VPN トレンド
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2025.11.29 04:00
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アサヒさんのランサム事案の記者会見(QA含む約2時間)からセキュリティクラスタ的に気になるであろう箇所をピックしました。以下16項目でまとめています。
・2025年9月29日(月)午前7時頃システム障害が発生し被害確認。詳細な日時は未特定だが約10日ほど前に同社グループ内の拠点にあるNW機器を経由し侵入。その後主要なDCに入り込みパスワードの脆弱性を突いて管理者権限を奪取し移動を行い、主に業務時間外に複数サーバに偵察侵入し、アクセス権認証サーバからランサムウェアが一斉実行され起動中のサーバやパソコンが暗号化された。
・被害発覚の10日ほど前から侵入されていた可能性があるが、その間は導入していたEDRでは検知できなかった。攻撃が高度で巧妙であったため。EDRのレベルをより上げる課題がある。強化して監視の仕組みも見直す。
・侵入経路はNW機器。VPN機器かどうかはセキュリティの都合から明言出来ないが世間の想像とそう違いはないと思います、ということで留めたい。入口になり得る"脆弱性"の改善は完了済み(※この"脆弱性"という言葉は社長発言だが狭義の既知脆弱性=CVEという意味では使ってなさそう)。VPN機器は存在していたが対応過程で廃止済み。
・被害が拡大しないよう安全性を確保しながら慎重に復旧を進めたため時間を要した。バックアップデータは取得しておりそれが生きていたことは幸いだった。バックアップは複数媒体で取得していた。大部分が健全な状態で保たれていた。
・明確な個人情報の漏洩は、従業員に貸与したPCの情報を確認しているが、システムからのデータ漏洩は未確認で可能性として考えている。
・社員の個人貸与PCに情報を残すことは許可しておらずクラウド保存をポリシーで定めていたが、一時的に保管していた個人の情報が残っておりそのタイミングで攻撃がきた。
・工場現場を動かすOT領域は一切影響を受けておらず無傷で、工場は通常稼働ができる状態だった。出荷関係のシステム被害により作っても持って行き先がないので製造に結果的に影響が出た。システムを使わないExcelなどで人力での出荷で対応していた。
・NISTフレームワークに沿った成熟度診断は実施しており一定以上のアセスメントが出来ていたため十分な対策を保持していると考えていた。外部のホワイトハッカーによる模擬攻撃も実施してリスク対処をしていたので、必要かつ十分なセキュリティ対策は取ってたと判断していた。しかし今回の攻撃はそれを超える高度で巧妙なものだった。
・被害範囲は主にDC内のサーバとそこから繋がってるパソコン。端末台数は37台。サーバ台数は明言できない。
・攻撃者に対する身代金は支払っていない。攻撃者と接触もしていない。脅迫も請求も直接は受けてない。
・身代金支払い要求への対応については障害早期では当然考えたが、バックアップあり自力復旧ができること、支払っても復旧できない事例があること、支払いが漏れた場合他の攻撃者からも狙われるリスクがあるため、慎重に捉えていた。反社会勢力への支払いのぜひもその前段階から相当ネガティブな懸念としてあった。復号キーがきたとしても復元にすごく時間がかかるという認識もしたので要求がきてもおそらく支払ってない。
・現場対応は非常に負担が大きく長時間労働等を懸念していた。リーダとして社員の健康が一番大事で命を削ってまで対応しなくて良いということをトップから繰り返し全社発信していた。対応を支援してくれた外部ベンダにも伝えていた。
・自然災害含む経営リスクに関して10個のリスクを定めてサイバーリスクも含めて十分な対策を取っていたと思っていたがより高度化しないといけない教訓となった。他のリスク項目も対策を見直す。
・他社には、経験からの教訓として、全体を広く見て対策を最新に保つことの必要性を伝えたい。結果的に全体として脆弱性を見れてなかったので、ないと思ったところにあったので侵入されたし、対策も最新、最強でなかったので障害が発生したので、それを裏返ししてほしい。
・経営者はテクノロジーやITに興味を持ってるというだけでは済まない。全てに気を配り対策に踏み込めるようなところまで入っていくべきということを実感した。知見を高めガバナンスに活かしていくべき。
・セキュリティの都合で開示できない情報は多々あるが、社会のために情報をより公開すべきというのは認識しており状況が整ったら検討したい。
記者会見動画リンク
https://t.co/2bG06AK1pH November 11, 2025
12RP
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edgeX @edgeX_exchange ユーザーが日中韓に集中しており、比較としてLighter @Lighter_xyz は欧米圏にリーチできている、という話。
私もなんとなく、というか少なくともedgeXについてはコミュニティのユーザーを見てもアジアに集中しているというのはすぐに分かる話で、雰囲気で理解していた部分があったのだけど、改めてデータを見るといろいろ見えてきたかも?という話。
✅まず、「利用規約」。
-edgeX
米国またはカナダに居住、所在、法人化、または登録事務所を有する個人または団体(以下、総称して「ブロック対象者」)にはご利用いただけません。
https://t.co/QOJs4ttKZX
-Lighter
当社のサービスは、米国、カナダ、英国、中国、北朝鮮、ロシア、ウクライナ、キューバ、イラン、ベネズエラ、またはシリアに居住、所在、法人化、または登録事務所もしくは主たる事業所を有する個人または団体向けに開発されたものではなく、また、これらの個人または団体はこれらの個人または団体を利用することはできません。
https://t.co/xWWl9QTxuH
むむむ...
(というか、よくよく考えたらそうか...みたいな...)
で、Lighterへの国別アクセス分布が見られるサイトがあったので、引用。
データは最新が10月だったので、それを。
上位から、インド、メキシコ、インドネシア、ドイツ、米国となっている。
ここで米国が出てくるのは、VPNとかなのかなぁ?
というのは、利用禁止国からアクセスすると、Lighterについては「You are accessing Lighter from a restricted jurisdiction so functionality is blocked」というメッセージが出て使えないぽい。(Xで検索するとポストしている人もいたので、実際そうなのでしょう)
ということで、上記が正しいとすれば「Lighterが欧米にリーチできている」ということ自体はそのとおりかもしれないが、おそらく、少なくとも私のイメージとは少し違う結果で、実際には上記のような新興国ユーザーが多そう、という感じかな?
VCが欧米系ということも、そのイメージをより強く印象付けているのかもしれない。
edgeXについては技術的にアクセスブロックはされていなさそうという情報を見つけたが、実際のところは不明。
ただいずれにしても、繰り返しだけど日中韓アジアのユーザーが大部分を占めるでしょう。
で、米国ですが、CFTC規則により未登録プラットフォームはサービス提供出来ない、と。
edgeXは米国でイベントをしていたけど、これはコミュニティイベントであってサービス提供ではないため、規制違反にはならない、という建付けのようだ。
欧州は...規約にも利用禁止国の指定はないので、やはりアジアへの集中マーケティングでこれから、、という感じか?
ということで、よく言われている「edgeXはアジア中心、こんなに収益も凄いのになぜ欧米であまり言及されていないの?」と、その比較としてのLighterそれぞれについてちょっと調べてみました。
あくまで自分が調べたらこんな感じだったけど、というものなので、誤りがあればご指摘ください。 November 11, 2025
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