リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
聞きどころ①
👗【ミミ】柏木ひなたさん👗
話すように静かに歌うシーンから歌唱力を求められるシーンまで、繊細な表演から迫力のある歌声まで求められる役です。
・M-12私の名はミミ
クラシック音楽は有機性を好む性質もあり、ビートやリズムを露骨にしないことに美学を見つけることがあるのですが（簡単にいうと、常にテンポが変動する）...見事に生演奏と合わせ、語り→語るように歌う→歌う→語るように歌う→語る。というシームレスな様相を繊細に、そして力強く見事に演じていただいております。
（全てのセリフは楽譜上に配置され
　タイミングなど全て細かく計画されています。）

ミミはムゼッタと対照的（ムゼッタは派手で恋の人気者、ミミはお淑やかで恋に奥手）に感じ取られがちですが、実際は「理想的な女（ひと）」の像を持っており、柏木ひなたさんの魅力的なキャラクタライズも見ものでございます。

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
音楽と朗読のシンクロも是非お楽しみくださいませ。

#ラ・ボエーム
#ラボエーム
#柏木ひなた
#上口耕平
#敷村珠夕
#中田凌多
#福井晶一 December 12, 2025

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
千穐楽スタンディングオべーション大盛況にて終演いたしました！

これも全て
　台本の草玲るなさん

キャストの
　柏木ひなたさん
　上口耕平さん
　敷村珠夕さん
　中田凌多さん
　福井晶一さん

演奏の
　林愛実さん
　花井悠希さん
　山本有紗さん

スタッフのみなさま

そしてお越しいただきました皆様のおかげでございます。ありがとうございました。

感想など
#ラ・ボエーム
とつけてポストしていただけますとありがたく存じます。

また再演したいと心から思った舞台となりました。

重ねまして、みなさまありがとうございます🌞 December 12, 2025

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
聞きどころ②
🖊️【ロドルフォ】上口耕平さん🖊️
歌唱力が求められるのはもちろんのこと、リアルな芸術家の性格を演じるため感情の起伏も大きく、歓喜から絶望の泣きまで大きな熱量を必要とする役です。

M-11冷たき手を
暗い屋根裏部屋で不意にミミの手に触れ、その冷たさを語るように始まりますが、深くみると「小さくて可愛い手」に惚れていることがわかります。暗く顔も見えるか見えないかわからないような屋根裏部屋で、ミミの発する魅力を少しずつ、純粋な青年が恋の始まりを静かに感じ取るようなシーンから、時に爆発的に（詩人的に）語り歌う、レンジの広い表現を上口耕平さんが見事に演じてくださいます。

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
音楽と朗読のシンクロも是非お楽しみくださいませ。

#ラ・ボエーム
#ラボエーム
#上口耕平
#柏木ひなた
#敷村珠夕
#中田凌多
#福井晶一 December 12, 2025

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
聞きどころ⑥
【フルート／ヴァイオリン／ピアノ】
林愛実さん　花井悠希さん　山本有紗さん
何十人ものオーケストラで演奏される原曲を３人だけで見事に表演されます。この作品はもともとオーケストラが多くを語るもので、音楽なしでは物語が進まないというほど。非常に重要な役割を担っています。

楽譜には全てのセリフが書き込まれており、歌など音の高さやリズムはもちろん、台詞のタイミングなどさまざまなシンクロの仕方が指示されています。非常に難しい注文ばかりで、始まりから終わりまで恐怖を感じるほどの集中力が必要です。ご三方が見事に巧演されます。

M-1メインテーマ
本作のために書き下ろした作品です。プッチーニへのオマージュ（リスペクト）とし、プッチーニの使う特徴的な作曲技法である、トップとベース（最高音と最低音）がオクターブの関係で構成される山本有紗さんのピアノソロのシーンから始まります。これはメロディとベースが同じラインで演奏をする形となり、（ベースをメロディとして耳が捉えるため）印象としてベースを感じにくい音楽に聞こえます。ベースは音楽の構成上とても重要な役割を持っているため、ベースを持つほとんどの楽曲とは異なる感覚を覚えることができます。
また林愛実さんのフルートにはミミが、花井悠希さんのヴァイオリンにはロドルフォが語りかけるような旋律を入れ、本作のクライマックスに続く、ミミと残されたロドルフォの会話を感じるような、救済の様相を持たせました。

