集英社 トレンド
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2025.12.14 08:00
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光栄なことに、もうすぐ発売になる木瀬貴吉さん(ころから)の単著『本づくりで世の中を転がす』(集英社新書)の刊行記念イベントにご指名いただきました。左派/サハ出版をめぐってあれこれお話させていただきます。生存書房さんもどんなとこなのか楽しみである。配信なしの本音トーク、ぜひ。 https://t.co/WegUUjqQpD December 12, 2025
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(続き)過去のぼくの感想ポストも参考として貼っておく。→「なぜ働いていると本が読めなくなるのか?」「ネットで情報収集する時間はあるのに、読書ができなくなっているのはなぜ?」──こういった疑問は「長時間労働だから読めないのでは」というシンプルな推論で応えられるものではなかった。→
本書は、上記のテーマから議論を始め、倭国の「働く」に内在する思想的問題をえぐっていく。
三宅香帆さんは、例えば、明治以降に倭国人が持ってきた教養的関心の系譜を追う。ビジネスの世界が求めてきた人材像の変遷、ビジネス書の扱い・読書文化の変化を追う。それらは個々の系譜学にきちんと基づき、それらを総合した上で三宅さんは論を展開している。それがかなり精緻なので、この本から出発してさまざまなテーマの系譜学を編み始めることも可能だと思う。
さて、では読書について。
倭国人の読書量は確かに減った。その一方で、倭国人がめちゃくちゃ本を読んでいた時代、倭国人はめちゃくちゃ働いていたと本書は説く。
では、なぜ本は読まれなくなったのか?
特に、いわゆる読書家的な人たちの読書量が減るのはなぜなのか。
本書の一つの結論は、読書の「ノイズ」性を人々が厭うようになったから、というものだった。
たとえば、自己啓発書。これは、相変わらず読まれ続けている。その現象をつぶさに見ると、そこに書かれる内容が限りなくノイズを除去した効率的なものになっていて、だから読まれている、という実態が見えてくる。人々が「読書はせずともネットでは情報収集をする」のも、実はそこにある「情報」がノイズを限りなく除去されているからだ。
では、なぜ人々はノイズを厭うようになったのか。
これに答えようとする上で、三宅さんが参照した明治以降の各系譜が役立つ。その理由の詳細は、直に本書にあたって確認してほしい。少しだけ言及するなら、観点として押さえておきたいのは、教養にはらまれるアンコントローラブルな部分より、自己啓発的なコントローラブルなものの方が現代的にもてはやされるようになったという点、そして、社会の階級格差と知の関係の変化の統計的相関、だろうか。それだけ見ても、人々がノイズを厭うようになったワケが見えてくる。
もちろん、他にも論点はたくさん明示されているが、ここで最後に、問題意識を共有できる引用を紹介しよう。それは、読書猿さん@kurubushi_rmの『独学大全』から引かれた一節で、本書冒頭で明示される。
すなわち「勉強本を買うほどに、学ぶことに関心を持つことができた者は、それだけ恵まれているということだ。現代では、格差はまず動機付けの段階で現れる。そのことを薄々感じるからこそ、学ぶ動機付けを持てなかった者は『勉強・学問なんて役に立たない』と吐き捨てるだけで済まさず、僻み根性を拗らせて、幸運にも動機付けを持てた〈めぐまれた連中〉に嫌がらせまでするようになる。これに対して、そうした連中を見下したい〈意識の高い連中〉は、自分が学ぶ動機付けを持った人間だと思いたい一心で、あれこれの勉強本を買い漁る」のだと。
この真意を問う三宅香帆さんは真摯だ。そして彼女は、そうした現れを持つ社会をどのように変えるべきかもこの本でスケッチする。
鍵は、「半身で働く」である。
『独学大全』とあわせ、ぜひ本書を読んでみてほしい。
三宅香帆@m3_myk『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』集英社@Shueishashinsho December 12, 2025
(続き)過去のぼくの感想ポストも参考として貼っておく。→「なぜ働いていると本が読めなくなるのか?」「ネットで情報収集する時間はあるのに、読書ができなくなっているのはなぜ?」──こういった疑問は「長時間労働だから読めないのでは」というシンプルな推論で応えられるものではなかった。→
本書は、上記のテーマから議論を始め、倭国の「働く」に内在する思想的問題をえぐっていく。
三宅香帆さんは、例えば、明治以降に倭国人が持ってきた教養的関心の系譜を追う。ビジネスの世界が求めてきた人材像の変遷、ビジネス書の扱い・読書文化の変化を追う。それらは個々の系譜学にきちんと基づき、それらを総合した上で三宅さんは論を展開している。それがかなり精緻なので、この本から出発してさまざまなテーマの系譜学を編み始めることも可能だと思う。
さて、では読書について。
倭国人の読書量は確かに減った。その一方で、倭国人がめちゃくちゃ本を読んでいた時代、倭国人はめちゃくちゃ働いていたと本書は説く。
では、なぜ本は読まれなくなったのか?
