそういう各学校の成績上位者のリストを作成しないことを約束したと言われている。また数ヶ月に渡って臨海のホームページにはステップに対して、また悪質な営業に関して認め、謝罪文が掲載された。
ただこの謝罪文、本当に数ヶ月でホームページから消えた。本来ならホームページの端でも良いので1年くらい掲載しておくべきような内容だが、数ヶ月で消えたということは相当ステップが譲歩したのではと推測される。
営業こそが生命線の臨海のホームページに謝罪文が1年も掲載されていたらダメージが大きい。さすがにそれは厳しいと思ったのだろうか、交渉したのか、勝手に消したのか知らないが、おそらくステップと臨海の間で謝罪文の掲載期間についても話し合いが行われたであろう。
それがたった数ヶ月というのもなんだか違和感を覚える。ステップが大人な対応を見せたと推察している。
とにかく臨海は昔から激しい会社でその激しさは伝説として残っている。臨海が昔に合格者を水増しして新聞折込チラシとして掲載していた時、その水増しをステップが暴いたのだが、それに関して当時(現)会長含む幹部たちで訂正と謝罪文を新聞に掲載するか経営会議が行われたとされる。
その時に臨海は謝罪をすべきか幹部たちの多数決で決めたのだが、掲載をした後、(当時)社長(現)会長が何やらキレ散らかし、賛成した幹部を全員粛清するという事件があったらしい。社歴15年以上の臨海社員なら知っているらしいという割と有名な事件である。ここは光通信ではない。臨海セミナーである。
ちなみに臨海セミナーはステップと横浜翠嵐高校の合格実績1位を毎年競い合っている。近年は臨海が取ったりステップが取ったりしているが、ステップが全国学習塾協会の合格基準に準じて発表し続けているのに対して、臨海は去年までゆるゆるの自社基準だった。
ところが今年は全国学習塾協会の基準でも1位が確定したのか、全国学習塾協会を盾にして1位であることを強調している。なんとも上手い使いわけである。
また話を戻すが臨海セミナーはとてつもないほどの営業ノルマが課せられている。臨海セミナーには2面授業というものが存在し、これは2つ教室があれば2人先生がいるのだが、ノルマがうまくいっていない時、1人の先生は営業活動に回る。そのため1人の先生が2つの部屋の授業をこなす。演習させている間に片方の授業をしてそのまま演習に入り、最初に演習させていた部屋で授業をする。これを2面授業と呼ぶが、ベテランは3面授業ができる。「営業のためならなんでも絶対」なのである。
ここはリクルートではない。臨海セミナーである。
また臨海セミナーは売上高こそ毎年社員に公表しており、売上高は上がっているのだが2014年か2015年を最後に社員に「利益率」の公表をやめた。やめた理由は全くわからないがここで徹底調査した臨海の利益率を公表しておく。現役社員も元社員もここ10年くらいの社員は全く知らないであろうから、こんなもんだったのね。とわかるであろう。
ちなみに比較対象として学習塾で上場している企業の利益率の平均は「約10%」である。
数字の後にも話はあるので、利益率に興味のない方は数字の部分は飛ばしてください。
営業利益というのは簡単にいうと塾の収益による利益。経常利益というのは塾以外にテナントなどを持っていた場合に発生するテナント料なども合わせた利益。
臨海が公表を辞めたのは営業利益の方。
株式会社臨海
決算資料(単位:百万円)
データ元:会社四季報
2019年3月
売上高18,669(見方:186億)
営業利益1,297(見方:12億)
経常利益1,490(見方:14億)
売上増減
対前年比(%)
営業利益率(%)6.95⭐️
経常利益率(%)7.98
2020年3月
売上高20,140
営業利益1,538
経常利益1,593
売上増減1,471
対前年比(%)7.88
営業利益率(%)7.64⭐️
経常利益率(%)7.91
2021年3月
売上高20,467
営業利益951
経常利益1,109
売上増減327
対前年比(%)1.62
営業利益率(%)4.65⭐️
経常利益率(%)5.42
2022年3月
売上高22,701
