白内障 トレンド
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2025.12.14 11:00
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この時期にこのニュースが出てくるということは、
「診療報酬改定で眼科の日帰り手術(白内障等)が大きく下げられる前触れでは?」
というコメントがかなり多い。
正直、私も最初はそう思った。
「はい、また財務省の眼科叩きが始まったか」と。
ただ……よく考えてみると、
そもそも保険診療の売上をごまかすのは現実的に不可能 なんですよね。
保険医療機関の脱税ってかなり難しい。レセプトで全て数字が照合されるし、審査機関・支払基金・保険者・個別指導…
どれを通っても誤魔化しようがありません。
では何を“ごまかして”いたのか?
むしろ疑うべきは、
自由診療の売上では?
レーシック、ICL、選定療養を超えた自費の眼内レンズ、
こういった“自由診療”は保険請求のようにガッチリ管理されていない。
売上管理も内部処理も、脱税作用と思えばできてしまう、、、というか事業者の裁量に依存している部分が大きい。
もし今回の件の焦点がそこにあるとしたら、
「白内障の日帰り手術の点数下げ」どころではなく、
自由診療ビジネスの透明化・税務リスクの問題
という可能性も見えてくる。
診療報酬改定と絡めて語られがちだが、
よくよく構造を見れば、保険診療ではなく自費領域に焦点があるのでは?
というのが現時点での私の仮説です。 December 12, 2025
@hirosannobaka 白内障手術したのに、綺麗に見えないんです チョチョイとレーザー当てると、治るんですけどね それを繰り返すらしい…… 液晶画面が一番見にくいのです December 12, 2025
今日は、医療費の更なる高騰を抑える、できれば現在より減らす方法を考えてみる。そのためには、医療を受ける側にも医療を提供する側にも、今までのメリットをあきらめることが必要がある。
まず、医療を受ける側(患者さん側)について。先に投稿したように、倭国は平均寿命は84.46歳で世界1位である。その最後の1-2年を延ばすのに、多大な医療費がかかっている。若くして、なくなられた方に、その方の人生の最後の1-2年に多額なお金がかかるのは仕方ないということは、異存ないところであろう。問題は80歳を超えた方にも人生の最後の1年に200万円以上の医療費が投じられていることだと思う。その医療費のうち、自己負担は1割以下で、9割以上の財源が公的健康保険と公費(税金)である。80歳と言えば、世界27位のイギリスの平均寿命であり、アメリカや中国の平均寿命よりも上である。80歳まで生きることができたのは、本人の努力もあったのは当然であるが、倭国という国の治安、衛生、医療、福祉の充実があったからこそである。
80歳を迎えた時点で、残りの人生は余生と考える生き方はどうであろうか。生物にとって、死は必然である。私が医者になった1990年ごろは70歳を超えた高齢者には、侵襲的な治療を控えるというのが常識であった。侵襲的な治療とは、体に負担がかかる高額な治療ということとほぼ同じ意味である。今は2025年なので、1990年よりは、70歳というラインを10年先に延ばして80歳にするのはどうであろうか。現在では80歳どころか、90歳を超えた患者さんでも、本人家族の希望があれば、侵襲的な高額治療をする時代である。本人、家族の希望というが、実は、本人、家族の意向は、説明する医師側の説明の仕方によって変わることが多い。侵襲的な高額治療というのは、医師側(医療者側)にもメリットが多い。若手の医師には、難しい手技を経験することができるメリットがある。病院にとっては、収益性の高い治療を行うことによって、病院の収益をあげるメリットがある。医師の説明には、そのような思惑もあることを知っておく必要がある。また、侵襲的な治療の自己負担が安いということも、治療を受ける側への後押しになっている。実は何百万円という、公的健康保険や公費がかかっているという意識も必要だと思う。
このような議論を出せば、必ず高齢者切り捨てという批判がでることだろう。しかし、そうではないことは、はっきりとしておきたい。これからは少子高齢化に伴って、高齢者の割合がどんどん増えて、80歳以上の方に現在の医療を続けることは、どう考えても持続不可能である。1990年ごろの考え方にもどるだけである。そのころより、平均寿命は10年くらい延びているので、70歳という当時の常識的ラインを80歳に引き上げることを提案しているだけである。ここ10年から15年くらいの間に、異常なほど高齢者に高額医療が施されるようになったことを、適正な範囲にもどすだけである。そして、今後80歳になっていく世代も同じ治療を受け入れるのである。
侵襲的で高額な治療は行わないと言っても、通常の肺炎や心不全の内科的治療、虫垂炎や根治可能癌に対する手術的治療、骨折に対する整形外科的治療、白内障に対する眼科的治療などは今まで通り行うのである。やめるのは延命的な治療である。例えば、心不全に対する高額なカテーテル治療や、根治不可能癌に対する高額な薬物治療である。一人あたり200万円*100万人で2兆円以上は医療費の抑制になるのではないか。
80歳を超えれば、長く生きるのではなく、苦痛なく、安楽に生きる、それを国は保障するという考え方でよいのではないだろうか。その意味で、介護にかかる費用は削るべきではないと思う。
今回は、医療を受ける側(患者さん側)の医療費抑制のための受容すべきことについて述べた。反対の方、違和感をお持ちの方は多数おられると思う。でも今の50代、60代の人々が、80歳になる時は、財政的な問題でそうならざるを得ないと思う。80歳という一つだけのラインではなく、年齢が進むに従って段階的に、侵襲的治療を引き下げていく考え方もあると思う。そのあたり、是非国民的な議論をしていただきたいと思う。そうしなければ、財政的な問題で、強制終了となってしまう可能性が高い。政府、医療関係者は、あえて議論を避けて、強制終了になることをわかりながらも、ただ待っているだけのようにみえる。
次回は医療を提供する側(医療者側)が受容すべきことについて述べたいと思う。 December 12, 2025
好きな物食べて、運動不足でもここまで落とした。でも、目が見えなくなる根拠のない恐れに慄く。白内障が進まないように🙏🏿 https://t.co/OHT0wxOGis December 12, 2025
Xの良いところは文化系医者が本気なのかギャグなのか自己顕示欲なのか、それぞれの立場の本音を明かしているところ。
早く開業医、特に白内障医、カメラポリープ切除医、マッサージ指示医、訪問有看取無し医から診療報酬をぶんどって、基幹病院のメジャー外科医、内科医、救急医に分配して欲しい。 December 12, 2025
今の通院先なくなったら、重症喘息、ステロイド性糖尿病、ステロイド性白内障、糖尿病性網膜症の有無チェックができなくなってしまい、大学病院に準ずる医療機関に行ってねになってしまう・・・本当に困るな。
田舎の県に帰ったらそこまで診てくれる病院2院くらいしかないようだしね・・・ December 12, 2025
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