−9℃。白ドレス。人生初の北海道🤍❄️☃️
銀世界の美しさを感じて最高にHappy💕✨ https://t.co/cOzWsco67m https://t.co/VdylCyndGb December 12, 2025

#チームフェノミナ
#冬の怪談2025

第七夜
「美食家の愛」
ソイラテ

彼女と付き合い始めて、どれぐらい経っただろうか。雪深い街の、カウンターだけの小さなフレンチビストロ。偶然隣り合って言葉を交わすうち、あっという間に意気投合し、その日のうちに彼女の部屋で「そういう」関係になった。

もっとも僕は妻子を残し単身赴任でこの地にやってきている漂泊者で、彼女とはいわゆる不倫の関係だ。それでも感性が合い、頭が切れて美しい彼女にいけないことだとは理解しながら僕は夢中だったし、彼女も同じ気持ちでいてくれていたと思う。

出会いの場がビストロだったことに象徴されるように、僕も彼女も美味しいものを食べるのが好きだった。同僚に見られないよう個室のあるレストランに足を運んだり、時には料理が良いと有名な宿に泊まりに行くこともあったが、専ら彼女の部屋で手料理を振る舞ってもらうことが多かった。彼女は料理もプロはだしで、定番の家庭料理はもちろん珍しい食材やジビエを使ったメニューまでレパートリー豊富で、「胃袋を掴まれた」とはまさにこの状態を指す言葉だった。

食事の後に肌を重ねても、彼女は決して「奥さんと別れて」「私のものになって」とは言わない。ただ「あなたのこと食べてしまいたい」と熱の籠った目で僕を見つめ、実際に肌に軽い噛み跡を付ける。それすらも心地よく、僕はされるがままになっていた。

ずっとこんな日が続けばいいと思っていたが、それは叶わぬ望みだった。春の異動の辞令が出て、この地を離れなければいけない日が来た。本心はここにいたい、彼女といたい。だが中学受験を控えた子どものことを考えると、家族を捨てて彼女を選ぶということはどうしてもできなかった。その決断にも彼女は何も言わず、「じゃあ、最後の晩餐をしないとね。腕によりをかけて美味しいもの作るから」と微笑む。

別れの日は、3月だというのにしんしんと雪が降り、外は一面の銀世界となった。暖かい家の中でいつものようにキッチンに向かう彼女の背中を切ない思いで眺めていると、急に彼女が「ねえ、雪室熟成肉って知ってる？」と口を開いた。「ん、何それ？ああ、でも熟成ってことは低温管理だよね。それを雪でするの？」「そう、このあたりでは昔から冬に積もった雪で雪室を作って食品を保存してたの。天然の冷蔵庫なんだけど、ここでお肉を熟成させると柔らかくなるし旨味が増すんだよ」「そうなんだ、美味しそうだね。食べてみたいなあ」「…そうね」

肉を捌いていた包丁を手にしたまま、彼女が振り向く。「ねえ私、いつも『あなたのこと食べてしまいたい』って言ってたでしょう。あれ、本気だったって言ったらどうする？」「え？」「あなたが奥さんと別れず私のものになってくれないなら、いっそ食べてしまいたいと思っていたの。そうしたら、本当の意味で一つになれるでしょう？」「いや、それは…今までそんなこと一言も言わなかったじゃないか。っていうか怖いって笑」「だからね、思いついたの。今日って、ちょうど雪室熟成肉を仕込むのにいい日だって思わない？」

僕はその時、どんな顔をしていたのだろうか。彼女のいつもの美しい笑顔を見たのを最期に、僕の記憶は途切れた。 December 12, 2025

おはようございます😃
今朝は銀世界になりました☃️
雪が降るといつも聞こえている車の走る音が吸収されてしまうのかとっても静か、そろそろ根雪になってしまうかな〜、溶けてほしい5℃予報太陽頑張れ！今日は忘れていた年賀状を仕上げなくっちゃ。
皆さまにも暖かくして安らぎの日曜を〜🍀 https://t.co/VAoLQJRj3r December 12, 2025

泣くとは別ベクトルで今回よかったのは"白い雪のプリンセスは"も最高でした. 歌声が低めだったのとあまりにも優しく歌われるから白銀世界に舞い降りてきたばぁう王子かと思いましただいすき. ばぁうくんの歌声や言葉､存在があるから私はばぁうくんの為だけに生きていられます. これからもずっと December 12, 2025

Twitterで見たロシアでサンバは生まれないしブラジルでドストエフスキーが生まれないじゃないけど、豪雪地帯出身者からスノースマイルは生まれないし積雪量の少ない地域出身者から銀世界やホワイトアウトは生まれないよな〜というのを今日のライブで聞いて改めて思いましたわね December 12, 2025

銀世界でさ、静かで素敵なんだけどさ。積雪だけはちょっとｗ December 12, 2025