雲のむこう、約束の場所 映画

『雲のむこう、約束の場所』(くものむこう やくそくのばしょ)は、新海誠監督の長編アニメーション映画。2004年11月20日公開。『ほしのこえ』に続く、新海の2作目の劇場用アニメーション映画である。 本作は新海初の長編アニメーション作品であるとともに、監督・脚本・演出・作画・美術・編集のほとんどを新海1人で行った『ほしのこえ』に対し、初めて本格的に共同制作した作品でもある。 タイトルについて新海は、「『雲のむこう』という言葉には、登場人物たちの前向きな意志を込めています。今ではない、ここではない、彼らが目指すその先に『約束の場所』があるというような。僕自身が『約束の場所』と言えるような、明確な目標や理想を見つけたいというのがさしあたっての思いでした。」と述べている。また、北海道と本州が別々の国になっているという設定について新海は、「村上龍さんの小説『五分後の世界』をイメージしていたように思います。『五分後の世界』は、倭国各地が分割統治された別世界の話なんです。僕は『いかにして引き裂くか』に興味があるので(笑)、その設定は使えると思いました。」と述べている。 2005年12月26日にはエンターブレインから加納新太による小説版が刊行された。さらに『月刊アフタヌーン』で佐原ミズによるコミカライズが連載された。2018年には舞台版が上演された。 2024年5月17日からFilmarks主催のリバイバル上映プロジェクトの第2弾として2週間限定で全国112館で上映された。また入場者特典として数量限定でポスタービジュアルを使用したクリアポストカードが配布された。
雲のむこう、約束の場所」 (2024/7/23 08:05) Wikipedia倭国語版より
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2024.11.04〜(45週)

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