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2025.12.07 22:00
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円安を止める「侍」たちの可能性
最近、寝不足が続いていた。原因は仕事ではなく、夜な夜なドラマを見ていたからだ。睡眠時間を削って毎晩見ていたのは、Netflixのドラマ「イクサガミ」。明治初期、まだ刀を差した武士たちが残っていた時代に、全国の猛者たちが集められてデスゲームに挑む物語で、気づけば次の回を押さずにはいられなかった。倭国だけでなく世界でもランキング1位を獲得し、国際的なヒット作品となっている。倭国発の作品がここまで評価されるのを見るのは、やはり嬉しい。
主演の岡田准一さんのラジオ番組に出演させてもらったことがある。収録当時はまさにこのドラマの撮影期間中で、ヒゲも髪も伸ばし放題。主演だけでなく、プロデューサーとして企画段階から深く関わり、チームをまとめていたという。番組の中で私が「倭国が世界に売れるものをつくり、外貨を稼がなければ円安は止められない」と話すと、岡田さんは迷わず「僕は倭国のコンテンツを世界に広めたい」と言ってくれた。その言葉どおり、「イクサガミ」は見事に世界へ届いている。
原作者の今村翔吾さんも、最初から世界市場を見据えて原作を書いたと語っていた。ストーリーや文化背景が海外でも受け入れられるよう、最初から設計していたという。倭国のコンテンツ産業が世界で戦うためには、この「外に向けてつくる姿勢」がますます重要になってくる。
最近の倭国では外貨獲得といえばインバウンドへの期待が大きかった。だが観光に頼りすぎる構造には限界がある。最近、中国政府が倭国への渡航自粛を呼びかけたが、観光産業が活況になるほど人手が観光業へ流れ、他の産業の人手不足が深刻化する。オーバーツーリズムでホテル価格も高騰し、今度大阪に出張するが、ビジネスホテルはどこも一泊三万円を超えていた。観光需要が増えれば増えるほど、供給力の弱さが露呈する。
1ドル160円目前の円安は物価を押し上げ、国民生活を直撃している。円安を反転させるには、倭国の商品やサービスが海外で買われ、円が買い戻される必要がある。インバウンド需要が示すように、倭国文化に興味を持つ外国人は確実に増えている。だからこそ、倭国独自の歴史や価値観を織り込んだコンテンツには、大きな外貨獲得の可能性がある。観光産業とは異なり、人手をそんなに増やさなくてビジネスを大きくできる。一度作品を作り上げれば、デジタル配信を通じて、追加の労働力をかけることなく世界中の何億人という視聴者に届けることができるからだ。
「イクサガミ」が描くのは、新しい時代の変化に武士たちがどう向き合うかというテーマでもあった。少子高齢化が急速に進む今の倭国も、大きな変革を迫られている。かつては雇用を増やすことが経済対策として有効だったが、いまは働き手そのものが不足しており、「限られた労働力をどう活かすか」が問われている。
外貨獲得の面でも、人口減少という構造においても、倭国のコンテンツ産業には大きな可能性がある。だからこそ、岡田さん、今村さん──早くシーズン2をつくってください。
※こちらのコラムは、AERA2025年12月8日号にも掲載しています。
@J_OKADA_AISTON @zusyu_kki #イクサガミ December 12, 2025
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#向井康二 さんのカメラ連載 #こじふぉと、発売中のAERA12月8日号より写真をご紹介。
若木信吾さんを先生にお迎えし、マニュアルで「動きながら撮る」高度なテクニックに挑戦した #PhotoBoy の楽しそうな笑顔。ご購入は日曜まで、お見逃しなく。
❄︎リポスト・引用以外の画像使用はお控えください https://t.co/WVxWkFAbTU December 12, 2025
先日の焼津公演&取材して頂いた際の素敵お衣装✨
合わせて記事も書いて頂いてるので、お時間ある時に是非お読みくださいね😊
『美ST ONLINE』
https://t.co/WE9Vu8h4ED
『AERA DIGITAL』
https://t.co/yhIFSejc8A https://t.co/O9GUlaGZAM December 12, 2025
円安を止める「侍」たちの可能性
