私の漫画オタク的、子ども時代の思い出。
・初めて９歳で買った漫画が「水木しげる初期短編集ねずみ男の冒険（朝日ソノラマ）」
・小３にしてアングラ漫画しか読まない娘を心配した父が『りぼん』を買ってくれたところ岡田あーみんと初期のさくらももこにハマる。
・「ちびまる子ちゃん」の本棚に「丸尾末広」や「花輪和一」が並んでいたことから逆探知して『ガロ』の存在をつきとめ購読する。
・中1のとき母親に丸尾末広の漫画が見つかり「弟には見せないように」と釘をさされる。
・中学時代は花の24年組、特に「日出処の天子」にはまり小遣いお年玉はすべて漫画に。
・修学旅行先の京都で感激のあまりむせび泣く。
・同じく中学時代に杉浦日向子作品にはまり、地元書店に繰り返し注文をした結果その書店に「杉浦日向子の棚」が出来た。
・好きな漫画キャラを3Dにしたいとの思いから10歳〜デッサン練習をスタート。
・11歳、矢口高雄先生にファンレターを出し初めて漫画家さんの直筆イラストを頂く。
今もやっていることは変わりませんが、多少の自制がきくようになりました。 December 12, 2025

花輪和一と丸尾末広はエログロで並べられがちなんだけど、実のところこのふたりの方向性ってまるで違うと思うんだな。自分は花輪先生の作品はほんとに凄いと思うんだけど、丸尾末広は緻密な絵のグラフィックなセンス以外特にいいと思わない。 https://t.co/lKGezo7IWc December 12, 2025

#RAINBOW 二舎六房の七人 全22

湘南特別少年院の二舎六房に入れられた7人の少年たちによる青春ヒューマンドラマ。原作の安部譲二さんの自叙伝な作品でもあり、花輪和一先生の『刑務所の中』もそうですが当事者であるからこそのリアリティ、説得力がありますね。 舞台が昭和30年〜43年ということもあって、戦後まもない倭国の重々しい空気感といったものも感じられます。少年院の話を長々とやるものだと思ってたのですが、割と早い段階で脱獄してしまうんですよね、吃驚。とは言え“半年“の間で築かれた二舎六房の絆は強固なもので、娑婆に出たあともその繋いだ絆が離れない様には強く心を打たれた。少々クサいと感じる部分もあるが、そこは安部先生の説得力で上手くフォローされている。これがまた作画の柿崎先生の画力も凄いんですよね。荒々しくも繊細さが垣間見えて、ダイナミックな力強い筆致に最後まで引き付けられて仕方なかった。
皆がそれぞれ幸せになってくれと願わずにはいられない。そんな愛と勇気に溢れた一冊。名作です。 December 12, 2025

#RAINBOW 二舎六房の七人 全22

湘南特別少年院の二舎六房に入れられた7人の少年たちによる青春ヒューマンドラマ。原作の安部譲二さんの自叙伝な作品でもあり、花輪和一先生の『刑務所の中』もそうですが当事者であるからこそのリアリティ、説得力がありますね。 舞台が昭和30年〜43年ということもあって、戦後まもない倭国の重々しい空気感といったものも感じられます。少年院の話を長々とやるものだと思ってたのですが、割と早い段階で脱獄してしまうんですよね、吃驚。とは言え“半年“の間で築かれた二舎六房の絆は強固なもので、娑婆に出たあともその繋いだ絆が離れない様には強く心を打たれた。少々クサいと感じる部分もあるが、そこは安部先生の説得力で上手くフォローされている。これがまた作画の柿崎先生の画力も凄いんですよね。荒々しくも繊細さが垣間見えて、ダイナミックな力強い筆致に最後まで引き付けられて仕方なかった。
皆がそれぞれ幸せになってくれと願わずにはいられない。そんな愛と勇気に溢れた作品です。 December 12, 2025

#RAINBOW 二舎六房の七人 全22

湘南特別少年院の二舎六房に入れられた7人の少年たちによる青春ヒューマンドラマ。原作の安部譲二さんの自叙伝な作品でもあり、花輪和一先生の『刑務所の中』もそうですが、当事者であるからこそのリアリティ、説得力がありますね。 舞台が昭和30年〜43年ということもあって、戦後まもない倭国の重々しい空気感といったものも感じられます。少年院の話を長々とやるものだと思ってたのですが、割と早い段階で脱獄してしまうんですよね、吃驚。とは言え“半年“の間で築かれた二舎六房の絆は強固なもので、娑婆に出たあともその繋いだ絆が離れない様には強く心を打たれた。少々クサいと感じる部分もあるが、そこは安部先生の説得力で上手くフォローされている。これがまた作画の柿崎先生の画力も凄いんですよね。荒々しくも繊細さが垣間見えて、ダイナミックな力強い筆致に最後まで引き付けられて仕方なかった。
皆がそれぞれ幸せになってくれと願わずにはいられない。そんな愛と勇気に溢れた作品です。 December 12, 2025

とどめの第十夜。https://t.co/mdFfzADlESこれは十代の頃から読むたびに戦慄してきた絶品なんだけどね。(※漫画化するなら)花輪和一かなあ。イラストレーターの楢喜八って人、マンガ描かないのかな？ December 12, 2025

花輪和一「みずほ草紙」1巻の最後の経立の回を読み返してしみじみした。「経立になった悪い猫は殺してしまえ」と言う悪どい拝み屋の顔があい子さんなのだ… December 12, 2025

安彦良和画集が初めて買った画集の本でした画集では。そのつぎに買った画集は丸尾末広花輪和一画集でした。内容に天と地の差があるお互いの画集の内容。安彦良和画集は楽しく見れる。 December 12, 2025

花輪和一はもっと凄いことになってる December 12, 2025