皇太子殿下 トレンド
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2025.12.16 22:00
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これ必読だわ。「人はなぜ戦争をしてしまうのか?」という問いに納得の答え。それは「直観に反する理屈」が絡み合うものだった。個人的には「オーストリア皇太子暗殺」という火種がなぜ第一次世界大戦という歴史的大火に拡大したのかについての本書の回答が人生でいちばん腑に落ちた。以下解説。→
まず、第一次世界大戦前のヨーロッパについて。
いわゆる「ナポレオン戦争」後のヨーロッパは、イギリス、フランス、プロイセン、オーストリア、ロシアの五大国の勢力が均衡する中で「帝国」の出現が抑止されていた。近い勢力を持つ国同士がにらみ合うことで安定していた。ちなみに「帝国」とは「いくつもの地域やさまざまな民族を強制的にまとめて支配する国」(25頁)という意味である。
ところが、100年ほどの歳月が流れると、力関係はかなり変わってくる。特にプロイセンが、同じ言語を使う諸国をまとめあげて強国「ドイツ」を建国。これで情勢が変化した。ヨーロッパの力のバランスが揺らぎ、周辺の国々は「『帝国』になることを目指してドイツが戦争を始めるのでは?」と警戒をするようになった。
一応、ドイツのオットー・ビスマルクが巧みな外交戦略を駆使し、力のバランスの揺らぎと平和は一時的に両立した。が、ビスマルクの引退後、やはりと言うべきか、ドイツは軍拡と植民地獲得を開始する。そこで、1894年にフランスとロシアが手を組むことを決断。両国でドイツを挟み撃ちにできる状況をつくった。さらに、1904年にフランスとイギリスが、1907年にイギリスとロシアが手を組んだ。いわゆる「三国協商」である。これによりドイツ包囲網が完成。ここから「軍拡競争」が始まる。
「軍拡競争」というと、いかにも愚かで、「なんでそんなことをするの?」と思う人もいるかもしれない。しかし、それぞれの国の立場に立って考えてみると、「愚か」とは簡単に言いきれないことがわかってくる。
仮に当時のドイツ、フランス、ロシアの兵力を20万、20万、20万だったとしよう。まず、ドイツから。先述したように、ドイツはフランスとロシアに挟まれている。とすれば、ドイツは、フランスとロシアの20万+20万=40万が同時に攻めてくることを最悪の事態として想定しなければならない。すなわち、ドイツとしては20万では足りないし、40万の兵力を持たなければ安心できないという話になるのだ。
次に、フランスの立場に立ってみよう。「フランスとロシアが同時に攻撃してくることを想定して兵力を40万に拡大する」というのは、あくまでもドイツの言い分である。それを見せつけられるフランスにとっての最悪の事態とは、自分たちには20万の兵力しかないのに、拡大したドイツ軍40万と戦わざるを得なくなった場合である。それを考えると、フランスとしても40万の兵力を持たなければという話になる。ロシアの場合も同様だ。フランスとロシアからすれば、「自国だけで」ドイツを相手にしなければならない場合を想定せざるを得ない。自前で40万の兵力を保持しようという発想にならざるを得ない。で、結局、フランスもロシアも本当に40万、40万の兵力を持つことになるのである。すると、両者に同時に挟み撃ちにされることを想定して、ドイツが再び兵力を増強。今度は80万に増やす、という行動に出るのである。
こうして軍拡のスパイラルが発生する。
各国が「自国の利」だけを考えて選択した結果が、全体としては不合理な結果になってしまう。こういうことが国際政治でよくある。自国の安全を確保するために兵力を増強することには合理性があるが、みんながそれをやってしまうと地域全体で見た時にお互いの安全がかえって低下するのだ。本書ではこれを「囚人のジレンマ」を引き合いに出して説明している。みんなが各人の最適解を出すことで、全体最適から遠ざかるというジレンマがそこに発生する。
第一次世界大戦直前のヨーロッパでは、敵対する陣営のあいだでこの「安全保障のジレンマ」が生じ、緊張が高まった。
そこに起きたのが「オーストリア皇太子暗殺」である。この事件の犯人はセルビア人だった。当時、オーストリアとセルビア人勢力は対立していた。そして、セルビアの背後にはロシアが控えていた(ロシアはセルビアの兄貴分のような存在だった)。
