🚨🐸iqd rv: イラク、海上輸送に進出 ― ウム・カスルからドバイへの高速ルート、12月17日就航

🌊「水面を注視せよ」

シャファク・ニュース ― バスラ
イラクは、同国の主要商業港であるウム・カスルとドバイのラシッド港を結ぶ新たな海上輸送サービスを開始する準備を進めていると、情報筋が土曜日に明らかにした。

バスラ県南部に位置するウム・カスルは、イラクの海上貿易と輸入の大部分の主要玄関口であり、ラシッド港は地域の貨物輸送を扱うドバイの物流拠点の一つとして確立されている。

情報筋はシャファク通信に対し、このサービスはDPワールド・エクスプレスというロールオン・ロールオフ船を使用して運航されると述べた。同船は約5,000万ドルの価値があり、1回の航海で145台のトレーラートラックを積載可能で、初航海は今月17日の予定だという。

情報筋によると、この航路は湾岸諸国とトルコやオマーンなどの次の目的地との間の輸送時間を大幅に短縮すると見込まれており、通常陸路で約10日かかる旅程が、ウム・カスル経由であれば約36時間に短縮される。

イラク国営港湾総公社（GCPI）はこのサービスの開始を歓迎した。ファルハン・アル・ファルトゥーシ総裁は、このサービスによりイラクのロールオン・ロールオフ貨物の取り扱い能力が向上し、南部の港湾を通じた迅速な海上輸送の選択肢が拡大すると述べた。

「この新路線は、陸上輸送への依存度を軽減し、貨物輸送を迅速化し、トレーラートラックとその運転手による直接的な輸送ソリューションを提供する」と、アル・ファルトゥーシ氏はシャファク通信に語った。

GCPIは、円滑な運航を確保するためにウム・カスル港で必要な運用要件を整備中だと述べ、この路線はイラクとアラブ首長国連邦間の貿易を支援し、地域のサプライチェーンを改善し、イラク港湾の競争力を高めるだろうと付け加えた。

同社の統計によると、イラクの商業港は今年上半期に2,200万トン以上の貨物を取り扱い、約1,500隻の船舶を受け入れた。7月には、ウム・カスル港だけで9万3,000個以上のコンテナと100万トン以上の輸送量が記録された。 December 12, 2025