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会長を務めているアニメ産業を応援する「映像産業戦略推進研究会」を開催しました。

アニメ制作会社における収入構造の問題、現場で働く人達への賃金等の処遇改善や人材の確保、育成など、また同時に製作委員会や業界全体で国際展開も含めた「稼ぐ力」の強化のための官民連携など、様々議論しました。 https://t.co/uBJyjQ8Oju December 12, 2025

検証 サミーが「東リベ」で挑んだ 新規ファン獲得策｜新規ユーザー31万人獲得の可能性

2025年を代表する機種に挙げられる『e東京リベンジャーズ』と『スマスロ 東京リベンジャーズ』。大人気コンテンツのパチンコ・パチスロ化に際して、サミーは長期にわたり既存ファンはもとより、パチンコ・パチスロ未経験者に重点を置いたプロモーションを展開した。その結果、約31万人の新規パチンコ・パチスロユーザー獲得に貢献した可能性があるという試算が出た。その全貌に迫った。

真夏のような暑さにみまわれた6月22日。東京ドームシティ内にあるKanadevia Hallの前には、入場を待つ大勢の人たちが長い列を作っていた。その9割以上は女性。中には背中に卍マークが入った「特攻服」を身にまとった人もいる。この日、開催されたのはサミーが主催する「リベパチ宣伝隊長襲名式」。令和7年7月7日にホール導入を控えたパチンコ新機種『e東京リベンジャーズ』（以下、「リベパチ」）を公の場で初めて大々的に公開するイベントだった。

『東京リベンジャーズ』（以下、「東リベ」）は2017年から22年まで週刊少年マガジンに連載された和久井健氏による漫画作品。コミックの累計発行部数は8000万部を突破し、実写映画1作目の興行収入は約44億円、観客動員数約334万人という大ヒットを記録した。SNS展開と女性人気が爆発的ヒットの原動力となった作品だ。

現在進行形で旬なコンテンツ。加えて熱量の高い多くの女性ファンがいる作品。このタイトルをパチンコ・パチスロ化するにあたってサミーは、遊技業界の大きな課題であるパチンコ・パチスロ未経験者の来店動機の創出に貢献する機種と位置づけた。同じタイミングでパチンコとパチスロの両方の適合が見えていたこともあり、長期間にわたるキャンペーンが可能になった。

スタートは3月22日

東リベのパチンコ・パチスロ化をサミーが初めてアナウンスしたのは3月22日。東京ビッグサイトで開催されていた「Anime Japan 2025」の「東京リベンジャーズ」ブースで告知した。4月9日からはYouTube「サミーチャンネル」でティザーPVを公開。4月16日から30日までの期間はYoutubeとXでの広告を実施。「アニメ東京リベンジャーズ」公式との相互キャンペーンとすることで、アニメファンに向けて認知の最大化を図った。

6月から7月にかけてはパチンコ・パチスロ未経験の「東リベ」ファンに向けた新規顧客獲得への施策が始まる。冒頭で触れた「リベパチ宣伝隊長襲名式」では、「東リベ」のアニメで人気のキャラクター、佐野万次郎役を務めた声優の林勇さんが、サミーの星野歩代表取締役社長執行役員COOから「リベパチ宣伝隊長」に任命された。この日のイベントへの来場者数は約1900人。襲名式終了後はホワイエに並んだリベパチの実機で試打イベントを開催。東リベファンの女性がパチンコを試打しながら、演出映像をスマホで熱心に撮影していた。

6月30日には東リベの作品中に登場し、東リベファンの「聖地巡礼」の場所にもなっている都内の「中野沼袋氷川神社」でサミー役員による心願成就祈祷式が執り行われた。同神社では、「その場でリベパチステッカーがもらえるXキャンペーン」も始まった。