事件後、まずオーストリアがセルビアに宣戦する。すると、ロシアが兵を招集し始める。「お前らがセルビアを攻撃するのなら、ロシアが黙っていないぞ」と脅しをかけるためだ。このとき、ロシアは積極的に戦争に参加しようとは考えていなかった。だが、ロシアが動員をかけたことで思わぬ反応をした国がある。ドイツである。ドイツはオーストリアの同盟国でもあるため、すぐにロシアに宣戦布告。しかも、ドイツはもともとフランスとロシアを同時に相手にすることを想定し、さまざまな計画を練っていた。具体的には「まずフランスを全力で叩き、国土が広いロシアが兵力を招集させることにもたついている間にフランスを叩きのめし、その後にロシアと戦う」というものである(「シュリーフェン計画」)。これを成功させるには、ロシアが兵力を動員し切る前にフランスを制圧し切るという超・短期作戦を完遂しなければならない。そのためドイツは、いざという時にフランスにスクランブル発進ができるよう準備をしていた。開戦の火ぶたが切られるか切られないか、くらいの時に総力戦に持ち込める体制を組んでいた。そんな時に、セルビアという弟分を守る意図を示すためにロシアが動員をかけ始めたら――。ドイツとしてはフランスに手を出さざるを得ないというのもわかる気がする。
実際、ドイツはフランスに宣戦。実はこの時、ドイツとフランスに戦争をしなければならない明確な理由はなかった。が、戦争は始まってしまった。そして、フランスは当然それに対抗する。そこに、すぐさまロシアが参戦する。なぜなら、もしフランスが負けてしまえば、その後は大陸国としてロシアが単独でドイツと対峙しなければならなくなるからだ。それは厳しい。なら、ロシア的にも参戦した方がいいという判断になる。同じく、ドイツとロシアが戦争をしてロシアが負ければ、それ以降は大陸国としてフランスが単独でドイツと対峙しなければならなくなる。それを防ぎたいフランスも、やはり対抗せざるを得ない。で、そこにさらにイギリスが参戦することになる。もともとイギリス、フランス、ロシアでドイツ包囲網(三国協商)をつくっていたので、これは当然と思うかもしれないが、そういう協商的な関係があったとしても、わざわざ戦争に介入するかというと、意外とその判断が正しいとは言いきれないこともある。しかし、イギリスは事前に「シュリーフェン計画」を知っていた。その実現を恐れていた。だから「もしフランスとロシアがドイツに負けてしまえば、うちが単独でドイツと対峙することになる。それはキツイ」と考えていた。こうなると、イギリスも黙っているわけにはいかない。
つまり、どの国も「ドイツ」対「自分一国」という対立構図が生まれることを避けたいと思っていたのである。とすれば、いざ戦争が始まってしまったら、ドイツを袋叩き状態にしていく、という判断をせざるを得ない。
こういう戦況を見たときに、そもそも「兵力を拡大せず、相手を刺激しないという判断もあるのでは?」と思う人もいるかもしれない。が、それは「人間の善性を信じて警察権力を一切なくしましょう」という理屈と地続きである。現実的には難しい。
こうして、戦火はあっという間に拡大した。ロシアが動員を始めてからイギリス参戦まで、わずか一週間足らずの出来事である。
このようにして始まる戦争のことを、カナダの国際政治学者ジャニス・スタインは「脆弱性による戦争」と呼んだ。それは「安全保障のジレンマ」の極限状態で、「相手に対して手を出さなければ、自分の弱みを攻められて自分がやられてしまうという恐怖から、戦争に入っていかざるを得ない」という動機で始まる戦争を指す。
ところで、である。考えてみてほしい。本来の戦争当事国はオーストリアとセルビアだ。彼らが、そもそも宣戦する前に踏みとどまれなかったのかという議論もできるのではないか。実際、そういう議論もあった。
しかし、当時のオーストリアには同盟国のドイツがいた。セルビアにはロシアがいた。それぞれ、「いざとなったらドイツが助けてくれる」「ロシアが助けてくれる」という気持ちがあった。それゆえ、強気に出ることができた(だから、オーストリアもセルビアも自制ができなかった)。一方、ドイツとロシアも、同盟国が始める戦争をそんざいには扱えない。なぜなら「いざという時に助けてくれないのか」と同盟国に思われてしまえば、その国が自陣営から離れていってしまう可能性があるからだ。同盟相手との結びつきが弱いと、「見捨てられ」ることが想定されるのである。それゆえ、同盟国が勝手に始めた戦争に「巻き込まれ」るという事態が生じる。この「巻き込まれ」と「見捨てられ」の恐怖の板挟みになることを、アメリカの国際政治学者マイケル・マンデルバウムは「同盟のジレンマ」と呼んだ。
