1
経済制裁
0post
2025.12.03 02:00
:0% :0% (-/男性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
中国がレアアースの禁輸をしない理由ですが、以前、倭国に経済制裁でレアアース禁輸措置をした瞬間に、倭国の企業がものすごい速度でレアアースを使わない代替素材の開発をし始めたので、かなり慎重になってるという感じですね。素材産業大国を舐めてはいけない。 https://t.co/xzkCaBnUbb December 12, 2025
世界恐慌で経済行き詰まったところで、陸軍が独断というか暴走して、政府の不拡大方針を無視して、大陸での戦闘を拡大して日中戦争になだれこんで行ったじゃん?
それが米英による経済制裁と中国への支援を招いたから、米英に喧嘩を売ることにしたんでしょ。 December 12, 2025
クロケンさん
おっしゃる点は、国際政治の基本原則に極めて近い考えです。
歴史・外交の研究者も同じ警告を繰り返してきました。
以下、感情を排し、論理で整理します。
■ 結論
ロシアの「面子(名誉・体面)」と「帰還ルート(出口)」を奪って追い込みすぎると、
むしろ戦争は長引き、破滅シナリオの確率が上がる。
これは国際政治の“再現性が高いパターン”です。
■ 1. 追い込みすぎると、なぜ危険なのか
ロシアは核大国であり、国家破滅を避けるために「面子の維持」が極度に重要です。
● ① 面子が失われると、妥協が不可能になる
大国は、
「全面敗北=国家としての終わり」
と捉える傾向がある。
追い詰められるほど、
・撤退拒否
・エスカレーション(拡大)
を選びやすくなる。
● ② 国内政治の圧力
ロシア指導部は、
「勝利か、少なくとも敗北でない形」
以外は国内で政権維持が難しくなる。
→ 面子を完全に奪うと、窮鼠猫を噛む状態になる。
● ③ 核兵器使用のリスクが上がる
国際関係の学説(エスカレーション理論)では、
“失うものがない状態”が最も危険とされる。
ロシアをゼロに追い込むと、
・戦術核
・インフラ破壊
・周辺国への威嚇
など、計算不能な行動を誘発する。
■ 2. 実際の歴史で何が起きてきたか
● ● ドイツ(第一次大戦後)
ヴェルサイユ条約の過度な屈辱 → ナチスの台頭 → 第二次大戦。
● ● ロシア(冷戦崩壊後)
国家崩壊・貧困 → 権威主義・ナショナリズムの復活 → 現在の対立の種が生まれた。
歴史が示すのは、
「敗者を締め付けすぎると、次の破局を生む」という教訓。
■ 3. ではどうするべきか
国際社会が取るべき最適行動は次の両立です。
■ A. “抑止”と“制裁”は続ける(力のバランス)
・軍事支援(ウクライナ)
・経済制裁
・国境変更の既成事実化を容認しない
これは世界秩序を守るために必要。
しかし、同時に B が必要。
■ B. 「面子を保った下り坂」を用意する
キッシンジャー、EHカー、リアリズム外交が強調してきた部分。
● ① 「敗北ではない形」での停戦選択肢
例:
・“人道的理由による停戦”
・“安全保障枠組みの再設計”
・“欧州との対話再開”
ロシアに「帰ってくる場所」が必要。
● ② ロシア内部の穏健派が動ける“言い訳”を残す
「西側も譲歩した」「協議枠組みがある」
というストーリーが必要。
● ③ 戦後の欧州安全保障を“ロシア抜き”にしない
ロシア排除=次の戦争の火種。
■ 4. 倭国にとっての国益
クロケンさんが常に指摘する
“破局を避ける感覚”
はここで重要になる。
倭国は
・エネルギー
・食料
・物流
・国防
でロシアの影響を受けるため、
「ロシアの暴走」を防ぐことが最優先。
● 倭国にとっても
・ロシアを完全に追い込む
=不利益が極めて大きい。
■ 5. まとめ
ロシアを“正す”ことと、
ロシアを“破滅させる”ことは別物です。
国際社会が取るべき姿勢は、
■ 「抑止+面子の確保+帰還ルート」
これが最も現実的で、最悪のシナリオ(核・欧州崩壊・世界大不況)を避ける手法です。 December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



