社会不安 トレンド
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2025.11.27 12:00
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今日のX、デマが連鎖して増殖する「同じ構造」が見えてきた。
・イタリア「推定有罪」デマ
・ノルウェー「ゲームだけで逮捕」デマ
・接続元表示を使った「外国勢力論」
これらは同じアカウント群を中心に連動して拡散している。
特徴はどれも
「単純で刺激的な物語」
「敵の正体が見えるようで実際には誰でもいい誰かを憎ませる構図」
になっており、エコーチェンバー化が加速する。
これは個別の愚かな人の問題ではなく、
イギリスのオンライン安全法が対処しようとしている
「オンライン害=有害情報拡散の構造」そのものだ。
いま起きているのは
人間の認知の弱点 × アルゴリズム × 社会不安
が組み合わさった情報環境の病理。
ここでは努力や理性は通用しない。
必要なのは、誤情報にハマった個人を責めることではなく「アルゴリズム中毒」から引き離すための治療と介入だ。
これこそが現代の「オンライン安全」の本丸であり、
倭国の議論がまだ追いついていない領域。
追って、この構造をもう少し深く解説する。 November 11, 2025
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@kikuchi_aoii @iI6dNfKXlh82270 社会不安を煽り、占領政策がうまく行っていないことを印象づけるおそれのあるものとしてGHQの検閲基準により報道できないものとされていたこともあって[15]、餓死について報道がなされることはほとんどなかった。
ところが、1945年(昭和20年)10月、幣原内閣の大蔵大臣であった渋沢敬三は、 November 11, 2025
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自閉スペクトラム症(ASD)は「男性4:女性1」と教科書に書かれてきました。
しかし最近の研究では、実際の比率はもっと「差が小さい」可能性が高いことが示されています(Loomes et al., 2017)。
その背景として重要なのが、カモフラージュ(camouflaging / masking)と呼ばれる振る舞いです。
【ASDの人に見られるカモフラージュの例】
•本当は目を見るのがつらいのに、相手の眉間や鼻すじを見ることで「目を合わせているように見せる」
・会話が不安で、会う前から話題やセリフをシミュレーションしてから人と会う
•集団の場で、表情や相づちを細かく調整して「その場になじんでいるように振る舞う」
•周囲からは「しっかりしている」「困っているように見えない」と言われる一方で、家では強い疲労感で動けなくなる
研究では、こうした行動パターンが、「自閉特性を周囲に気づかれにくくするための、意識的・半意識的な社会的調整」として整理され、camouflaging(カモフラージュ)と定義されています(Cook et al., 2021)。
【なぜ特に女の子・女性で見えにくくなるのか】
女性に多いASDのあらわれ方(Female Autism Phenotype)をまとめたレビューでは、次のような点が指摘されています(Hull et al., 2020)。
•女の子は「空気を読む」「周りに合わせる」ことを早くから期待されやすい
•興味の偏りも、「鉄道だけ」など目立つ形ではなく、周囲と同じアイドル・ファッションに強くのめり込む形で現れることがある
その結果、
•学校や職場では「成績が良い」「おとなしい」「問題行動が少ない」
•しかし本人は、対人場面のたびに大きな疲労や不安を抱えている
というギャップが生じやすくなります。
実証研究でも、ASDの女性はASDの男性よりカモフラージュ得点が高いことが報告され、「女性のASDは診断基準や典型像に引っかかりにくく、見逃されやすい」と整理されています(Hull et al., 2020)。
【有病率の男女差はどう変わりつつあるか】
メタ分析では、「質の高い研究だけ」に絞ると、ASDの男:女比はおよそ3:1に近づくことが示されています(Loomes et al., 2017)。この論文では、女児・女性側で「診断からこぼれ落ちるバイアス」が存在する可能性も明言されています。
つまり、「男性の方が多い」という傾向は残りつつも、従来の「4:1」という数字は、女性のASDが十分に拾われていなかった時代の値であり、実際には 2〜3:1 程度に近い可能性が高い、という見方が強まりつつあります。
その「見えにくさ」の一因として、カモフラージュと女性特有のASDのあらわれ方が重視されています(Cook et al., 2021; Hull et al., 2020)。
【カモフラージュがもたらす負担】
カモフラージュは、短期的には「いじめや排除を避ける」「その場にとどまる」ための有効な対処でもあります。
一方で、研究では、
•カモフラージュが強い人ほど、不安・うつ・社会不安が強いこと(Hull et al., 2021)
•複数研究をまとめたメタ分析でも、カモフラージュと不安・うつ・社会不安のあいだに中程度の関連、主観的ウェルビーイングとのあいだに負の関連があること、が報告されています(Khudiakova et al., 2024)。
外からは「適応しているように見える」人が、ある時点で急に心身の不調をきたす背景には、長期間のカモフラージュによる負荷の蓄積がある可能性があります。
【周囲にできること】
もし身近に、
•学業や仕事はこなしている
•行動面のトラブルは少ない
•しかし、対人や集団のあとに極端に疲れている、予定変更に強い負担を訴える
といった人がいる場合、その人は日常的に強いカモフラージュを行っているかもしれません。
そのとき、周囲にできるのは、
•「できているから大丈夫」と片付けず、
→ 「どこなら、無理を減らせるか」を一緒に考えること
•打ち明けてくれたしんどさに対して、 「そうは見えない」ではなく「見えないところで大きな努力を続けてきたのだろう」と受け止めること
•必要に応じて、発達外来や臨床心理士など、相談できる専門家につなぐこと
だと考えられます。
ASDは、「女性に見えにくい形で存在している」こと。そして、その見えにくさの背景に、カモフラージュという概念があることを知っておくことが、支援への第一歩になると思います。
#ASD #自閉スペクトラム #カモフラージュ #女性ASD #有病率 #発達特性 November 11, 2025
昨日触れた「イタリアで推定有罪が導入された」というデマを拡散しているアカウントを見ていると、先日の「ノルウェーで倭国のゲームを遊んだだけで逮捕」デマを広めた人物が賛同を寄せていた。
その人物、この三連休は続元の国が表示される仕様変更を材料に「フェミニストは外国勢力だと発覚した」と嬉々として投稿を続けていた。
こうした「単純で刺激的な物語」を信じ、現実を何でも陰謀論で説明しようとする流れこそ、イギリスのオンライン安全法が本来ターゲットにしている《オンライン害=有害情報拡散の構造》そのもの。
そして、こうした人々を「バカ」と切り捨てるのは容易いが、現実はもっと複雑だ。
誤情報・陰謀論・外国勢力論がエンタメ化して拡散される背景には、アルゴリズム×認知バイアス×社会不安という組み合わせがある。
これは個人の意志や努力では止められない。
必要なのは、彼らを叩くことではなく「アルゴリズム中毒」から引き離すための治療と介入である。 November 11, 2025
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