全国導入が始まる令和7年7月7日が迫ると、マスメディアを使った大規模なプロモーションを展開。７月5日から同27日まで、東京圏・名古屋圏・大阪圏の16都府県で既存ファンや東リベファンに向けたテレビCMを放映。7月7日から9月30日の期間にはTVアニメの「8・3抗争編」と「血のハロウィン編」を期間限定で無料配信。アニメ内でリベパチのCMを放映して約50万回の視聴を獲得した。

７月７日以降は実機の全国導入スタートを盛り上げるリアルイベントでホールへの送客を後押しした。大阪では7月６日にサミー大阪支店で「リベパチプレミアムファンイベントin大阪」を開催。381人の応募者から選ばれた122人の東リベファンが参加して、パチンコ初心者が遊技方法のレクチャーを受けながら、リベパチ宣伝隊長の林勇さんや人気ライターと一緒に実機の試打を楽しんだ。遊技未経験の参加者からはこんな声が上がった。

「パチンコをしたことがなかったので不安だったけど、面白く楽しく遊べた」
「人生初のパチンコがリベパチでよかった」

導入後最初の週末となった7月12日・13日の2日間は、東京・渋谷で「リベパチ導入記念イベントin渋谷」を開催。「渋谷道玄坂広場」に実機を展示。道玄坂を通る多くの人たちがスマホで実機の写真を撮る姿が見られた。会場内にはリベパチの全国導入を知らせる大型バナーと、東リベに登場するキャラクターの等身大キャラパネルと実機6台を展示。サミー商店のテントではリベパチのオフィシャルグッズなどが販売された。来場した女性ファンからは遊技に前向きな声が多数聞かれた。

「リベパチはやるつもり。でもパチンコに詳しい友だちが、新台だから座れないかもしれないと言ってました （笑）」（愛知県から来た女性）
「普段パチンコはやらないけど、台はすごくカッコよかった。もっと近くでじっくり見てやってみたい」（埼玉県から来た女性2人組）
「東リベの大ファンで、名古屋から来ました。舞台化されたり、アニメ化されたり、推しジャンルのコンテンツが増えることが嬉しくて、パチンコやパチスロになったこともすごく嬉しいです。これを機会にパチンコもやってみたい。演出を見てみたいので」（名古屋から来た女性）

７月7日からは東リべファンとして有名なローランドさんが業界で初めて実践動画をYouTubeで公開。新規ファンに向けてパチンコの遊び方をレクチャーした。

リベスロで渋谷をジャック

リベパチの導入後に控えていたのが9月8日から全国導入がはじまる『スマスロ 東京リベンジャーズ』（以下、「リベスロ』）のプロモーションだった。9月6日には渋谷のMIYASHITA PARKにある居酒屋『渋谷横丁』にメディアを招いて「渋谷プロモーション発表会」を開催。林勇さんと、声優でパチスロ好きの山下タイキさんが登場して、9月5日～9月18日の期間、「リベスロ」の実機展示やオリジナルステッカープレゼントキャンペーン、ポスター掲示、モニター映像、スタッフがコラボTシャツを着用するなど、店内ジャックの内容を発表した。

この日から渋谷・新宿・池袋の各駅周辺でリベスロのメインビジュアルがあしらわれた豪華なアドトラックが走り、リベスロオリジナル映像が流れる⼤型モニターを背負った歩く広告「アドマン」が街中を歩いた。山手線では車内広告とホームに広告を掲載。機種の魅力を詰め込んだサンスポ『リベスロ号外新聞』も6日に渋谷・新宿・池袋で限定配布した。

3月から始まり、足掛け7カ月にわたって行ってきたプロモーションの最後となったのは、9月22日に東京・大崎のサミー本社で開催したリベパチ・リベスロ初心者向け講習会。遊技未経験の東リベファンに人気ライターがわかりやすくあそび方を教えていた。

