手荷物 トレンド
0post
2025.12.18 01:00
:0% :0% ( 40代 / 女性 )
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
キース・リチャーズの話がでたので、話しておきたいことを思い出しました。
私が『ロンドンに行きたい』というロックファン向けのガイド本を書いていた80年代、1年の半分くらいはロンドンに滞在していました。
ロンドンにはたくさんの倭国人カメラマンが住んで、活動していました。有名なのは #ハービー・山口 さん、#トシ矢嶋 さんなどです。
ミュージシャンのインタビューする時、【倭国のレコード会社】、【取材を依頼したメディア】などがカメラマンを指定します。指定がない時はペニー・スミスやジル・ファーマノスキーに声をかけました。
A氏という男性カメラマン、何でご一緒したのかは記憶にありませんが、仕事が終わって地下鉄まで歩いていると、ガレージの前で車の下にもぐって作業をしているイギリス人に出会いました。どこから見てもキース・リチャーズなんです!(笑)私はあまりにビックリして固まってしまい、Aさんがキースと何か話していましたが、一緒に写真を撮ってもらうなんてことがとっさに浮かびませんでした。本当に、周りに誰もおらず、好きな車に没頭していました。
B氏は私がパリでロニー・ウッドのインタビューをした時、出版社の指名で仕事をしました。ロニーが、取材のあとでパテ・マルコーニ・スタジオに連れて行ってくれたのですが、「残念だけどカメラマンは遠慮してくれ」と釘をさされます。その時の彼は倭国語で4文字言葉をはき、ロニーにも機嫌悪く当たり、失礼な態度であきれました。
この人は私がシド&ナンシーの取材をした時も同行し、あとになって「水上は二人を怖がっていた」「二人が食事に連れて行ってほしいと頼んだのに、お金を渡して解決してやがんの」と触れ回り、非常に問題のある人です。
何度も渡英・帰国を繰り返していたので「帰国ついでに、この写真を倭国の○○出版社に届けて欲しい」と頼まれました。帰国する前の日に、宿泊先までやってきて「手荷物ではなくスーツケースに入れて運んで」と、レコードや資料でパンパンの私のスーツケースに押し込んでいかれるのです。お礼はおにぎり3個。万が一、事故があっても保証はありません。
きちんとしていて仕事が出来る人、という印象を受けたのは、パリで活躍していた #英隆 氏 。パリから東京までの写真を預かり、空港まで運転して送ってくれ、出発口まで見送ってくれました。倭国で出版社に電話をいれると、担当者がおみやげを持ってすぐに受け取りにきてくれました。
カメラマンといっても、腕だけではなく、性格、ビジネスマインド、交際術などもすごく大切なのです。
写真はハービーさんと。撮影は彼のオートカメラ。彼は音楽にも詳しかったし、ミュージシャン・マネージャー・レコード会社からも信頼が篤かったです。 December 12, 2025
1RP
犬猫に声かけられるのは嬉しいけど
粗暴な仙人みたいな知らないお爺さんは
怖いから嫌だ
手荷物で二の腕押されたのも怖い
こんなの続くなら私もう家から出たくない
春まで冬眠していたい December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



