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エバラ食品工業株式会社
中期経営計画「Ebara Reboot 2026」

📌 概要と進捗
・中期経営計画「Ebara Reboot 2026」（2024～2026年度）は、成長への基盤固めのフェーズと位置づけ
・計画名「Reboot」は、原材料やコスト高騰による収益力低下に対し、成長投資と構造変革を通じて再び利益拡大の軌道に乗せるという、グループの再起動の意味
・基本戦略は3つ：
・既存事業／領域を磨きあげ、高収益化を追求
・新市場／新価値創造による新たな成長軌道の確立
・従来の枠組みにとらわれない経営基盤改革の深化
・2024年度の実績： EBITDAが35.4億円（中計目標： 40億円）、海外売上高比率が4.7%（中計目標： 5%以上）、総還元性向が44.1%（中計目標： 50%以上）

📈 成長を牽引するポーション調味料の拡大
・ポーション調味料は近年急成長しているカテゴリー
・「プチッと鍋®」「プチッとうどん®」に加え、新たに「プチッと中華®」が加わった結果、中期経営計画3年間の目標であった売上高10億円の上乗せを1年で達成
・「プチッと中華®」シリーズは、2025年2月の発売から5か月で270万袋を売り上げる好調なスタート
・安定供給体制構築のため、2024年10月に岡山県の津山工場に新たな生産ラインが稼働開始し、東倭国（栃木工場）と西倭国（津山工場）の2拠点体制が整備
・食品スーパーだけでなく、コンビニエンスストア、ドラッグストア、EC（通販チャネル）、会員制ホールセールなど、多様なチャネルで売上を牽引

🧾 数字で見るエバラ食品の強み（2024年度実績）
・シェアNo.1カテゴリー：焼肉のたれ（43.6%）、すき焼きのたれ（59.3%）、浅漬けの素（42.6%）、個食鍋（48.8%）でトップシェアを保持
・ブランド力：ロングセラー商品「黄金の味®」は発売から46年
・人的資本：新卒3年後定着率は100%、平均勤続年数は男性17.3年、女性15.3年
・情報発信力：SNSフォロワー数は約42万人

🌍 海外展開の加速と新たな生産拠点
・2024年度の海外売上高比率は4.7%で着地し、中期経営計画の目標である5%達成を目前
・海外事業をさらに成長させるため、タイに新工場が2024年8月に稼働を開始（当社グループにとって30年ぶりの新工場の一つ）
・タイ工場では、業務用のラーメンスープや肉まわり調味料などを生産し、アジア圏を中心に販路拡大を推進
・海外事業のHQ機能はエバラシンガポールに持たせ、成長投資の立案検討や海外人材の育成を推進
・東アジア・東南アジア地域には、香港、台湾、上海、シンガポール、タイ、マレーシアに海外現地法人を展開 December 12, 2025

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