小説の冒頭の書き方は、中学校の国語の教科書に長らく採用されている、太宰治の『走れメロス』のようにするのが良いと考えています。以下引用。

メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。

ポイントは、

①主人公を一行目に出すこと。
②主人公はどんな人物なのか、何をやりたい人なのか、理解、共感できるように書くこと。
③すでに何か事件や重大イベントが起きていること。

実は、Ｗｅｂ小説の冒頭もこの書き方にするのが、一番良いと考えています。
読者は、主人公に感情移入して物語を楽しむために、まずは主人公について語り、そこから物語に入ってもらうのが一番重要です。

ライトノベル新人賞の受賞作でも、このパターンになっているケースが多いです。
主人公がなんらかの事件に巻き込まれ、その中で主人公の自己紹介をしていくようなパターンです。

これも、『走れメロス』とほぼ同じ導入方法だと思います。 December 12, 2025

走れ☆メロスのボーナストラック、神谷さんのディオニュソス王がツンデレ女王様受に聴こえるって最高かよ！狙ってキャスティングしてるよね絶対！このシリーズのパロディがツボすぎるんだってば！ #名作文学笑ドラマCD走れメロス #神谷浩史 December 12, 2025

いいねしそびれたんですけど、第1話冒頭の解説に「走れメロス」引用で説明してくださった方がいて、ものすごくわかりやすかったなって。ありがとう見知らぬ人。
今書いてるカクヨムコン用のやつ、ダメじゃん！ってなって直しました。何回目か忘れましたが、投稿するその瞬間まで全力投球する……！ December 12, 2025