魔法陣 トレンド
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2025.11.30 21:00
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『魔王の娘』
X特別編① アカウントをロックされたので、魔物ごと解除します
⸻
その日、魔王城の書庫は、やけにぴりぴりしていた。
原因はひとつ。
「……ロック、って、なに?」
りんは首をかしげたまま、ミラーデバイス──魔界と人間界の両方につながる魔導端末──の画面をぽちぽち叩いていた。
そこには、見慣れた黒い画面と、見慣れない白い文字。
『不審な活動を検知したため、あなたのアカウントはロックされました』
「不審な活動って、りん、昨日なにしたっけ?」
「寝る前に“今日のごはんおいしかった〜”ってポストしてましたよね」
テーブルの上、ぺたりと座ったネネが、尻尾をぴくぴくさせながら言う。
「あと“ネネ可愛い”も」
「それのどこが不審なんですか」
ネネの耳がぴんと立つ。
「魔界SNS《X(クロス)》側から見たら、過剰な親バカポストかもしれませんね……」
「親バカはパパだよ?」
「そうでした」
りんがもう一度画面をタップした、その瞬間だった。
ミラーデバイスの奥から、黒いもやがふつふつとわき上がる。
「……え?」
ぼこり、と画面がふくらみ、ひび割れたかと思うと──
「ロォォォォック……!」
黒霧が竜巻のように渦を巻き、巨大な影が書庫いっぱいに立ち上がった。
「ぎゃっ!?」
りんは椅子ごとひっくり返る。ネネは椅子から飛び降り、瞬時にりんの前へ跳び出した。
「お嬢、下がって!」
黒い影は、やがてひとつの形になる。
無数の鍵穴がびっしり並んだ装甲。
顔の中央には、大きな×印のロゴ。
その胸部には“制限中”と書かれた札までぶら下がっている。
アカウントロックモンスター・X。
「ふ……不審ナ投稿ヲ検出……。魔力拡散率……規定値超エタ……」
「規定値?」
りんはネネの背中から顔だけ出した。
「りん、ただ“可愛い”とか“きれい”って言ってるだけだよ?」
「ソレガ問題……! フォロワー増加速度、エンゲージメント率、異常……!
放置スレバ、《世界トレンド》乗ル可能性……」
「ほめられてる気がするんだけど……?」
りんはこてんと首を傾げる。
ロックモンスターXは、ぎしぎしと身体を鳴らしながら腕を振り上げた。拳にも巨大な錠前がついている。
「危険アカウント、即時封鎖……! 発信者ノ自由ヲ、制限スル……!」
「発信の自由を奪うって、けっこう悪役だね!?」
ネネの耳がぴくんと震える。
「書庫で暴れる気ですか……本に埃が立つでしょうが!」
「そこ!?」
りんのツッコミが追いつかない。
鍵だらけの拳が振り下ろされる──その前に、りんの身体がふっと浮き上がった。
「わっ」
足元に、淡い群青色の魔法陣が咲いたのだ。
「お嬢!」
ネネの叫びと同時に、りんはふわりと空中へ跳ぶ。ローツインテールが光を抱えたまま、さらさらとなびく。
「も〜……書庫で暴れたら本が可哀想でしょ」
りんは空中でくるりと回りながら、指先を鳴らした。
夜明け前の空みたいな魔力が、ぱあっと広がる。
「場所、移動〜」
次の瞬間、書庫の景色が一瞬にして塗り替えられた。
りんとネネとロックモンスターXは、魔王城の外れ、誰も近づかない崖の上へ転移していた。
黒い空に、遠く魔王城の尖塔だけが見える。
「転移魔法を“ついで”みたいに使わないでください……!」
ネネが額を押さえる。
「だってここなら、ちょっとくらい派手にやっても平気でしょ?」
「ちょっと、で済めばいいですけどね!」
🔽つづきます November 11, 2025
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