lucy 芸能人
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2025.12.04 01:00
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目黒鹿鳴館。そう、ロクメー。
馴染みの箱のような顔をして「鹿鳴館伝説」にも出演させてもらったりと。そんな感じだけど。
実は、自分のバンドでは(その「鹿鳴館伝説」含め)3回ぐらいしか出たことがない😢あかんやん。
じゃあなんで、あんなにも年がら年中ロクメーにいた記憶があるのだろう。
思い返すと、遊びに行ってたことの方が何倍も多い。
初めて行ったのは十代の頃だった(多分この写真の頃)
メタルやビジュアル系のイメージが強い箱だけど、当時はハードコアもポジパンもやったりしてた。
俺はポジい子どもだったので、クソ生意気にLIPSERVICEやLA ROCKAを着て気分だけLORDS PUNKSみたいな感じで界隈をうろうろしてた。
ポジパンのギグはだいたい過疎現場だったので、俺はこの椅子の上に丸まって半分寝ながらライブを観たりしてた。マナーは、ない。その頃から。
ちゃんとバンドを始めてからは、もうポジいバンドはあんまりロクメーには出なくなっていて、俺は「なのこ」って女が主催してたセッションイベントなんかでよくお世話になってた。
LUCY(ひろみね)。古賀ギッシュ。SGZ。真矢。じゅうちゃん。村田。色んな奴とやらせてもらったな。
謎に強い奴ばっかり。なかなかしんどかったよ。
いま、いわゆる「セッション麺」みたいな子たちを俺が馬鹿にしないのは、俺もそんな感じだったぜ、ってことなんだけど。
そんなこんな、自分のバンドでは出てなかったけど、俺の好きな人たちが皆んな出てた箱なので、言うまでもなく良い思い出しかない。
いまではアイドル現場でもすっかりお馴染みの箱で、俺もそっちの現場の数も相当踏んでると思うけど、それでもやっぱりあの頃の記憶の方が鮮明で、強い。
俺はよくXTEENメンなんかに「ライヴってのは、どれほど強烈な一枚絵を残せるかっていう勝負なんだ」とかって話をする。
ロクメーのネオンを背負った、一枚絵の名作。
数え切れないほど、記憶の中にある気がする。
ぜんぶ、自分の生命に等しい大切な記憶だ。
勿論、そんなXTEENの「一枚絵」も。
昨年のさよならロクメーイベントには、せっかく呼んでもらったのに闘病の関係で出演が叶わなかった。
いまでも、壁に貼られた巨大な寄せ書きポスターを見ると、なんとも言えない悔しさが込み上げてくる。
やれやれだぜ。
いまさら、とんでもなく大きなロスに襲われています。
さよなら、昭和インディーズ。平成バンドシーン。
ロクメー。遠藤さん、ぺぺさん。でんさん。しきさん。
本当にありがとうございました。
心から、感謝と敬意を込めて。 December 12, 2025
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