【カトリックにおける死後の世界】

人間は死後、神の裁きを受けることになります。
その裁きによって振り分けられる行き先が「天国」「煉獄」「地獄」の3つの世界です。

①天国
　三位一体（父・イエス・聖霊）の神、聖母マリア、天使、諸聖人たちとともに暮らす至福の世界のことです。生前に罪を犯さなかった人や、生前に犯してしまった罪を完全に償った人が振り分けられます。

②煉獄
　天国に直接は行けなかった人が、浄化のために一時的にとどまる世界のことです。生前の罪に対する償いが残念ながら間に合わなかった人が振り分けられます。ここでの浄化を終えた人から天国に上がっていくことができます。
　またカトリック教会では、死者のための祈りやミサをささげたり、自分の信心業によって得られる免償を死者のためにささげたりすることを大切にします。これによって煉獄で清められている人がいち早く天国へ上げられると信じているからです。

③地獄
　大罪を犯したまま神の慈しみを自らの意志で拒んだ人（「神を信じない人」とは必ずしも一致しないことに注意が必要）が”行く”世界です。
　「地獄」に関してだけは”振り分けられる”という言葉は適当ではありません。神はすべての人間を愛しておられるため、その人間を地獄へ送ることを望んでおられません。つまり『神から永遠に離れることを自ら選んだ＝自分の意志で地獄へ行った』ということになるからです。
　なので教会は、すべての人が自分の罪を悔い改め、神の慈しみを受け入れるよう切に祈るのです。 December 12, 2025

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重厚で癒される顔してるの羨ましすぎてあたち溶けそうっ

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