その事になんとなく気付いたのは、中学一年の時に読んだ『キノの旅』の「大人の国」というお話で、人間はどこかで「他者が構築してくれた自己像」の存在に気づく瞬間があるんだと思った。
それは新しい他者による新しい「自己像」の付加かもしれないし、知識の吸収、経験の応用によるものかもしれないけど、人間が自分の行動を自分で考え、自分で決断するようになったその時に、その「殻」の存在に気付き、悩んだり放置したり自己解釈したりするのだと思う。 December 12, 2025

上記の通り、そういう意味では思春期の始めに読んだ『キノの旅』は本当にボクにとって激薬で、故に「自分が自分である」こと以外をなるべく定義せず、いろんな考えを取り入れながらも自己像を言語化、定義しない、「思考の旅人」でありたいと、思い続けてきたんだなと、ふと気が付いた。
だからボクは何かとものを考える時は凄くドライで、達観した視点をどこかに持ってるんだろうな、と。 December 12, 2025

@ouimitakahouse @TYPFNJvx94LvMko キノの旅は、読みやすいかはともかく、内容から考えさせられる部分はかなり高度な気が…。　自分なりの理想がないと、パニックになって終わる可能性💔 December 12, 2025

なんでそんなこと急に思ったかって言うと、漠然と「アニメ版キノの旅(2003)流そうかなー」って思ったら、「大人の国」の男性キノの声が脳内で聞こえてきて、同時に「自分はいつからキノ(主人公)に自己投影と憧れを持つようになったんだろう？」って考えてたら、過去何度か親に「お前は失敗作だ」と怒鳴られた、まるで本当にあの話のような記憶がリフレインして、あーそうか、となんかピリピリピリと色々結びついたのよね。
それくらい今始めたカットがしんどいけど、とりあえず時間なので、通院の支度をする。 December 12, 2025

キノの旅的に言うと倭国は、
『平和な国』なのか
『創作の国』なのか
『老人たちの国』なのか⋯ December 12, 2025

昨今のフィンランド人のアレコレでふと懐かしいものを思い出した

『キノの旅Ⅲ』

第五話｢差別を許さない国｣ https://t.co/rXlOS9SqF4 December 12, 2025

小学校高学年向けの世界名作劇場とか幼稚ではないけど、読めんのやろ？キノの旅読め。あれは一話が短いのでとっつきやすい。寓話的なので大人びた気分も味わえる。 https://t.co/AbZZyw5CmT December 12, 2025