TSMC トレンド
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2025.12.14 02:00
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間違った理解が広がる前に!
仮にTSMC熊本で4nmが来ても、それでRapidusが不要になるわけではありません!
これからのクラウド/エッジAIはGAAロジック+FinFET/成熟ノードのI/O・ SerDes・電源を組み合わせた「システム半導体」が本体です。
倭国の課題はここ。
✅ RapidusでGAA(2nm)を確立しようとしている
❌ FinFET/I/O・SerDesを担う基盤が国内にない
GAAは必要条件ですが、十分条件ではない。これを補うにはRapidusとTSMC(JASM)は競合ではなく役割分担でこそAIに資する。
「ラピダスは終わった」は技術構造を見ていない短絡的な議論です。 December 12, 2025
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【12月14日・週末市場展望】
SOX急落と日銀利上げ観測で弱気ムード、しかし押し目買い意欲も根強い
週末を迎え、来週の相場展望を整理したい。結論から言えば、全体的に弱気優勢だが、50,000円のサポート意識は極めて強く、押し目買い派との攻防が焦点になると見ている。
■センチメント分析
SOX指数の急落(-4%超)を受け、月曜日は厳しいスタートが想定される。50,000円割れの可能性、悲観シナリオでは47,000円台まで調整するリスクも意識しておきたい。一方で「下げは全部押し目」「月曜は寄り底」との見方も根強い。半導体・ソフトバンクG以外は底堅いという相場の二極化を予想する向きもある。私自身は、現時点でロングを積み増すのは時期尚早との見解だ。
■最重要テーマ:日銀利上げ
12月18-19日の金融政策決定会合で0.25%利上げ(0.5%→0.75%)が有力視されている。実現すれば約30年ぶりの金利水準となる。市場の織り込みは9割超との見方もあり、相当程度反映済みとの意見もある。ただし、日銀利上げ観測に加え、日米長期金利の上昇、半導体急落という三重苦が重なっている。昨年7月の急落局面が想起され、警戒感は強い。米国債・倭国国債ともに10年金利は前日比で上昇しており、金利環境は株式にとって逆風だ。
■半導体セクターの調整
米国半導体株の下落は深刻だ。ブロードコム、AMD、NVIDIA、TSMCなど主要銘柄が軒並み大幅安となった。日経平均はSOXとの連動性が高く、この構造的な特性がリスク要因となっている。
特に注視すべきはAIデータセンター投資への過熱感だ。一部報道によれば、新興企業の中には実際の建設が進んでいない段階で株価が急騰しているケースや、建設費を大幅に上回る融資を求める動きもあるという。AIインフラ整備費用は一部試算で10兆ドル規模とも言われており、バブル的様相を呈している可能性がある。オラクルもOpenAI向けデータセンター完成時期の後ずれ報道で下落しており、AI関連投資の選別が進む兆候と見ている。
■円安の深刻度
通貨問題も見過ごせない。円は主要通貨に対して歴史的な安値圏で推移しており、直近1ヶ月でも数%規模の下落が続いている。スイスフランやポンドに対しても大幅な円安が進行中だ。通貨安は輸出企業にとってプラスとの見方もあるが、購買力の低下は深刻な問題だ。
経済学的には、フィッシャー方程式に基づけば、インフレ率が3%近い水準で推移するなら長期金利が4%程度まで上昇しても不自然ではない。一部エコノミストからは「倭国経済の正常化は金利水準の正常化を伴う」という趣旨の指摘もあり、金利上昇圧力は構造的なものと認識すべきだろう。
■政治リスク:高市政権
高市首相の台湾有事に関する国会答弁が注目を集めている。一部報道によれば、歴代首相が曖昧戦略を維持してきた中で、「存立危機事態になり得る」と踏み込んだ発言をしたとされる。これに対する中国側の反発は強く、外交面での緊張が高まっている。
防衛省発表などによれば、中国・ロシア爆撃機が異例のルートで共同飛行を行ったとの情報もあり、地政学リスクの上昇を意識しておく必要がある。
■インバウンド・不動産の変調
京都を中心にホテル価格の調整が進んでいる。中国人観光客の伸びが鈍化しており、ピーク期には高騰していた宿泊施設が大幅に値下げしている例も報告されている。インバウンド需要の持続性に疑問符がつく状況だ。
日産本社ビルの売却・長期リースバックも話題となっている。PBRが解散価値を大きく下回る水準で推移しており、市場は構造的なリスクを強く織り込んでいると言える。
■来週の見通し
18-19日の日銀会合が最大の焦点。利上げ実施が意識されているが、金曜引け後の植田総裁会見を見極めたい状況で方向感が出づらい。米国ではマイクロン決算、ECB理事会も開催される。高くなれば利益確定売りが出やすく、下げていれば悪材料出尽くし期待の買いが入りやすい展開だろう。
現在の市場予想では、FRBは1月据え置きの可能性が高く、2026年にかけて段階的な利下げを見込む向きが多い。トランプ政権の政策次第では日米金利差が大きく変動するシナリオも意識されている。
50,000円が心理的サポートとして機能するか、来週月曜・火曜で方向が決まる可能性が高い。半導体・AIセクターから他セクターへの資金シフトを注視したい。 December 12, 2025
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