新規ユーザーをホールへ

サミーが実施した今回の取り組みは、東リベが圧倒的に女性ファンに支持されているコンテンツであることを踏まえた上で実施したプロモーションだった。目的はひとりでも多くの新規ユーザーにホールでパチンコ・パチスロを楽しんでもらうこと。そのために、アニメファンにパチンコ・パチスロ化を知ってもらい、動画やリアルイベントで遊技方法を伝え、共感を得てもらうというストーリーを考え抜いた。

ただし遊技機のプロモーションは試験機関の適合が下りなければ実施できない。そのため同名タイトルでパチンコ・パチスロが同じタイミングでリリースできること自体が難しい。そうした難題をクリアしたうえで、これだけの機動的なプロモーションができたのは、サミーが東リベのアニメの製作委員会に入っていたことも見逃せない要素だった。

サミーでは東リベで行った一連のプロモーションの効果測定を実施した（調査委託先：マクロミル）。その結果、リベパチが倭国全体で最大18万人の新規パチンコユーザー、リベスロが最大13万人の新規パチスロユーザーの獲得に貢献した可能性があり、合わせて31万人の新規ユーザーを獲得した可能性があるとの試算を得た。

サミーの東リベプロモーションチームでは「今回は東リベファンの皆様の熱量の大きさに圧倒された。これまでパチンコ・パチスロに程遠かった人たちがパチンコ・パチスロをこんなに身近に感じてもらえたことに驚いている」という。

遊技参加人口を増やすためにできることはまだまだある。東リベでの取り組みはそんな未来にむけた業界全体へのメッセージにつながったはずだ。

【サミー調査】
リベパチ・リベスロで
31万人の新規ユーザー獲得か

サミーではパチンコ・パチスロ東京リベンジャーズのプロモーションの効果測定を実施した（調査委託先：マクロミル）。リベパチの調査は7月25日から同29日まで実施。リベスロの調査は9月23日から同29日まで実施。一般生活者1万サンプルを対象に、「東京リベンジャーズ」そのものの認知率やパチンコ・パチスロ化の認知率、遊技経験などを調査した。

リベパチの調査結果では、一般生活者におけるアニメ「東京リベンジャーズ」の認知率は77％。一般生活者における直近1年以内のパチンコ経験者の割合は11.7％。そのうちの2.2％が遊技歴1カ月未満の「新規パチンコユーザー」。この「新規パチンコユーザー」のうち、「パチンコを始めたきっかけ」が「好きなコンテンツがパチンコ機になったこと」を理由に挙げた割合が32％（全体の0.7％）。そのうち「きっかけとなったパチンコ機のコンテンツ」で「東京リベンジャーズ」を挙げた割合が56％（全体の0.4％）だった。

したがって試算上では「東京リベンジャーズのパチンコ化により、テレビCM放映地域（東名阪）の一般生活者（男女20歳～49歳）の0.4％、約11万人の新規パチンコユーザーの獲得に貢献した可能性がある」。また、テレビCM未放映の地域でもYouTube広告やその他キャンペーン等の効果により新規パチンコユーザーを獲得していると想定され、全国規模では約18万人を獲得した可能性があると推計される。

パチスロ化に関しては同様に、「一般生活者（男女20歳～49歳）の0.3％、約13万人の新規パチスロユーザーの獲得に貢献した可能性がある」と分析。パチンコとパチスロの両調査を合算すると、東京リベンジャーズのパチンコ・パチスロ化による新規ユーザー獲得の合算は約31万人としている。 December 12, 2025

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製作委員会からのお知らせで戦慄して茅野さんのメッセージまで読んでなかったことに気づいた😭 December 12, 2025

蘭ちゃんも哀ちゃんもとても良いキャラクターなのに、小学館の奴らとかアニメの製作委員会とかそれに依頼された奴らが哀ちゃんにでっけぇ感情抱いてコナンの世界観ぶっ壊しにかかってるんだな、と久しぶりに界隈に来て気づいてしまったというね。
ほんとよくない December 12, 2025

違うことして気分変えてたんだけど製作委員会とかのコメント読んじゃうとだめだ December 12, 2025