【奥様があなたに告げた「離婚理由」は、本心ではありません。】

多くの男性は、

「妻が言った離婚理由を改善すれば、離婚を回避できる」

と思っています。

しかし実際には、妻が口にする離婚理由は“真の理由”ではありません。

私のところに相談に来る人はよくこう言います。

「子どもの話をしても聞いてくれないから無理、離婚したいと言われました。それから妻の話を聞くようにしているのに、状況は一向に改善しません。」

「イライラしてるのが嫌と言われ、カウンセリングに通い始めましたが、離婚届にサインしろと急かされています。」

つまり多くの男性は、

“妻に言われた理由をそのまま改善しよう”

とします。
でも——ここが大きな落とし穴です。

妻が言う理由は、あくまで“表面の言葉”。
本心ではありません。
では、なぜ本心を言わないのか？
理由は２つあります。

① 衝突を避けたいから
奥様が本当の理由——

「育児を丸投げされて苦しい」
「仕事ばかりで、私を見てくれない」

——を伝えたら、あなたはどう返しますか？
多くの男性は

「そんなことないよ」
「仕事しないと家族を養えない」

と反論するのではないでしょうか。

妻はこの“言い合い”がイヤなのです。
だから、当たり障りのない理由を口にします。

② 心理的負担を減らしたいから
長年の結婚生活で積み重なった不満は、妻にとって“思い出すだけでつらいもの”。

それを口にすること自体、強いストレスです。
だから妻は、ざっくりした理由しか言わないのです。

つまり——
妻が口にする離婚理由は“氷山の一角”。
本当の離婚理由は、
あなたと積み重ねてきた日々の中に隠れています。

だから、いくら“言われた理由”だけを直しても関係は改善しません。
むしろ悪化することもあります December 12, 2025