社会不安 トレンド
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2025.12.08 14:00
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物語のジャンルの解像度をあげて、無限に脚本を作ろう!
Save the catの法則「7. スーパーヒーロー」
「力」を持つがゆえの葛藤、それにどう向き合うのか?
力を持つことにはどんな責任が伴うのか?
という「力にまつわる」ものを描くのがスーパーヒーローの構造です
例にあげるまでもなくスーパーマン、バットマン、スパイダーマン…アメコミヒーローはこれですよね
倭国のアニメだとヒロアカ、TIGER&BUNNY、ワンパンマン、チェンソーマン、デビルマン…
倭国の方が力の代償に重きを置かれて内面的葛藤を描きがちですね
ヒーローは“自分がこうありたい”の投影
スーパーヒーローは、人間が本来持っている理想像を濃縮した存在。
・強さ
・優しさ
・道徳性
・決断力
・責任
これらは日常では発揮しきれないけど、ヒーローを見ると代わりに体験できる。
ヒーロー=自分の中の善性のアバター
だからこそスーパーヒーローを見るとその時代の世相がわかったりします。みんながどうありたいと思っているのか?
チェンソーマン見れば、いまがどうなのかお分かりですね
「やってみろよ、バァーカ!」
って言ってほしいんです
僕らが言いたいけど言えないこと、やりたいけどやれないことやれないこと
そんなのを脳死で吹き飛ばしながら豪快に世界をぶっ壊してほしいんです
実際にスーパーマンの誕生は大恐慌下
キャプテンアメリカは第二次大戦中
X-Men は公民権運動期
社会不安が強い時、ヒーローは必ず生まれるみたいですね
そんなスーパーヒーローの物語に必要な要素は
力(gift)
正体(identity)
そして責任と対立(responsibility and nemesis)
力そのものに集中しがちですが、同じくらい日常生活も大事
なぜなら
Identity(正体の揺らぎ)は“日常でしか描けない”から
Superhero における最大のテーマは
「自分は誰なのか?」
というアイデンティティの葛藤。
この葛藤は、敵と戦うシーンでは絶対に描けない。
描けるのは、
✔ 家に帰った瞬間
✔ 学校や仕事で普通に過ごすとき
✔ 嘘をつくとき、自分を隠すとき
✔ 力のことで約束を破ってしまうとき
つまり “平凡な生活の中でこそ、ヒーローとしての自分との矛盾が発生する”。
例えば:
スパイダーマンは、街を救うと MJ とのデートを台無しにする
バットマンは、正義のためにブルース・ウェインの人生を壊す
デンジは、人間としての欲望があるのに悪魔として扱われる
日常生活 は「アイデンティティ分裂」が生まれる現場。
これがないと Superhero ジャンルが成立しない。
そしてこの日常生活が責任の重さを演出します
さらにさらにこれなくして語れないのは対立する相手、宿敵ヴィラン
これは同じ「力」を持ちながら違う選択をした、主人公の鏡像なんですよね
だからこの敵との決着っていうのは、単に善悪の決着なのではなく、力に対する倫理観の決着であるべきです
スーパーヒーローっぽくないですが、価値観の決着っていう意味では
るろうに剣心の剣心と志々雄(力とは「守るため」vs「支配するため」)
鋼の錬金術師のエドと父(命とは「かけがえのない個」vs「数であり、自分を完全にするためのもの」)
他にも色々例なんてあると思いますがやっぱりこの価値観がどれだけ本質的かつ決定的に違う者同士がガチンコ勝負してるかがドラマを生むよなぁと感じます
みなさんの好きなスーパーヒーローは?
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