初期型 トレンド
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2025.12.11 06:00
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『寝台特急〔倭国海〕旅行記③』
今日は寝台特急〔倭国海〕に使用されていた寝台部分をご紹介します。晩年の〔倭国海〕に使用されていた車両は青森車両センター所属の24系寝台客車で、初期型で当初三段寝台だった24系24形と後期型の24系25形の組み合わせでした。24系の多くは乗降ドアが折戸タイプですが、青森車両センターには金帯の元北斗星用にグレードアップした車両があり、雪対策として乗降ドアが引き戸タイプ仕様の車両も所属。倭国海はこれら車両の混成で運用されていました。
標準的なB寝台の車内です。ベッドは枕木方向に備え付けられて、上段部分も含めて4席1区画という仕様でした。そのため見知らぬ人が向かい側になることも当たり前。でも向かい側の人とお喋りするのも寝台列車旅の醍醐味でしたね…。上段は窓が無いので不人気ではありましたが、天井が高いので結構ゆったりできる空間があります。窓際の折り畳み式の梯子と転落防止用の帯が特徴ですね。通路の折り畳み椅子を出して、ずっと窓を眺めたという方も多いのではないでしょうか…。
(写真1枚目・2枚目)
A寝台は個室ではなく、24系では少数派だったプルマン式開放型。通路を挟んで線路方向両側に寝台を設置した構造で、通路の赤いカーペットがリッチ感を演出していました。ベッド幅はB寝台に比べて結構広く、ゆったりくつろげます。下段は大きな窓を独り占め!眠らずにずっと車窓を眺めていた人は私だけではないと思います(笑)。上段も同様にベッドが広いのですが、窓は外の様子を見る為だけの小さな確認窓。車窓を見たい人はデッキ近くのボックスラウンジ席へも行きました。ただ夜の早い内は酒盛りやっているグループも多くいたので、それこそ早い者勝ち…(笑)。
(写真3枚目・4枚目)
今日はここまで…。 次回は敦賀から金沢までの『倭国海』の旅をご紹介します。
カメラ:Nikon D700
レンズ:AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED December 12, 2025
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