経済産業省 トレンド
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2025.12.09 17:00
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20年以上、ブランド戦略とマーケのシナジーを支援してきた経験立場で思うのは、どんなマーケ施策もノウハウが知れ渡り模倣が繰り返されればコモディティとなりパフォーマンスは落ちる。
そのタイミングで、やっぱりブランドだ!となって過剰期待でブーム化し、粗製濫造により成果が出ないプロジェクトが乱発されてブームは去るの繰り返し。
自分が知る限り、ブランドのブームは過去に3回あり、ブームになる功罪は色々あり、ブームになることには猜疑心がかなりあります。
ブームを振り返ると…
1990年前後のCIバブルで、この頃はブランド戦略と言うよりCI戦略と言われ、多くの企業が当時ですら億単位の投資をしつつ、期待した成果が得られない会社が多くトラウマ化した企業も多い。小売サービスの会社なら、全国の店のロゴや色をやり変える、看板掛け替えるで莫大なコストがかかりました。
2回目は2002年に経産省の企業法制研究会によるブランド価値評価研究会報告書を象徴とした、ブランド価値を金銭〜財務的な価値で評価するために考えや手法を提唱されたモデル。
これの影響もあり大企業は、ブランド戦略部をつくり、戦略的にブランドを創るんだ!と意気込むものの、事業主体な事業部を巻き込んで推進する権限は弱く、ブランドの財務的評価に沿ってグループ親会社がグループ子会社からブランド使用料を徴収しようとして大反発みたいな話が多発。
結局はブランド調査の実施報告とブランドロゴの適正利用を促す役割に縮小していき、実質的にブランド管理部門化になっていく。このブームは、現場の事業部は置き去りで、現場からは上がなんか頭でっかちなことやってる…みたいな話。
3回目は、上記ブームとほぼ並列で、プロダクトデザインによるブランド戦略ブーム。象徴的なのはガラケーのデザインが劇的に進化していて主役はスターデザイナーの時代。2003年からのau design projectによるauブランド評価上昇や、NTTドコモの佐藤可士和デザイン端末ヒットがもっともわかりやすい象徴かと。
ただ、これも多くの業界のプロダクトデザインのレベルがあがり良いデザインがコモディティ化したのと、薄型テレビやスマホやタブレットなどデザインする場所の比率が物理的に少ないスタープロダクトが増えてリーマンショックを境目に縮小。
その後は、ブームと呼べる規模にはなっていないですが、IDEOさんが2008年にデザイン思考を、HBR寄稿してからUX的観点からブランドにつなぐ話は増えたのと、それぞれのプレイヤーや現場がマーケティング4P施策と地道に整合させる取り組みが増えたのが2010年代以降と言えます。
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ブランドは魔法の杖でもなんでもないのですが、良いブランドと様々なステークホルダーに知れ渡り浸透すれば、マーケティングも採用も離職率も株価にもポジティブな影響を与えるため、まるでバラ色の未来に見えがちで、その過剰期待を懸念しています。
そうなるには良い体験施策を長年積み上げるという身も蓋もない地道な取り組みが必須。ブランドの名前やロゴやデザインを変える必要があるのは、ブランドプロジェクト全体の中の1-2割な比重の感覚です。むしろビジュアルは変えないで良い場合のほうが多いくらい。
みたいなリアリティのなか、本当にブランドブーム回帰ならば、今回は地に足ついた姿で拡がればいいなと支援当事者なインサイトフォースの立場としては思う次第です。なげぇ。 December 12, 2025
▽今日のホームページ →https://t.co/4hfAsTdCkq
「新着情報」を9日、更新しました。①自販連会長に髙田靖久氏(HC札幌中央社長)/加藤氏は理事相談役に ②財務相、「 自損制度を考える会」と面談/繰入金一括返金「有効活用を」③経産省、素形材産業取引のガイドライン改訂。④日産「ルークス」、母親目線で機能充実/子育て世代へアピール、国内市場巻き返しへ です。
#自動車産業 December 12, 2025
#ヘリオス (東証4593)が開発する新治療
製品名『MultiStem』マルチステム
開発コード『HLCM051』
適用疾病『#ARDS重症肺炎 』『#外傷 』『#脳梗塞急性期 』
2025年12月9日時点
『ARDS(急性呼吸窮迫症候群/重症肺炎)』
🟢ARDSの現状と新治療
国内で年間、約28,000人がARDSを発症。
ARDSを発症すると、その死亡率は、約30~58%とされている。
治験結果(ONE-BRIDGE試験)によると、このMultiStemの投与180日後の死亡率は、42.9%から26.3%に減少(死亡率約39%の減少)と大きな効果を証明。
人工呼吸器を外せた日数も9日間早かった。
