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自然災害
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2025.12.08 05:00
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#トロール2
倭国でゴジラが生まれた理由を考えたとき、倭国は、自然災害の宝庫、その災害の後に残された光景は、大きな獣が破壊したように見えた。でも、北欧のトロールは、倭国とは違い、氷河などの自然の痕跡を見て、トロール(巨人)伝説が生まれたらしい。しかし、人間の想像力には恐れ入った。 https://t.co/icaIQ0ki7B December 12, 2025
🟣論壇
倭国独自のインフラ観!
”紛争より自然災害を重視”
#国土学総合研究所 所長
#大石久和
■都市城壁に守られた歴史無し
今回は「世界の政治首脳の中で倭国だけがインフラの重要性を国民に説いてこなかった」と説き、それは朝鮮半島から英国に至る全ての民族が都市づくりの必須条件とした都市を囲む城壁を持たなかったために、「都市城壁=インフラに命を守られた経験が無い」ことから来ているのではないかと説明していく。
人は愛する者の死に出合った時、最も深く感じ、最も多く考える。「なぜ死んでしまったのか、なぜこの死を防げなかったのか」に最も深い感情と思考で対峙する。長い歴史を持つ民族の中で唯一、倭国では死との遭遇がほとんど自然災害であったのに、倭国以外の全ての国々では自然災害死ももちろんあるが、大量死をもたらしたのは紛争だった。
ほとんどの歴史学者が世界史と倭国史に研究分野が分かれていることもあり、専門分野以外に言及することがほとんど無いから、上記のような認識を持てないでいる。日常、次のような疑問を持つことがあっても、多くの人は無意識に通り過ぎているのだ。
○セキュリティーのための重要インフラである鉄道の廃止を進めている先進国は無いが、なぜ倭国はロシアに近い北海道のレールをはがし続け、近年4000キロメートルだったものを2300キロメートルにまで縮小したのか。
○世界の国のどの家屋も、安全のために最も重要な外部との接点である扉は内開きなのに、倭国では、なぜ、ほとんどの家庭は外開きドアで暮らしているのか(ドアノブを切られると簡単に暴漢が侵入できるのに)。
これは一例を示すと次のような経験をしてこなかったためなのだ。オーストリアのウィーンは、オスマン帝国の大軍(1度目は12万人、2度目は15万人)に二度包囲されて攻撃されたが、持ちこたえることができたのは都市城壁を持って守り抜くことができたからだった。
シュメールは西洋文明の発祥の文明であったが、この5500年前の都市であるウルやウルクはすでに都市城壁を持っていた。都市城壁が世界最古の文明を生んだとも言えるのである。そして、それは安全保障に不可欠なインフラの重要性への気付きでもあったのだ。
現在も米国をはじめとして西欧諸国の首脳がインフラ整備の重要性を語っている。最近も2025年に政権交代を果たした英国のスターマー政権は7250億ポンドものインフラ投資計画をまとめたし、ドイツもメルツ政権となって、財政均衡ルールを緩和して5000億ユーロのインフラ投資基金を創設することとした。
倭国政治は、もういい加減に歴史的な経験の違いという「くびき」を解いて、国際競争力と国民生活の基盤であるインフラ整備の重要性に気付かなければならない時が来ている。
#公明新聞電子版 2025年12月08日付 https://t.co/toNuyFYB3q December 12, 2025
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