自分は伊藤計劃先輩の大学の後輩で、

「虐殺器官」落選後の飲み会で「先輩の書く物なら、絶対に面白いはずだから同人誌でも出しましょうよ」と言ったら「いや、アレはもう落選したものですから、次の奴を頑張ります」と頑なに封印しようとした経緯を知っているので、

世に出てくれて本当に良かった January 01, 2025

先輩本人が「虐殺器官」を封印せず、世に出すのを決めたのは、同じく小松左京賞を落選した円城塔さんとの出会いがあったからで先輩の「自分は人に流されてたまたま作家になっただけ」という趣旨の発言はそこから来ています。

どんな傑作でも世に出るまでは、意外と綱渡りだったりしますね January 01, 2025

しかし落選したおかげで早川書房から出ることになり、塩澤快浩編集長が、同社の倭国SFの基幹叢書《ハヤカワSFシリーズ Jコレクション》の目玉に両者を据えたおかげでSFファンの注目度が大いに高まり、2007年のベストSF1位（虐殺器官）と2位（SRE）を占め、小松左京賞に落ちてよかったなあ的な結果に。 https://t.co/0qllo1B8BB January 01, 2025

『虐殺器官』と『Self-Reference ENGINE』が倭国SF大賞の候補になった時の思い出は、結果出るまでの待機の間対談をして、結果にかかわらず収録しようとなったんだけど、内容がグダグダすぎてまとめられなかったことですかね……。 January 01, 2025

『2006年の小松左京賞（角川春樹事務所主催）の最終候補だった円城塔さんの『Self-reference ENGINE』、伊藤計劃さんの『虐殺器官』をJコレクションから出したんです。大森望さんの紹介で原稿を読みました』が版元の編集長の認識なのだがなあ。 https://t.co/11hjUviKOx January 01, 2025

「円城　…バブルの頃は皆すごく旅をしてたわけですよ。プリンセスプリンセスの曲とかを聴くと、サバンナをセスナで飛んだりしている（笑）。そういう海外の体験や姿は、なんとなく今の倭国が失ったものであり、作家が拾えなかったところかもしれない…」
　最後の方には『虐殺器官』の話も出てくる。 https://t.co/c6T9Zu6f8R January 01, 2025

SF界が伊藤計劃を評価しなかったというのは全くの捏造歴史だろう。
『虐殺器官』は出てすぐ話題になって、みんな読んだんじゃなかったか？SFファンの間での評価も高かったと思うぞ。あの年の話題作はSREと『虐殺器官』では。
SF大賞にはならんかったけど、あれは選考委員が悪かったと僕は思っている。 January 01, 2025

伊藤計劃さんに関するpostへのRPで、補足すると、「2007年のベストSF1位（虐殺器官）」というのは、早川から毎年出ている『SFが読みたい！』の2007年度版の国内篇１位ということです。
新人作家の１作目が獲った例は、30年以上の歴史で５人いないと思います。

長谷は一度もとったことはありません。 January 01, 2025

「伊藤計劃は小松の意向でSF界からは外され、ゲーマー層などのSF外の界隈で受け入れられた」は完全に間違い。小松賞主催の角川春樹事務所から出なかったからこそ早川書房が虐殺器官とSREを自社の書籍として刊行できたわけだし、その結果ゼロ年代を代表するSFとして高く評価されたのは明らかな事実。 https://t.co/xex8IE3I3a January 01, 2025

他者の文の紹介をするにあたり
小松左京が「虐殺器官」を新人賞選評で一度低評価したという記述を「毛嫌い」としたり（一回だし彼なりの理由もある）、SFファンの外にウケた&メタルギアなどのパッチワークで構成されてることを「ゲーマー層などのSF外の界隈で受け入」とまとめられると信頼は難しい。 January 01, 2025

虐殺器官とかハーモニーとか攻殻機動隊とかPSYCHO-PASSの世界観がド癖なので、そりゃFF7ハマるよね〜という感じ
もちろんほかシリーズも大好きなんだけどやっぱSFが……好きだ…… January 01, 2025

虐殺器官の経緯、初めて知ったー！ええええ、あれほどの作品がインディーズで、即売会のスペースで何気なく出る可能性もゼロでなかったことあるんだ！？
そうなると今もまだ知らぬ最高作品がペロッと出ている可能性はあるよね。 January 01, 2025

虐殺器官、買ったので読み始めたが…

辛い January 01, 2025

虐殺器官、数年前に読んで無茶苦茶面白かった記憶だけがあり、読み直してぇ～～とは思ってる(号泣) January 01, 2025

虐殺器官が落選してたの普通に知らなかったですね。（はてなダイアリーユーザーから凄い奴が出たぞ！と思ってた）（もしかしてはてなダイアリーはデビュー後？） January 01, 2025

メッセージや虐殺器官の言語から文化が作られるっていう描写を見て言語…つくってる…ありう…となった January 01, 2025

村瀬修功先生のカットとかデザインとか大好きなので、延々と見てられる……特に虐殺器官と閃ハサ、あれは飛び抜けてすごいと個人的に思ってます
あのレベルの画力とか技術欲しいなぁ……やはりすごい…… January 01, 2025

「虐殺器官」ですら新人賞を落とされた、という事実が慰めになっている人は多いんじゃないだろうか January 01, 2025

@Watanabe123v 虐殺器官とか現代の世相に通ずつものがあるし、アクション要素もあって読みやすいのでオススメぞ https://t.co/XayvMzPrtg January 01, 2025

伊藤計劃さんに関するポストがいろいろ流れてくるけど、一読者として、偶然図書館で手に取ったあの時、まさに一生忘れられなくなる本との出会いだった。それが虐殺器官でした。 January 01, 2025