営業利益1,221
経常利益1,366
売上増減2,234
対前年比(%)10.92
営業利益率(%)5.38⭐️
経常利益率(%)6.02
2023年3月
売上高23,461
営業利益926
経常利益986
売上増減760
対前年比(%)3.35
営業利益率(%)3.95⭐️
経常利益率(%)4.20
2024年3月
売上高24,424
営業利益1,198
経常利益1,366
売上増減963
対前年比(%)4.1
営業利益率(%)4.91⭐️
経常利益率(%)5.59
2025年3月
売上高25,584
営業利益1,160
経常利益1,247
売上増減1,160
対前年比(%)4.75
営業利益率(%)4.53⭐️
経常利益率(%)4.87
売上高を直近7年間、1度も落としていない。凄い。凄すぎる。一体どんな組織運営をしたらこんなことになるのか、不思議で仕方ない。社員の日々の数字への執着の賜物であろう。週目標どころか日目標があるくらいの会社。社員1000人が束になったらこれくらい叩き出せるのだろう。
比較参考資料
株式会社ステップ
決算資料(単位:百万円)
2022年9月
売上高13,653(見方:136億)
営業利益3,656(見方:36億)
経常利益3,728(見方:37億)
売上増減
対前年比(%)
営業利益率(%)26.78⭐️
経常利益率(%)27.31
2023年9月
売上高14,442
営業利益3,192
経常利益3,225
売上増減789
対前年比(%)5.78
営業利益率(%)22.10⭐️
経常利益率(%)22.33
2024年9月
売上高15,098
営業利益3,511
経常利益3,564
売上増減656
対前年比(%)4.54
営業利益率(%)23.25⭐️
経常利益率(%)23.61
こっちはこっちで化け物クラスの利益率である。
もし仮に臨海が上場していたら投資家たちは、売上高で100億円くらい差をつける臨海か、圧倒的利益率と利益額で盤石な経営をするステップか好みが分かれそうではある。
ただやはり気になるのは臨海の利益率である。売上高は250億円を突破しているが、利益率が直近7年間で1度も学習塾上場企業平均の10%を超えていない。
よって利益額は臨海が10億円前後をうろうろしているのに対して、ステップは35億円を突破。ステップのほうが利益額は圧倒的に大きい。
なおステップが近年利益率と利益額をやや落としているのは社員の大幅な給与の引き上げをしたからだと思われる。ステップは学習塾上場企業の中では業界3位の給与水準まで押し上げた実績がある。
では話を比較ではなく臨海セミナーに戻そう。
授業こそかなり行われているが営業営業営業の臨海セミナーで最優秀の教室長、ブロック長、エリア長、事業部長になるのは並大抵のことではない。臨海では、講習時期に合わせて、春夏冬とそれぞれ最優秀の社員が選ばれるが、そういう人材は早く辞めて次のステージへ行ってしまうか、転職せず今日も日々数字と睨めっこしているかだという。
ただそれでも「数字さえ出せばどんな自由な授業も評価される」というのは臨海セミナーの魅力であり、それを魅力に感じる顧客はいるだろう。吉野家やマック的な良さではなく、チェーン店なのに店によって全然味が違う王将的な良さを持ち合わせる。
結果出せばなんでもいいというやり方が完全にリクルートと同じである。
ただし数字が出なかったときはわかっているな?というプレッシャーと日々社員は戦い続ける。
その営業のきつさは体験した人にしかわからないし、営業で天国を見るか、地を這うか、この会社に入らないとわからないであろう。
ちなみに西には馬渕教室という似たような塾もあるらしい。東の臨海、西の馬渕とでも言っておこうか。
数字が出ない時はキーエンスのような営業と、光通信のような圧力にさらされ、結果が出たらリクルートのような自由が手に入る、それが直営だけの看板で250億円もの売上を叩き出す、臨海セミナーの本当の姿である。 November 11, 2025
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