金太郎 トレンド
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2025.12.11 08:00
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3)→…然して不条理コメディは… 死人は出ても逐一 幽霊化して劇作家に憑りつくまでは まだコメディとして味わえていましたが、次第に劇作家が「哀しき狂気」を露呈してゆくこととなり、もはやホラーの様相を呈してゆくことになる😱
ここら辺も実に好み☺️
ただし、狂気である一方で… それを劇作家の業として眺められる展開に…秀逸なヒューマンドラマとしての感触もあって、ここら辺に至ると もう空沢しんかさんの真骨頂🥺
彼女の終盤… 階段を登ることが出来ずに地に伏すまでの長き時間は実に見応えがありました。(この時の階段、何となく13階段を想起して数えたけど、そんなに段は無かった😅)
斯くして… 不条理・コメディ・コント・狂気・ホラー・ヒューマンドラマ… と たった一作で多様な面白みの狭間を駆け抜けてゆく…類稀なる闇鍋構成でしたよ😋
あと…つらつらと思うところがあるのは、主人公劇作家の戯曲に対する… 一字一句に至るまで改変に応じない拘り…かな。
これは心血を注いだ成果であればこそ…というのは勿論なのだろうけど、それ以前に演出家に好き勝手に…ぞんざいに扱われた故の防衛本能みたいなもの…という感じもした。
ただし、劇作家個人の拘りの是非の一般論だと… 「芝居の中身と作り方」にもよる…というのはある気がする。
俳優も交えての人物の作り込み… そのフィードバックを取り込んで台本そのものを作り上げてゆく作家も現実に居るし、それやって作り上げられた名作も数多くある。
結局は…どちらに転んでも、「誠実に作り上げられた信頼関係」次第と言うわけで、画一的な改変是非の論理って無いんだろうな🤔
■残りはちょっと雑感🙇♂️
・何気に、通院での会計シーン(レジスター音でチーン🛎️ってやつ)なんかも好きで、どこを切っても別の顔を覗かせる…金太郎飴の対極を行く作品でしたねぇ☺️
・「ジャーナリズムにおける創作」という詭弁論理も面白かったな… 洒落じゃなく、如何にもな今どき論理とも言えるのかも🤔
・最後の医者の…「貴方は正気です」は「正気じゃない」よりヤバい死刑宣告だなぁ…って印象で眺めてました。彼女はどこか… この業を病気のせいだと思いたがっていたのでは…と思うなどしました😅 December 12, 2025
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