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債券市場
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2025.11.29 04:00
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JPモルガンがIBIT連動の構造化ノートを発行し、318兆ドルの債券市場にビットコインが接続。機関投資家が安全にBTCエクスポージャーを得られ、金融の主流化が加速している。
JPモルガンが、ビットコインをブラックロックの現物ETF「IBIT」を通じて伝統的な債券市場へ取り込む新しいStructured Note(構造化ノート)を発表した、という内容です。世界の債券・固定所得市場は約318兆ドル規模であり、そこにビットコインが直接つながり始めた点が重要だと説明されています。
この構造化ノートは、投資家がビットコインそのものを買わずに、IBITの価格に連動したリターンを得られる商品です。さらにビットコイン価格が30%以上下落しない限り、一定の下落保護がついています。2026年に価格が上がっていれば最低利回りが保証され、もし上がらなければ満期が2028年まで延長され、その際は上昇分の1.5倍がリターンになる仕組みです。
これにより、保守的な機関投資家でも、ビットコインを買わず、保管せず、暗号資産取引所を使わずにビットコインへのエクスポージャー(価格連動の投資)を得られるようになります。
JPモルガンがこれを始めた理由として、銀行がビットコイン需要の増加を認識しており、ブラックロック、フィデリティのETFに対抗するため独自商品が必要だから、と説明されています。構造化商品は銀行にとって手数料収入が高いことも背景です。
マイケル・セイラーの戦略「負債を調達してビットコインに変え、長期の優良担保として扱う」についても触れられ、JPモルガンはビットコインを直接買う代わりに、債券市場とビットコインを金融商品で接続するという“別の形の同じ戦略”を取っていると指摘しています。これはセイラーが予測していた「ビットコインの制度化」が現実に進んでいる例だと語られています。
最終的に、この動きは「金融の主流にビットコインが組み込まれていくプロセス」であり、銀行がビットコイン関連商品を作り始めれば、それは不可逆的な流れになると締めくくられています。 November 11, 2025
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