強くなりたい君へ。結論から言うばい！強くなどならなくていい！
　そもそもこの世界に強い人などおらんし、みんな本当は怖くて不安いっぱいだ。
　それなのに確かに「強い人」だと感じさせる人は存在する。ではその人が「強い」と君に思わせているものの正体は一体何なのか一緒に考えてみよう。
　たとえば、遊園地の絶叫マシン。絶叫マシンを目の前にして恐怖を感じている人がいるとする。一人は怖いから乗らない人。一人は怖いけど我慢して乗る人。前者の人にとって後者の人は「強い人」に見える。強さとはこういうことだ。それなのに多くの人は恐怖を感じないことが強さだと誤解している。もともと絶叫系が大好きで自ら進んで乗る人は強さではなく好みの問題やけん無視していい。「強い人」も「弱い人」も怖いのは同じ。
　これが俺が冒頭で言った「強くなどならなくていい」の真意だ。怖がりのままだって強い人と同じ行動をとることはできる！怖いままでいいから足を踏み出そう！恐怖に震えながら前に一歩踏み出すんだ！人生の価値は恐怖の有り無しでは決まらない。一歩踏み出したかどうかで決まるんばい！ December 12, 2025