霧雨魔理沙 トレンド
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2025.12.04 06:00
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「ピスタチオって高いけどうまいよな」
「いきなり誰ですかあなた」
ある日、我が家に知らないおじさんがいた。いたんだからしょうがない。おじさんはピスタチオを食べていた。
「テレポートしちゃってさ」
おじさんは言う。
「俺テレポート体質なんだ」
「知りません。帰ってください」
「ここ。なに県?」
おじさんはそう言いながらピスタチオの袋をこちらに向ける。ふつうなら知らないおじさんから食い物をもらうことなどないのだが、俺はもう半日も何も食ってなかったし、ピスタチオに目がない。かつおれは昼のあいだピスタチオ食いてえと思い続けていたのだ。
「それだよ。きみのピスタチオ欲求がおれをここにテレポートさせたワケ」
おじさんはピスタチオの袋をこちらに向けたまま言う。おれはまだ何も言ってないのに。
「テレパスってやつよ。心が読めるのさ」
おじさんは言う。
おれはまだ半信半疑だったので、ひとつ試してやろうと、頭の中で「超クソ長いマフラーを巻いた結果頭部がトイレットペーパーみたいになっているタキシードの男がバイオリンを弾いている」姿を思い描いてみた。
「試すの早いなあ。そういう言葉にしづらいのやめてくれる。頭部がマフラーになってるタキシードの男でしょ? あとそれバイオリンじゃないよ。でかいのはコントラバスな」
おじさんはおれの心を正確に読んだあげく、おれの無知まで指摘した。これは本物のエスパーだ。ならこのピスタチオも食っていいだろう。おれはそう判断した。
「ピスタチオって殻もいい匂いするよな」
おれがピスタチオを3粒ぐらい食ったあたりで男は言った。そうだ。おれはピスタチオの殻の匂いが好きで、わざわざ殻を集めて枕に入れることまでしている。かなり硬い枕になる。
「あの枕? すげえな。裁縫できるんだ」
おじさんは言う。しゃべんなくていいって楽だなあ。
でも、しゃべんないのもなんなので、おじさんと少し会話をした。
「俺ぐらいになると生のピスタチオから煎るからね。サイズはアメリカ産、香りはイラン産がいいんだよ」
「そうかい」
「ちなみに生のピスタチオも甘くてまたいける」
「こんなにピスタチオに凝ってるやつ初めて見た」
「おじさんはどうやってエスパーになったの?」
「米軍」
「米軍かあ…」
「米軍にそういう施設があってさ。エスパー養成みたいな。外に出れないんだけど。おれはテレポートできたから」
「テレポートできてよかったね」
「たまにこうやって発動しちまうから困るよ」
「エスパーも困りもんだなあ。仕事は何してるの」
「タロット占い師」
「心読めるなら楽勝じゃん」
「そうだよ。みんな未来について知りたいって言うより相談がしたいんだからな。じゃあ帰るわ」
おじさんはピスタチオを置いて帰っていった。
「あっ帰りは歩くんだ」
「テレポートばっかりだと体に悪いからな。思ったより近所だったし。じゃあな。ピスタチオ男」
おじさんはそう言って帰っていった。
おれは残されたピスタチオを食いながら、おじさんの人生について想像したが、あまりそれについて考えることもなかったので、仕事で作っているゆっくり動画の編集に戻った。
「ゆっくり霊夢だよ」
「ゆっくり魔理沙だぜ」
「今日のゆっくり超心理チャンネルは米軍の超能力実験について解説するぜ」
「超能力って本当にあるのかしら」 December 12, 2025
文字部コピペ
「【第46回原子力規制委員会(2025年12月03日)】
霊夢と魔理沙の解説
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**霊夢**「今回の会合は、放射線防災専門官の仕事の現状とこれからって内容ね。」