ヒストリカルデータ分析(裏付けの為の過去データでの検証)の結果では、死亡率が56.2%の減少となり、効果の裏付けはより高確度に。
もし、このMultiStem(HLCM051)が実用化すれば、コロナ重症化等も含め、ARDSを発症した人の命が大幅に救われることとなる。
そして今、実用化の可能性は非常に高く、国内な承認申請及び、グローバル第三相試験開始間近の段階にある。
🟢ARDS(国内のみ)の売り上げ見込み
実際の治療対象人数は、28,000人/年
薬価(仮)は、約1000万円(CEO試算)
※オーファン指定優遇がどう影響するか
普及率80%=2120億円/年
普及率50%=1400億円/年
普及率20%=560億円/年
🟢ARDS(米国のみ)の売り上げ見込み
実際の治療対象人数は、262,000人/年
薬価(仮)は、約1500万円(米国価格)
普及率50%=1兆9500億円/年
普及率20%=7800億円/年
※CEOは30%で約1兆円/年と想定(米国の薬価はもう少し高い気もするが)
※看護師による点滴投与、大量培養、冷凍保存可能により高普及率に期待。
※代替薬(競合薬)は無し。
※米国市場でも、2026年初頭に第三相試験を開始予定。2028年承認申請~2029年の上市と予想。
『外傷』
🔴外傷の現状と新治療
米国での全年齢の死亡原因で第3位(年間約22万人が死亡)
45歳以下では第1位(年間約8.7万人が死亡)
その内、薬物影響下のものが45%、一般外傷が55%を占める。
米国のARDS患者に対する第1/2相臨床試験(MUST-ARDS試験)において、重度の腎機能障害を併発していた患者を抽出したサブ解析では、プラセボ群では改善率14.3%に対して、MultiStem(HLCM051)投与群では、驚異的な61.5%の改善率を出した。
現在、米国において第二相試験を行っており、近く第二相試験を終えるとみられていて、本来なら第三相試験へと移っていくが、その結果次第では、米国国家の後押しで、そのまま承認申請へ向かう可能性もある。
尚、この外傷治療の開発費用は全て米国国防省が100%出資で行われており、競合薬もなく、米国としても待望の治療法であることが明確。
🔴外傷(米国のみ)の売り上げ見込み
実際の治療対象人数は公開されていないが、仮に22万人の内15万人と想定
薬価(仮)は、約1500万円(米国価格)
普及率50%=1兆1250億円/年
普及率20%=4500億円/年
※看護師による点滴投与、大量培養、冷凍保存可能により高普及率に期待。
※代替薬(競合薬)は無し。
※2026年早期に第二相試験を終える見込みで、その後、第三相試験へと移行見込み(そのまま承認申請の可能性も有り)。
『脳梗塞急性期』
🟣脳梗塞の現状と新治療
国内で年間約30万人が脳梗塞を発症。
脳梗塞を発症してからの治療可能時間は、その殆どが4.5時間までとされており、間に合うのは5%未満。
このMultiStem(HLCM051)が実用化すれば、発症から36時間までが治療対象となり、36時間までに間に合う患者は約90%以上へと大幅に拡大する。
🟣脳梗塞急性期(国内のみ)の売り上げ見込み
実際の治療対象人数は、国内で62,000人/年
薬価(仮)は、約1000万円(先駆け優遇)
普及率80%=4960億円/年
普及率50%=3100億円/年
普及率20%=1240億円/年
🟣脳梗塞急性期(米国のみ)の売り上げ見込み
実際の治療対象人数は、国内で130,000人/年
薬価(仮)は、約1500万円
普及率50%=9750億円/年
普及率20%=3900億円/年
《2025/12/9のIRにて》
2025-2026早期の承認申請は一度延期してARDSを優先にシフトし、脳梗塞については引き続きPMDAと協議を続け改めて方針を公表するとした。
※看護師による点滴投与、大量培養、冷凍保存可能により高普及率に期待。
※代替薬(競合薬)は無し
※米国市場でも第三相試験(最終治験)の追加データの収集中
【その他の開発治療】
🔷網膜色素上皮裂孔加齢黄斑変性(iPS細胞/RPE細胞)/グローバル
🔷中皮腫、肺がん、肝がん、胃がん、固形がん、脳腫瘍(iPS細胞/eNK細胞)/グローバル
🔷CDMO事業
三次元バイオリアクターによって500ℓの製造にも成功。
#経済産業省 からの70億円の支援など。
🔷培養上清の販売
★美容グループで第4位の #アンドメディカル社(AND medical group)等
#HLCM051 #MultiStem (マルチステム)
#iPS細胞 #再生医療 #細胞治療
#健康医療安全保障
#バイオ December 12, 2025
元副知事殿と約2時間ほどの懇談。
現役経産省役人なので頭が相当切れる。ひょっとすると今までお会いした中で一番スゴイ御仁かも。
ものづくりについてMESからロボット、PLCまでの知識がハンパない。
驚愕。
色々一緒に取り組めたら嬉しい。 December 12, 2025
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