特に、いわゆる読書家的な人たちの読書量が減るのはなぜなのか。
本書の一つの結論は、読書の「ノイズ」性を人々が厭うようになったから、というものだった。
たとえば、自己啓発書。これは、相変わらず読まれ続けている。その現象をつぶさに見ると、そこに書かれる内容が限りなくノイズを除去した効率的なものになっていて、だから読まれている、という実態が見えてくる。人々が「読書はせずともネットでは情報収集をする」のも、実はそこにある「情報」がノイズを限りなく除去されているからだ。
では、なぜ人々はノイズを厭うようになったのか。
これに答えようとする上で、三宅さんが参照した明治以降の各系譜が役立つ。その理由の詳細は、直に本書にあたって確認してほしい。
一言。
観点として押さえておきたいのは、例えば教養にはらまれるアンコントローラブルな部分より、自己啓発的なコントローラブルなものの方が現代的にもてはやされるようになったという点である。また、社会の階級格差と知の関係の変化についても統計的に有意なデータが示されており、示唆に富む。
他にも論点はたくさん明示されているが、ここで最後に、問題意識を共有できる引用を紹介しよう。それは、読書猿さん@kurubushi_rmの『独学大全』から引かれた一節で、本書冒頭で明示される。
すなわち「勉強本を買うほどに、学ぶことに関心を持つことができた者は、それだけ恵まれているということだ。現代では、格差はまず動機付けの段階で現れる。そのことを薄々感じるからこそ、学ぶ動機付けを持てなかった者は『勉強・学問なんて役に立たない』と吐き捨てるだけで済まさず、僻み根性を拗らせて、幸運にも動機付けを持てた〈めぐまれた連中〉に嫌がらせまでするようになる。これに対して、そうした連中を見下したい〈意識の高い連中〉は、自分が学ぶ動機付けを持った人間だと思いたい一心で、あれこれの勉強本を買い漁る」のだと。
この真意を問う三宅香帆さんは真摯だ。そして彼女は、そうした現れを持つ社会をどのように変えるべきかもこの本でスケッチする。
鍵は、「半身で働く」である。
『独学大全』とあわせ、ぜひ本書を読んでみてほしい。
三宅香帆@m3_myk『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』集英社@Shueishashinsho December 12, 2025
(続き)過去のぼくの感想ポストも参考として貼っておく。→「なぜ働いていると本が読めなくなるのか?」「ネットで情報収集する時間はあるのに、読書ができなくなっているのはなぜ?」──こういった疑問は「長時間労働だから読めないのでは」というシンプルな推論で応えられるものではなかった。→
本書は、上記のテーマから議論を始め、倭国の「働く」に内在する思想的問題をえぐっていく。
三宅香帆さんは、例えば、明治以降に倭国人が持ってきた教養的関心の系譜を追う。ビジネスの世界が求めてきた人材像の変遷、ビジネス書の扱い・読書文化の変化を追う。それらは個々の系譜学にきちんと基づき、それらを総合した上で三宅さんは論を展開している。それがかなり精緻なので、この本から出発してさまざまなテーマの系譜学を編み始めることも可能だと思う。
さて、では読書について。
倭国人の読書量は確かに減った。しかし、倭国人がめちゃくちゃ本を読んでいた時代、倭国人はめちゃくちゃ働いていたと本書は説く。
では、なぜ本は読まれなくなったのか?
