川端康成の独特の眼差しや言葉を記録したエッセイは多いが、私が「ほんとにそこにいるみたい」と思ったのは吉行淳之介による噛み合わない会話の思い出だ。

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　年の暮、ある少人数の会があって、川端さんがゲスト格で招かれていた。倭国座敷にみんな坐っていたが、ふらりと私の傍に近よると、畳の上に坐りこんで、
「ヨシユキさん、浅草の三社祭に行ったことがありますか」
「いいえ」
「来年、一緒に行きましょう」　
　そういう間柄ではないことだし、意味がよくわからないので黙っていると、
「わたしは、浅草のことには精しいんです」
川端さんに、浅草を舞台にした一連の小説があるのは、当然知っている。
「それは、そうでしょう」
と言って、首を傾げていると、川端さんは立上がってまたふらりと離れていった。
睡眠薬が入っていることを、感じさせた。
その三社祭が近づいたころ、突然の自殺である。

（吉行淳之介「熊」（『贋食物誌』収録、新潮文庫）
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この、「睡眠薬が入っていることを、感じさせた」が強烈で、川端康成を好きでも嫌いでもない、敬いはあるがその敬いは「内面に深入りしたい」を意味しない独特のスタンスを際立たせている。

てか、川端康成は言葉通り、吉行淳之介と三社祭に行きたかったんじゃないかな。

（吉行淳之介は女性のことを扱うと急にとんちんかんというか妙な感じになるが、男性作家について書くとつかず離れず嫌わず見下さず見上げずの筆致がとてもいいので令和のいま、別の形で再評価されてもいいと思う） December 12, 2025

昨夜22時寝→今朝7時起き
※旅中は効かなかった睡眠薬を服用して爆睡
旅の疲れも取れた

この時期になると全国から営業LINEやDMが届くのは毎年の事

年内の すすきの•沖縄は無理として
中洲と小倉は できるだけ顔出したい https://t.co/Bwc0IkhSz6 December 12, 2025

なんか睡眠薬で寝た割に寝覚め悪くない感じする(ﾟωﾟ)
前より不眠症こじらせてたのかもしれんな(´д｀) December 12, 2025

@kurakura20xx 名無はタイミング悪く居合わせてしまって一度そういうことになりかけたけど、口塞いで手越しにキスして「これで勘弁なハチ」って言って、手袋の中に仕込んでおいた即効性の睡眠薬吸わせてその場乗り切ってそう
その後はお姫様抱っこで例のソファに連れて行ってゆっくり眠らせてあげた https://t.co/hMPlJIUIfl December 12, 2025