最近、寝不足が続いていた。原因は仕事ではなく、夜な夜なドラマを見ていたからだ。睡眠時間を削って毎晩見ていたのは、Netflixのドラマ「イクサガミ」。明治初期、まだ刀を差した武士たちが残っていた時代に、全国の猛者たちが集められてデスゲームに挑む物語で、気づけば次の回を押さずにはいられなかった。倭国だけでなく世界でもランキング1位を獲得し、国際的なヒット作品となっている。倭国発の作品がここまで評価されるのを見るのは、やはり嬉しい。
主演の岡田准一さんのラジオ番組に出演させてもらったことがある。収録当時はまさにこのドラマの撮影期間中で、ヒゲも髪も伸ばし放題。主演だけでなく、プロデューサーとして企画段階から深く関わり、チームをまとめていたという。番組の中で私が「倭国が世界に売れるものをつくり、外貨を稼がなければ円安は止められない」と話すと、岡田さんは迷わず「僕は倭国のコンテンツを世界に広めたい」と言ってくれた。その言葉どおり、「イクサガミ」は見事に世界へ届いている。
原作者の今村翔吾さんも、最初から世界市場を見据えて原作を書いたと語っていた。ストーリーや文化背景が海外でも受け入れられるよう、最初から設計していたという。倭国のコンテンツ産業が世界で戦うためには、この「外に向けてつくる姿勢」がますます重要になってくる。
最近の倭国では外貨獲得といえばインバウンドへの期待が大きかった。だが観光に頼りすぎる構造には限界がある。最近、中国政府が倭国への渡航自粛を呼びかけたが、観光産業が活況になるほど人手が観光業へ流れ、他の産業の人手不足が深刻化する。オーバーツーリズムでホテル価格も高騰し、今度大阪に出張するが、ビジネスホテルはどこも一泊三万円を超えていた。観光需要が増えれば増えるほど、供給力の弱さが露呈する。
1ドル160円目前の円安は物価を押し上げ、国民生活を直撃している。円安を反転させるには、倭国の商品やサービスが海外で買われ、円が買い戻される必要がある。インバウンド需要が示すように、倭国文化に興味を持つ外国人は確実に増えている。だからこそ、倭国独自の歴史や価値観を織り込んだコンテンツには、大きな外貨獲得の可能性がある。観光産業とは異なり、人手をそんなに増やさなくてビジネスを大きくできる。一度作品を作り上げれば、デジタル配信を通じて、追加の労働力をかけることなく世界中の何億人という視聴者に届けることができるからだ。
「イクサガミ」が描くのは、新しい時代の変化に武士たちがどう向き合うかというテーマでもあった。少子高齢化が急速に進む今の倭国も、大きな変革を迫られている。かつては雇用を増やすことが経済対策として有効だったが、いまは働き手そのものが不足しており、「限られた労働力をどう活かすか」が問われている。
外貨獲得の面でも、人口減少という構造においても、倭国のコンテンツ産業には大きな可能性がある。だからこそ、岡田さん、今村さん──早くシーズン2をつくってください。
※こちらのコラムは、AERA2025年12月8日号にも掲載しています。
@J_OKADA_AISTON @zusyu_kki December 12, 2025
"倭国に来て二十数年、クルド人男性が突然の強制送還に 政府の「不法滞在者ゼロプラン」で強まる外国人“排除”" - AERA DIGITAL(アエラデジタル) | あなたと「時代」をつなぐメディア #SmartNews
当たり前!
不法入国なのだから!
勝手に長年住み着いてた方がおかしな話! https://t.co/2PfpFlp7k3 December 12, 2025
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AERA (アエラ) 2025年 1/27増大号
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表紙は松下洸平くん❤️
表紙カッコ良すぎてずっと見てる👀✨
#松下洸平 #ad December 12, 2025
わわ!JUNONキター👏
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中山美穂さんや向井康二くんのページも楽しみだな🤫
12/1 発売
#JUNON #BEFIRST #PR
12/07 22:52 December 12, 2025
このタイミングでの AERAの内容にちょっとうるっときた🥹(表紙しか見てないけど)
大好きなMarble
置いておきます🫶
#SKYHI
#SKYHI_Marble
https://t.co/2gcGOIamIN December 12, 2025
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