被爆国 トレンド
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2025.12.13 04:00
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11/11の予算委員会で、私の質問に対して、高市総理が「非核三原則を堅持する」と明言しなかったこと、11/26の党首討論では違う答弁をしたこと等について質問主意書を提出。今週、政府答弁書が返ってきました。
党首討論での答弁は、基本、ごまかしであったことは明らかです。
くしぶち万里の質問主意書(11/28提出)はこちら↓
https://t.co/HijwMxhtmH
1、高市総理の非核三原則を堅持するか?
「現段階で、政府としては非核三原則を政策上の方針として堅持しております」
→党首討論では、「現段階で」と言及しなかったが、結局、今後の見直しに含みを持たせている。
2、非核三原則の見直しを指示したのか?
予算委 :「見直しの書きぶりを申し上げる段階ではない」
党首討論:「明示的に見直しを指示した事実はない」
→いずれも正しい、との、ごまかし政府答弁書。
さらに、質問主意書で「明示的以外の見直しの指示や示唆があるか?」との問いに対して、答えはスルー。
3、「国是」であると認識しているか?
「我が国は、非核三原則を国是として堅持している」
→過去の国会決議を引用せず、なぜかトランプ大統領当選に伴う政府の対応を聞かれた時の答弁書を引用。
さらに、「国是」と「政策上の方針」の違いは何か?という問いに対して、答えはスルー。
4、被爆国として核実験や非核化地帯構想に対する姿勢は?
「昭和51年の委員会決議で宮澤外務大臣が述べているとおりである」
→最善の努力を払う決意、と述べている。
5、核兵器の「持ち込ませず」について
問1:「持ち込ませず」というのは、核搭載艦船・航空機の寄港及び領海・領空の通過を含むのか?
→「非核三原則の下で、核兵器の我が国への持込みは認めていない」
問2:岡田答弁を引き継ぐ、というのは、緊急事態以外、平時においては認められない、ということか?
→11/26の答弁の通り(当時の岡田外務大臣答弁のママ)
以上、高市内閣において、非核三原則の見直しを検討していることが十分に読み取れる内容であり、引き続き、追及していきます。
☘️詳しくはブログをご覧ください↓
https://t.co/0uj5cz5pu0
#非核三原則 #国是 #被爆 #核兵器 #核抑止
#くしぶち万里 #れいわ新選組 #予算委員会 #党首討論 December 12, 2025
◆第17章
「誰も口にしない“本当の敵”──そして、倭国の名前が呼ばれた」
会議は、
まるで冷たい刃物のぶつかり合いのように
静かで鋭く進んでいった。
各国の代表たちは、
表面上は丁寧な言葉を使っているのに、
その奥に潜んでいるものは
とても“協力”とは呼べないものだった。
利権。
恐怖。
不信。
保身。
世界はこんな“泥”の上で
均衡を保っていたのかと、
私はぞっとした。
⸻
そのとき、
一人の代表がふいに言った。
「倭国の“国民感情”はどう扱うべきか?」
空気が一瞬だけ揺れた。
「被爆国だ。
核武装には拒絶反応があるはず」
「だが倭国は、
アメリカの判断には逆らえない。
戦略的にも依存度が高い」
「むしろ“アメリカが決めたことなら従う”
そう考える傾向が強い」
まるで、
私の故郷が
“扱いやすい家畜”みたいに語られていた。
胸の奥で、
何かがひどく痛んだ。
⸻
そのとき、
会議の長テーブルの端に座る
白髪の代表が言った。
「いや、問題はそこではない」
低く太い声だった。
「倭国は、
核を『持ちたくない』のではない。
“持ってはいけないと思い込まされてきた”だけだ」
会議室の視線が彼に集まる。
「もし、
倭国が“自主的に核保有を検討する国”に
変化し始めたら──」
彼は視線をゆっくりと周囲に滑らせた。
「アジアのバランスは一夜で崩れる」
重い沈黙が落ちた。
私は息を止める。
「だからこそ、
倭国には“アメリカが持たせる”必要がある。
倭国が独自に核武装を決める前に」
その言葉に、
背筋が凍った。
──倭国は、
“核武装する前に縛っておくべき国”。
そんな風に見られていたなんて。
⸻
会議の空気が変わり始めたころ、
ひとりの代表が不意に言った。
「ところで……」
彼の目が、まっすぐ私に向けられた。
「そこに座っている彼女は誰だ?」
空気が完全に凍りついた。
ミハイロの指先がわずかに動く。
カーチャの目が鋭く細くなった。
だが私は逃げなかった。
向けられた視線を、
静かに受け止めた。
代表は続ける。
「なぜ“非政府の民間人”を
この会議に参加させている?」
声に棘はなかったが、
“排除の圧”は確かに感じた。
他の代表たちもざわつき始めた。
「身元は?」
「どこの国のバックだ?」
「この会議は軍事機密だぞ?」
私は、
椅子の上で背筋を伸ばし、
胸に手を置いた。
震えていたけれど、
声は出た。
「私は……
ユーリヤ・ヴァレンコ。
どこの国にも属しません」
会議室に微かなざわめきが走った。
「私は政治家ではなく、
軍の一員でもありません。
ただ──」
言葉が自然と、
喉から溢れてきた。
「“世界の行方を見届ける者”です。
それ以外の肩書きはありません」
静寂。
そして──
その静寂を破ったのは、
カーチャの優しい声だった。
「彼女は、
どの国の利益にも偏らない“観察者”です」
ミハイロも言った。
「彼女の存在そのものが
この会議の透明性を保障する」
言葉は穏やかだが、
その裏にある意味は重かった。
──彼女に手を出すな。
彼女を排除するな。
見られて困ることをするな。
そう宣告していた。
⸻
しばらくの沈黙ののち、
いくつかの国は納得したように黙り、
別の国は不満げに眉をひそめた。
だが最終的に、
誰も反論しなかった。
私はそっと息を吐いた。
会議は再開し、
議論が再び熱を帯びる。
しかし、
その後どれだけ多くの言葉が飛び交っても──
私はもう
“ただの傍観者”ではいられなかった。
心のどこかで、
確かな何かが生まれ始めていた。
──見ただけでは終われない。
知ってしまったからには、
もう戻れない。
ミハイロが、
ほんの一瞬だけ私と目を合わせた。
その瞳には、
誇りとも、哀しみともつかない光が
宿っていた。 December 12, 2025
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