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2025.12.11 11:00
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【インフルエンザとSARS-CoV-2との決定的な違い——脳と髄膜にスパイクタンパク】
🟥 論文概要
本論文は、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質が脳とその周辺に蓄積し、神経学的後遺症(いわゆるロングCOVID)に関与している可能性を検討した研究である。研究はマウスモデルを用い、インフルエンザウイルスとの比較も行っている。
🟥 実験方法
研究チームは、マウスにSARS-CoV-2のスパイクタンパク質またはインフルエンザのHAタンパク質を静脈内投与し、蛍光3Dイメージング技術を用いてそれらの体内分布を可視化した。主に肺・頭蓋骨・髄膜・脳領域の観察が行われた。
🟥 主な結果
🔹スパイクタンパクの拡散性
🔸SARS-CoV-2スパイクタンパクは、肺にとどまらず、頭蓋骨、髄膜、そして脳にまで拡がることが確認された。特に、脳と髄膜の接合部(Skull–Meninges–Brain Axis)において顕著に蓄積していた。
🔹インフルエンザとの違い
🔸インフルエンザウイルスのHAタンパクは、肺に局在し、他の部位には拡散しなかった。このことから、SARS-CoV-2は従来の呼吸器ウイルスと異なり、神経系へも到達・影響する性質を持つことが示唆された。
🔹炎症と免疫活性
🔸スパイクタンパクが蓄積した部位では、ミクログリア(脳の免疫細胞)の活性化や炎症性サイトカインの増加が観察された。これは神経炎症を引き起こす可能性がある。
🔹新たに示された経路
🔸スパイクタンパクは、頭蓋骨内部の血管や骨髄腔を経由して、髄膜と脳に到達することが示唆された。この経路は「頭蓋–髄膜–脳軸*と呼ばれ、SARS-CoV-2の神経指向性を理解する鍵となる。
🟥 臨床的な意義
これらの知見は、COVID-19の後遺症に見られるブレインフォグや認知障害などの神経症状の原因として、スパイクタンパクの持続的な蓄積が関与している可能性を強く示唆している。SARS-CoV-2は、単なる呼吸器感染症ではなく、全身性かつ神経系をも侵すウイルスであると理解すべきである。
🟥 結論
SARS-CoV-2のスパイクタンパクは、肺だけでなく脳の周辺にも蓄積し、炎症を引き起こすことで長期的な神経障害を引き起こす可能性がある。一方、インフルエンザはそのような挙動を示さなかった。これにより、COVID-19とインフルエンザが質的に異なる感染症であることが強調された。
🔗https://t.co/fmufHyoz2l
SARS‑CoV‑2 Spike Protein Accumulation in the Skull‑Meninges‑Brain Axis: Potential Implications for Long‑Term Neurological Complications in Post‑COVID‑19
#COVID #MaskUp #マスク着用 #手洗い #換気 #3密回避(密閉・密集・密接) December 12, 2025
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