途中でロドルフォの自作の台本を燃やす時にもこのメインテーマが流れるのですが...初めに燃やした時にはヴァイオリンだけが登場し、次に燃やしたページにはフルートが追加されます。本作と、ロドルフォの作りだす作品（台本）との関係性のことなどを考えてみるのも、考察の一つとして面白いかもしれません。

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
音楽と朗読のシンクロも是非お楽しみくださいませ。

#ラ・ボエーム
#ラボエーム
#福井晶一
#柏木ひなた
#上口耕平
#中田凌多
#敷村珠夕
#林愛実
#花井悠希
#山本有紗 December 12, 2025

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
聞きどころ⑤
🎤🎵📚🐕【ナレーター／ショナール／コッリーネ／アルチンドロ】福井晶一さん🎤🎵📚🐕
本作品をまとめ上げるすこぶる重要な役。物語の推進から、圧倒的歌唱、コミカルキャラクターから犬まで（詳しくは会場で）

M-8我らはボヘミアン
本作のサブメインテーマでもある楽曲。自由気ままなボヘミアンらしく、フランス的な音使い、倭国を感じる音階、アメリカらしい和音など、いろいろな要素を混ぜ、さらにプッチーニの原作との融合を試みました。高速で進む楽曲にとても複雑なリズムで言葉を打ち込んでいく高難度な楽曲です。

M-35愛を繋ぐコート
本作のクライマックスに演奏される楽曲。緊迫している流れの中、非常に少ない音によって表演されます。音は少ければ少ないほど、一つの音に込められる力が強くなります。濃縮された音楽により、作品はクライマックスへと向かっていきます。

福井晶一さんの見事な演じ分けと圧倒的歌唱により作品が彩られます。

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
音楽と朗読のシンクロも是非お楽しみくださいませ。

#ラ・ボエーム
#ラボエーム
#福井晶一
#柏木ひなた
#上口耕平
#中田凌多
#敷村珠夕 December 12, 2025

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
聞きどころ④
🎨【マルチェッロ】中田凌多さん🎨
滲み出る優しさと真面目さを併せ持ち、時に真剣に友を叱り、恋にも本気。本作の非常に重要な要素である「友情／仲間」という概念の象徴とも言える役です。

M-19魔性の女
元恋人のムゼッタに対し「職業は浮気者」と罵る歌です。いつもムゼッタのことを気にしているくせに、あまり認めようとしない、いつものお決まりの叫びが歌となっています。プッチーニの音楽の特徴でもあるとても難しい調性（フラットマークが７つも付いている）楽曲で、我々作曲家でも生きているうちに数えるほどしか見ないような特殊な譜面なのですが、音楽的基礎能力の高い中田凌多さんが見事に演じ歌われます。最後の恨みを込めた「ムゼッタ！」と高らかに歌うシーンは、２幕の後半では愛を叫ぶ「ムゼッタ！」へと変容してききます。（そして３幕では「この傲慢ちき！」と叫びます。）

離れたくないのに離れなくてはいけない
　ロドルフォとミミ
離れなければいいのに離れてしまう
　マルチェッロとムゼッタ

２つのカップルの対比は、クライマックスに向けて多くのメッセージを与えてくれます。

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
音楽と朗読のシンクロも是非お楽しみくださいませ。

#ラ・ボエーム
#ラボエーム
#中田凌多
#敷村珠夕
#柏木ひなた
#上口耕平
#福井晶一 December 12, 2025

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
聞きどころ③
🎼【ムゼッタ】敷村珠夕さん🎼
男を夢中にさせるだけではなく、賢さと優しさを持ち、仲間を思う気持ちがとても強い歌手。歌手というだけあり、ハイトーンからロートーンまで行き来するトリッキーな声も必要となる役です。

M-21私が街を歩けば
ムゼッタといえばあの笑い声、と思うほど魅力的な笑い声が多く出てくるのですが、罵倒する声、悶えるような声など、多くの声を操ります。その中でも、私がこれまでの作曲家人生で初めて書いた「舌打ち」が登場する楽曲です。前半は男を魅惑する女の様相が見事ですが、後半は自身の生き方に対する葛藤を繊細に表現されます。跳躍も多く、低い声から高い声まで行き来する難易度の高い楽曲を敷村珠夕さんが巧みに歌われます。