このようにして、ほとんどの国が明確な理由もなく戦争を始めてしまったというのが第一次世界大戦である。
最後に著者による悲しい指摘を紹介しておきたい。
「実は、もともと戦う理由がなかったドイツとフランスの戦いが西部戦線で始まったとき、本来の戦争当事国であるオーストリアとセルビアの戦いはまだ始まっていなかった、というのは、第一次世界大戦がいかなる戦争であったかをもっともよく表しているエピソードといえるでしょう」(85頁)
他にも本書では、「国連がうまく機能しないのはなぜか」「核兵器が現実的に抑止してきたものは何か」「戦争を終わらせるにはどういう条件が必要か」といった議論も展開され、それぞれに答えと思考のフックとなる情報が提示されている。
めちゃくちゃ学びになった。
『世界の力関係がわかる本』
著者:千々和泰明@chijiwa_yasuaki
発行:筑摩書房@chikumaprimer December 12, 2025
25RP
新作 #皇太子妃に返り咲き
https://t.co/hyqKu66IDV
https://t.co/AMB8oByngx
今回はビジュ押し付けはやめようと思ってたのに無理でした。親友のメイドさんのソフィさんです。
本作は逃亡中の冒険譚で、周りが主人公の成長を支えてくれます。
#小説宣伝です #小説が読めるハッシュタグ https://t.co/w9JNrx1gr3 December 12, 2025
7RP
国民が愛子さまへの皇位継承を望むのは、愛子さまが今上陛下のお子さまだから。
皇位継承125例のうち、111例が時の天皇のお子さまへの継承。
秋篠宮さまも悠仁さまも今上陛下から見て傍系なので、皇位継承は確定していない。
#愛子さまを皇太子に https://t.co/s4bGyRunRT https://t.co/hS4mHrgMgY December 12, 2025
3RP
お前ら、陰謀論で皇室を飯のタネにするのもいい加減にしろと言いたい
動画内でピー音を入れて「ヤバい話」のように演出されているが、意味不明
次は秋篠宮殿下であることは、法的に確定している、
何より上皇陛下ご自身が平成21年と30年の会見で「皇太子(今上陛下)とそれを支える秋篠宮」の体制に信頼を置き、後を託されている
陛下のご意思と決定事項を無視した陰謀論は、不敬にも程がある
皇室の方々を金稼ぎの道具にするな
事実に基づかない情報は悪質であり、公安に通報するレベルの話です December 12, 2025
1RP
美智子様の御成婚の裏に「キリスト教人脈」があったのは確実だろうが、それが「カトリックの仮面を被った統一教会だった」となると腑に落ちることが多い。
女性自身は安倍氏暗殺事件の後、岸信介が当時の皇室会議の長として昭和の皇太子夫妻の結婚を認めるなど親密だった記事を出している。(続く) https://t.co/GFLAlhXpEV December 12, 2025
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@_kiyora_ @takatorishuichi こんな感じ。女系継承していますよ。43代 元明天皇 → 44代 元正天皇 など。持統天皇も絡む。この時代は、西洋・東洋共に近親婚が普通でしたから、複雑。
#敬宮愛子さまを皇太子に
#敬宮愛子内親王殿下を皇太子に
#浩宮の次は浩宮の子で
#愛子天皇
#令和弥栄
#皇室典範改正
#秋篠宮は安西さん https://t.co/p7mcRJTlVX December 12, 2025
1RP
この皇室典範の男子の”男”1文字削除するだけで
敬宮様が立太子できるのに💢💢
もしくは、
第1条ごと削除してくれ‼️
なにより第1条は世界から見たら根拠の無い男尊女卑です‼️
#直系長子継承
#皇室典範改正
#敬宮愛子さまを皇太子に
#敬宮愛子内親王殿下 https://t.co/gRCOV4YQAB December 12, 2025
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【5年前から国民は答え出している】
動かないのは自民党や倭国会議らの男系男子勢力だけではないでしょうか。高齢者がなぜ未来の皇室を決めるのか?