**魔理沙**「防災専門官って、災害時に現場で指揮をとる人たちでしょ?結構重要そうだな。」
**霊夢**「そう。EMCっていう現地モニタリングセンターの立ち上げから、訓練、機材管理、自治体支援まで全部担当してるの。」
**魔理沙**「それにしても6つも業務が増えるって、ちょっと多すぎない?負荷が心配になるよな。」
**霊夢**「委員もそこは懸念してたわね。でも本庁側は『体制に余裕ができたから大丈夫』って答えてた。ただ現場の声は反映されてない印象。」
**魔理沙**「福井の例が面白かった。訓練で『避難が先か、放射線の測定が先か』って食い違いがあるから、シナリオを分けてモニタリング特化の訓練をしてたんだって。」
**霊夢**「それから、宮城では津波でモニタリングポストが一気に使えなくなる想定で訓練して、代替ポストの設置優先順位を文書で決めてた。」
**魔理沙**「なるほど、それなら要員交代しても対応できるってわけか。よく考えてるな。」
**霊夢**「ただ、47都道府県への支援ってのは、専門官の人数からすると無理があるかもね。」
**魔理沙**「しかもドローン使ったモニタリングとか、新しい技術も入ってきてるのに、操作できる人がどれだけいるかも分からない。」
**霊夢**「現場に自由に動ける専門官を1人置く構想もあるみたいだけど、それで十分かどうか…。」
**魔理沙**「今回の補正予算も気になるよな。機器更新とか、訓練の強化とか、重要なことに使うとは言ってるけど、値上がりが影響してくるって話も出てた。」
**霊夢**「防災体制を現実的な視点で強化するには、予算だけでなく、現場の声や人材の育成が重要ってことね。」
」 December 12, 2025
文字部コピペ
「【2025年12月3日 原子力規制委員会 定例記者会見】
霊夢と魔理沙の解説
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**霊夢**「今日は中部電力の浜岡原発に関する問題が中心だったわね。2011年からの工事で、ちゃんと契約手続きや精算をしてなかったって話。」
**魔理沙**「え、十年以上放置されてたのか? それってヤバくないか?」
**霊夢**「確かに普通なら大問題だけど、規制庁は『安全上の影響があるかはまだ分からない』って言って、まずは聞き取りを続ける方針よ。」
**魔理沙**「聞き取りだけ? 実際の現場確認とかは?」
**霊夢**「今のところは面談中心。でも、審査の中でもチェックできるし、必要なら工事のやり直しも指示できるって。つまり、審査は継続しつつ、問題があれば途中で修正を求めるの。」
**魔理沙**「でも、それってつまり今のまま進めるってことじゃないのか? 会社側の問題が大きければ、再稼働審査に影響する可能性は?」
**霊夢**「そこも委員会は『現時点では重大な支障はない』と言ってるけど、QMSに関わる問題が出れば当然、審査に影響するとも言ってるわね。」
**魔理沙**「なるほどな。でも制御棒の話も出てたよな。ABWRで使ってるやつ。」
**霊夢**「あれは止めるための一番重要な設備よ。制御棒が機能しないと原子炉は止まらない。」
**魔理沙**「インターナルポンプも出てきたな。新しい設備らしいけど、溶接の脆弱性については委員長は知らないって言ってた。」
**霊夢**「そうね。議論があるらしいけど、少なくとも委員長は『どこで議論されてるか知らない』と。ちょっと不安な感じはあるわ。」
**魔理沙**「あと、防災訓練!住民2万人って大規模だったな。屋内退避の説明パンフレットが功を奏したって。」
**霊夢**「説明の仕方で住民の行動が変わるって、すごく大事なポイントよ。今後も他の地域でも使うそうよ。」
**魔理沙**「最後は甲状腺モニタリングの話。福島事故の時に子どものデータが少なかったって問題がまだ尾を引いてるな。」
**霊夢**「QSTとの体制強化が進んでるとは言うけど、責任の所在が曖昧。指針に明記されてないって指摘もあったわ。」
**魔理沙**「その辺、ちゃんと体制と責任を明確にしないと、また同じ失敗しそうだな。」
**霊夢**「まさに。今後もこうした質疑で詰めていく必要があるわね。」
」 December 12, 2025
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