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
音楽と朗読のシンクロも是非お楽しみくださいませ。

#ラ・ボエーム
#ラボエーム
#敷村珠夕
#柏木ひなた
#上口耕平
#中田凌多
#福井晶一 December 12, 2025

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」⛄️
演出・音楽　中村匡宏
上演台本　草玲るな

初演が素晴らしい表演にてスタートいたしました！ありがとうございます🎊

ミミ　柏木ひなたさん
ムゼッタ　敷村珠夕さん
ロドルフォ　上口耕平さん
マルチェッロ　中田涼多さん
ナレーター/コッリーネ/
ショナール/アルチンドロ
福井晶一さん

ヴァイオリン　花井悠希さん
フルート　林愛実さん
ピアノ　山本有紗さん

ありがとうございます♪

さぁ！引き続き夜の部です。

楽しくも恐るべき生活！
ラ・ボエーーーーーム！🌚 December 12, 2025

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」⛄️
演出・音楽　中村匡宏
上演台本　草玲るな

初演が素晴らしい表演にてスタートいたしました！ありがとうございます🎊

ミミ　柏木ひなたさん
ムゼッタ　敷村珠夕さん
ロドルフォ　上口耕平さん
マルチェッロ　中田凌多さん
ナレーター/コッリーネ/
ショナール/アルチンドロ
福井晶一さん

ヴァイオリン　花井悠希さん
フルート　林愛実さん
ピアノ　山本有紗さん

ありがとうございます♪

さて、聞きどころを少しだけ・・・

楽しくも恐るべき生活！
ラ・ボエーーーーーム！🌚 December 12, 2025

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
聞きどころ④
🎨【マルチェッロ】中田凌多さん🎨
滲み出る優しさと真面目さを併せ持ち、時に真剣に友を叱り、恋にも本気。本作の非常に重要な要素である「友情／仲間」という概念の象徴とも言える役です。

M-19魔性の女
元恋人のムゼッタに対し「職業は浮気者」と罵る歌です。いつもムゼッタのことを気にしているくせに、あまり認めようとしない、いつものお決まりの叫びが歌となっています。プッチーニの音楽の特徴でもあるとても難しい調性（フラットマークが７つも付いている）楽曲で、我々作曲家でも生きているうちに数えるほどしか見ないような特殊な譜面なのですが、音楽的基礎能力の高い中田凌多さんが見事に演じ歌われます。最後の恨みを込めた「ムゼッタ！」と高らかに歌うシーンは、２幕の後半では愛を叫ぶ「ムゼッタ！」へと変容してききます。（そして３幕では「この傲慢ちき！」と叫びます。）

離れたくないのに離れなくてはいけない
　ロドルフォとミミ
離れなければいいのに離れてしまう
　マルチェッロとムゼッタ

２つのカップルの対比は、クライマックスに向けて多くのメッセージを与えてくれます。

リーディング・オペラ「ラ・ボエーム」
音楽と朗読のシンクロも是非お楽しみくださいませ。

#ラ・ボエーム
#ラボエーム
#敷村珠夕
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#上口耕平
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#福井晶一 December 12, 2025

私に負けずまあまあガチの観劇オタク、しかも小劇場のオタク。遺伝子つよぉ！と思わざるを得ない。福井晶一さんが若手の時に観たことあるわと聞いた時には、んんん？？となりましたし、レミゼはほんとに初期に観に行ってた。劇場で観ることが何より大事だと教えてくれた師匠には感謝しかない。 December 12, 2025

【Amazon】銀と金 Blu-ray BOX - 倭国のTVドラマ

【キャスト】池松壮亮-マキタスポーツ-村上淳-臼田あさ美-リリー・フランキー-福井晶一-佐野史郎-中村倫也-大東駿介-山本浩司-藤原季節-加治将樹-嶋田久作-山中崇-山田裕貴
https://t.co/lCegTVqKr3 December 12, 2025

#福井晶一 Instagram
🌹Pretty Woman the
Musical🌹
初めての集合写真（公式✕より）
演出、振付のJerryが倭国に1週間滞在して「Pretty Woman」 JAPANカンパニーがどこを目指せばいいのか愛を持ってその指針を示してくれました…
#プリティウーマン
#PrettyWomanJP https://t.co/6Q4ZoVgYoL December 12, 2025