特に、いわゆる読書家的な人たちの読書量が減るのはなぜなのか。
本書の一つの結論は、読書の「ノイズ」性を人々が厭うようになったから、というものだった。
たとえば、自己啓発書。これは、相変わらず読まれ続けている。その現象をつぶさに見ると、そこに書かれる内容が限りなくノイズを除去した効率的なものになっていて、だから読まれている、という実態が見えてくる。人々が「読書はせずともネットでは情報収集をする」のも、実はそこにある「情報」がノイズを限りなく除去されているからだ。
では、なぜ人々はノイズを厭うようになったのか。
これに答えようとする上で、三宅さんが参照した明治以降の各系譜が役立つ。その理由の詳細は、直に本書にあたって確認してほしい。
一言。
観点として押さえておきたいのは、例えば教養にはらまれるアンコントローラブルな部分より、自己啓発的なコントローラブルなものの方が現代的にもてはやされるようになったという点である。また、社会の階級格差と知の関係の変化についても統計的に有意なデータが示されており、示唆に富む。
他にも論点はたくさん明示されているが、ここで最後に、問題意識を共有できる引用を紹介しよう。それは、読書猿さん@kurubushi_rmの『独学大全』から引かれた一節で、本書冒頭で明示される。
すなわち「勉強本を買うほどに、学ぶことに関心を持つことができた者は、それだけ恵まれているということだ。現代では、格差はまず動機付けの段階で現れる。そのことを薄々感じるからこそ、学ぶ動機付けを持てなかった者は『勉強・学問なんて役に立たない』と吐き捨てるだけで済まさず、僻み根性を拗らせて、幸運にも動機付けを持てた〈めぐまれた連中〉に嫌がらせまでするようになる。これに対して、そうした連中を見下したい〈意識の高い連中〉は、自分が学ぶ動機付けを持った人間だと思いたい一心で、あれこれの勉強本を買い漁る」のだと。
この真意を問う三宅香帆さんは真摯だ。そして彼女は、そうした現れを持つ社会をどのように変えるべきかもこの本でスケッチする。
鍵は、「半身で働く」である。
『独学大全』とあわせ、ぜひ本書を読んでみてほしい。
三宅香帆@m3_myk『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』集英社@Shueishashinsho December 12, 2025
【集英社】少年ジャンプ、新人の待遇開示で“凄すぎる”と話題 原稿料は最低3万円、準備金が大幅増額
https://t.co/LTKSrHE6iR
https://t.co/SiKimOhocn December 12, 2025
2025年1月から、集英社さん発行の読書情報誌『青春と読書』武田砂鉄さんの連載「感動の正体」の挿絵を担当しています。元々ラジオでよく拝聴していた砂鉄さんなので、恐縮しつつも楽しく描かせていただいております。来年も引き続きよろしくお願いいたします。 https://t.co/1kp1ZYTbdt December 12, 2025
率直な疑問なのだが…
今回 世界初と言われている
DRAGON BALLストアを
手がけたのが 東映アニメーションって言う話しは よくわかった…
しかしながら
DRAGON BALL40周年という
特別な記念の年なのにも
かかわらず 原作の使えないとこに 委託したのか??
JUMPショップでは
原作の使用が 可能な
集英社やバード スタジオが
運営しているんだよなぁ??
なぜ この集英社やバードスタジオが 今回DRAGON BALLストアを 受け持たなかったのだろうか? 何か大人の事情が
あるのか?
無知ですまねぇ…
どぉぉぉしても気に
なっちまってよぉ…
[完] December 12, 2025
/
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2位 朝井リョウさん『イン・ザ・メガチャーチ』(日経BP)
3位 くどうれいんさん『湯気を食べる』(オレンジペ-ジ)
4位 千葉雅也さん『センスの哲学』(文藝春秋)
5位 坂口恭平さん『生きのびるための事務』(マガジンハウス)
6位 仲野太賀さん 上出遼平さん 阿部裕介さん『MIDNIGHT PIZZA CLUB』(講談社)
7位 藤原ヒロシさん『FRAGMENT UNIVERSITY』(集英社)
8位 小原晩さん『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』(実業之倭国社)
9位 安堂ホセさん『DTOPIA』(河出書房新社)
10位 我喜屋位瑳務さん『Guinea Mate』(トゥ-ヴァ-ジンズ) December 12, 2025
怪異の皆さん、都市伝説解体センターノベライズ(みらい文庫)読まれましたか…?
小学生向けのノベライズでしょ?って舐めてました…
墓場文庫と集英社に土下座ものです。天誅です。
例の事件の情報補完、ラストの補完、補完補完補完!!情報の濁流…
怪異必携だよこれ……
狂おしい……タスケテ… December 12, 2025
本の雑誌が選ぶ2025年ベスト10の発表です! 1位『百年の時効』伏尾美紀/幻冬舎 2位『対馬の海に沈む』窪田新之助/集英社 3位『最後の山』石川直樹/新潮社 4位『降りる人』木野寿彦/KADOKAWA 5位『おにたろかっぱ』戌井昭人/中央公論新社 6位『ブレイクダウン』砂川文次/講談社 https://t.co/KoVWUrADPE December 12, 2025
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うおおお~ついにルックバックのブルーレイ出るヾ(*´∀`*)ノ
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早速予約した👍 December 12, 2025
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