NHK世論調査では女性天皇賛成が74%
18歳〜29歳では90%が女性天皇賛成
https://t.co/K1VvnOoNWC
#敬宮愛子さまを皇太子に https://t.co/JhBLBFVPwU https://t.co/XxiYWsbS4j December 12, 2025
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葉室麟さん『緋の天空』読了
奈良時代の皇太后光明子に
焦点を当てた物語
海外から仏教が伝来し
また疫病が蔓延した激動時代
朝廷内における
権力闘争が恐ろしく血腥い
女帝が2代続き、聖武天皇から
皇太子となり得る男子がありながら
光明子の娘である孝謙天皇へと
皇位継承が行われた https://t.co/j3DOmvTy6V December 12, 2025
音彩ちゃんのキャロライン、存在感の強さと有無を言わさぬ圧がベルばらのジャンヌ系だなと一瞬思ったけど喋り方も醸し出す雰囲気も全く違って落ち着いた強い声の出し方でもきちんと貴族の皇太子妃なのすごいな… December 12, 2025
@tsukinakimigayo 愛子様も見た目普通の女の子だと思うんですよね。
ただ親が皇太子で今天皇陛下と皇后なだけ。
人前に出るのも苦手そうなのに頑張ってると思うんですよね。
持ち上げ過ぎも嫌ですが、貶してる人は貶し過ぎ。 December 12, 2025
【本日は】
グリゴリー・ラスプーチン暗殺 47歳 ユリウス暦12月17日(1916年12月30日)。
コリン・ウイルソン『ラスプーチン』を読むまでは、ロマノフ王家を騙した売僧。酒と女へのだらしなさ、よくある新興宗教教祖の類?しかし写真の眼光。血友病の皇太子への奇跡。効かなかった毒。 https://t.co/p8GA7lnMuW December 12, 2025
憲法学者を交えて検討され、2005年に作り上げられた小泉案はまだ生きています!
この案を基にすることで敬宮愛子さまが立太子する未来はすぐそこに。
清く正しく世界に誇る皇室存続の為に、心ある政治家は一丸となって動いて欲しいと願う。
#敬宮愛子さまを皇太子に
#愛子天皇 https://t.co/5JoC3cOxyV December 12, 2025
@naokokohama24 お前が平気で今上一家以外の皇族を除外しようとする差別主義者じゃん。
次期皇太子になられるのは悠仁殿下。何故なら次期天皇にご即位される秋篠宮皇嗣殿下の親王殿下でいらっしゃるから。
愛子様は皇位継承する資格も権利も義務も全く無い皇女。覚えておけ。 https://t.co/jftPASlJI9 December 12, 2025
「敬宮様を皇太子に」署名が5万筆を超えるまでに急増し嬉しい驚き。🤗
敬宮様に国民的人気があるのは当然としても、それだけを理由に皇太子になって頂きたいわけではない。
「天皇直系で最も血筋が確か」
なぜ愛子天皇反対派はこの確固たる事実を見ようとしないのだろう。
#敬宮愛子さまを皇太子に https://t.co/ouKhzNq5la December 12, 2025
女性天皇「賛成」69%、将来の皇位継承「不安」68%…読売世論調査 : 読売新聞オンライン https://t.co/pvfZpNBrpe
女性天皇賛成と女系天皇賛成の差が4%、近づいている。女性はいいけど女系は反対はすぐに過去となる。愛子様が皇統を継ぐことを国民は当然と考える
#敬宮愛子さまを皇太子に https://t.co/8rYHNaz0OJ December 12, 2025
@SHOCKJapan_YK3 マスクしてるから読話(口話)も不可能、バレずに良いようにやってますよね。
公開でもこれができるってことは、裏ではもっと酷いでしょうね。
紀子さんの行動を見ていつも思うのが、敬宮愛子さまが皇太子になられたとしても、より酷い仕打ちを受けられそうで心配です。誰が守れるのか… December 12, 2025
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