「計算尺」がアニメ化されるなんて、本当にすごいことだと思う。
今の人で、使える人はいったいどれくらいいるんだろう？

そして宮崎駿さん。
どうしてあんなにも飛行船に詳しいのかな？——そう思って少し調べてみたら、戦時中に“飛行機を作る家”に生まれた、という話を読んだことがある👀

うちの祖父も「計算尺」を使って、棚や収納などの生活小物を作っていた。
横には対数表や sin・cos の表も置いてあって、その値を見ながら計算尺をカシャカシャと動かし、スッと線を引いていた。
幼い私はその姿を「じいちゃん、かっこいいなぁ」と思いながら、よくそばで眺めていた😊

計算尺をよく見ていたのは、幼稚園から小1・小2くらいの頃。
作業を手伝いながら、祖父から sin, cos, tan と log の関係を教えてもらっていて、もしかしたら当時、体感的に理解していたのかもしれない。
だから中学でそれらを習ったとき、「あぁ、あれね？👀」とすんなり理解できた。じいちゃんのおかげだ。

祖父は大正12年生まれ。
戦争中は内地で飛行機の整備兵をしていて、工業高校を卒業後に空軍へ配属された。
多くを語る人ではなかったけれど、自分と同じ年頃の仲間が特攻で飛んでいくのを見るのは、身を切られる思いだった、と話してくれたことがある🥹

戦後は村役場で公務員として勤め、親切で優しく、そして礼儀に厳しいところもあった。
私はそんなじいちゃんが大好きで——気づけば、性格がじいちゃんそっくりな人と結婚していた😆

父はよく言っていた。

「お前は、俺が一番苦手なタイプと結婚した…」

父は自分の父、つまり私の祖父が苦手だったらしい。
でも祖父は、私にはとびきり甘かった😊
じいちゃんのおかげで、紆余曲折はありながらも、失墜せず、私の人生は保てたかもしれない。 December 12, 2025

飛行船! 初めて見たかも⁉︎ https://t.co/wyiLV6NBi6 December 12, 2025

@hamakuma 飛行船のね！気になってる
ただ私しか食べないだろうし
贅沢品よな〜と思ってw December 12, 2025