【エピソードは証拠に非ず──科学的根拠なき主張の危うさ】

🟥 エピソード（体験談）は信頼できる証拠ではない
🔹ひとつの体験談、あるいは証言はデータではなく“汚れたデータ”である。複数があっても統計的信頼性は確保されない。

🟥 なぜ人は体験談に騙されやすいか
🔹自然に治る病気（風邪など）に対して、行ったことが効果的だったと錯覚しやすい。
🔹複数同時に治療を受けていれば、何が効いたか分からなくなる。
🔹お金を払った行為には「効果があるはず」と信じたくなる傾向がある 。

🟥 体験談を科学的研究で裏付ける必要性
🔹体験談には以下のような要因が混入している可能性があり、効果と誤認されやすい。
🔸平均への回帰（regression to the mean）
🔸自然に治る症状
🔸複数処置の混合効果
🔸確証バイアス（confirmation bias）
🔸プラシーボ反応（placebo response）
🔹そのため、信頼できる結論にはランダム化比較試験などの科学的手法が不可欠である。

🟥 エピソードをきっかけとして何かを信じかけたら…
🔹「体験談＝証拠」とは思わないこと。
🔹それが本当に効果的かどうかは、信頼性の高い証拠の有無で判断すべきである。
🔹さもなければ、時間・お金・健康すら浪費するリスクがある 。

🟥 まとめ
🔸体験談は魅力的なストーリーを伴うが、それはあくまで個別の「汚れたデータ」である。
🔸その信憑性を評価するには、科学的研究や統計データが不可欠であり、単なる証言を鵜呑みにするのは危険である。

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Tips for Better Thinking: Anecdotes Are Not Reliable December 12, 2025

@hitaroare @8kMWKduI1y87167 月に20冊本読んでます。

ひとみさんが無理矢理自分の主張を正当化してるように見え、行動経済学でいう確証バイアスに思えます😅 December 12, 2025