無痛分娩 トレンド
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2025.12.03 01:00
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想像以上に麻酔に関しては絶望的状況のようだ。無痛、とかそう言う以前の問題。
学会は正式に調査開始するべきだと思う。
危険かどうか、とか言う問題もそうなんだが俺が気になるのは、「患者を人質にされて、産婦人科医だけが他科にまたがる業務を強制させられている」状況が多々あることだ。
例えば、麻酔(帝王切開の麻酔、無痛分娩の麻酔)
例えば、新生児の蘇生や管理など(多くの分娩は産婦人科医のみの立ち会いだけ)
何故産科医のみが、専門診療科が別にあるのに「関与せざるを得ない」事象が多いのか。考えてみれば、頑張ってはきたがアホらしくなる。いや、普通にやってるけどさ、お前ら妊婦を見ている俺らに全てを押し付けて高みの見物すんじゃねえよ。いいか。 December 12, 2025
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産科麻酔学会のオンデマンド視聴が始まったのでさっそく聴いてるけど、都内施設でとったアンケート
無痛分娩を施行しない理由を教えてください
多い順から
麻酔管理スタッフの確保が困難
安全性の確保が困難
産婦人科医の技術習得が困難
麻酔科医の協力が得られない
合併症への対策が困難 December 12, 2025
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麻酔科が足りてない状況下で無痛分娩を選ぶとなると、産科医が麻酔もやることになる。それでもかまわないという人もいるだろうけど、その実情を聞けば躊躇する人も多いのではないか。
いや、もうね、あらゆる科で医師が足りないわけですよ。特に危機的な科の医師は政策的に増やさないと。 December 12, 2025
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ハーバード大学の麻酔科医が、倭国の産科麻酔の安全体制に公式な懸念を示したレターが発表されました。
医学の基本原理は世界共通でも、制度と文化が違えば安全性の担保は別問題になります。
倭国の無痛分娩体制は、海外の医師から見ると「特殊でリスクが高い」と映ることが多いのが現実です。 December 12, 2025
とても包括的な小川先生のご意見ですが、両者の論点が一致していない部分が気になります。
世界でも最良の周産期予後=産科麻酔特に硬膜外麻酔の安全性が確保されている、というわけではないのと、倭国の産婦人科医は十分すぎるほど頑張っているので、文句を言われる筋合いはないという感情が先立ってしまう可能性があり、先を見据えた建設的な話し合いにならない可能性があるのが、難しいところです。
ハーバード大学の先生方の懸念を再度主張した返答が、同誌に掲載されています。
Drs.Maeda/Camann らの返答を、できるだけ中立に、倭国語でわかりやすく整理しました。
どちらが正しい/間違っているという話ではなく、今後の倭国の産婦人科医療を良くする上で、それぞれの主張の“ポイント”を共有する目的で書いています。
1 国際水準に達していない問題
Drs. Maeda/Camann らは、「産科医が麻酔を担当する体制は、倭国以外でほぼ見られない」と説明します。
米国では 1980〜90年代に産科医が麻酔を行う文化がありましたが、90年代にはほぼ廃止され、現在はゼロに近いとのこと。アジア諸国でも同様で、“世界的に見ても独特の体制” という指摘です。
2 安全性についての懸念
次に、Drs.Maeda/Camann らは「危険」という表現について述べています。ここで言う“危険”は、国全体の母体死亡率の話ではなく、麻酔に関連する重篤合併症のみを指すことを明確に述べています。
最近の倭国の報告では、無痛分娩や選択帝王切開に関連する麻酔起因の死亡例が少数ながら存在し、いずれも産科医が麻酔を担当していたと紹介されています。
注:欧米における産科硬膜外麻酔の重大合併症(硬膜外血腫・脊髄損傷・重度神経障害)は “10 万件に 1 件以下” と極めて稀。死亡例はそれ以上に稀。
3麻酔科医不足は問題の核心ではない。小川先生は「麻酔科医が不足している」という構造的問題を指摘されましたが、Drs. Maeda/Camann らは、ここが本質ではないと述べています。理由としては、小規模クリニックで 24時間麻酔科医常駐を実現することは人数が増えたとしても構造的に難しい ため。世界でも birth center のように、麻酔を提供しない分娩施設は珍しくなく、患者さんもその前提を理解して選択している。
4教育体制の変化
2004年の研修制度改定以降、産科医が麻酔科研修を受ける文化が薄れ、体系的な教育よりも“同僚からの学習”が一般化した点をDrs.Maeda/Camannらは懸念しています。これを「安全文化の継承が難しくなっている」と表現しています。
「倭国の産科医が麻酔を行う体制は、国際的に見ても珍しく、改善の余地がある」と強調し、制度そのものの見直しが必要という提案で締めています。
この議論は、「誰が悪い」「どちらが正しい」という話ではなく、より安全で持続可能な分娩体制をどうつくるか、という建設的なテーマだと感じています。さまざまな意見があるからこそ、データと現場の両方を大切にしながら、前向きな議論が進むことを願っています。倭国産婦人科医会によって 2010 年(平成 22 年)から始まった妊産婦死亡報告事業、”母体安全への提言”でも無痛分娩が議題に上がった年もあります。こういった委員会に海外の先生を入れることで、一歩進んだ議論ができることもあるのかもしれません。 December 12, 2025
私はアメリカで出産をしました。
産婦人科医として陣痛を経験しておこうと思い、陣痛を逃す姿勢や呼吸を色々試しながら数時間頑張ったのですが、病院に着いた時にはまさかの全開大。
麻酔科の先生にお願いして麻酔の準備をしていただいたものの、背中を消毒している間に赤ちゃんが生まれました。(脊椎麻酔をしてくれるはずでした)
陣痛は、本当に痛い。
でも私が耐えられたのは、
「限界が来たら麻酔という“選択肢”がある」
という安心感があったからです。
ここに「痛みに強い/弱い」は関係ありません。
大切なのは、女性が自分の出産の痛みをどうコントロールしたいか、本人が選べることだと思っています。
自然分娩を選ぶ人も、硬膜外麻酔/無痛分娩を選ぶ人も、どちらも尊重されるべき。
そして医療者として感じるのは、倭国では“選択肢としての硬膜外麻酔”にまだアクセスしづらい状況があるということです。特に自然発来陣痛への対応は、施設体制や安全面での課題が残っています。
私は倭国とアメリカの両方で産婦人科専門研修を終えた、数少ない医師の一人です。
倭国の周産期医療の素晴らしさもよく知っています。
だからこそ、
「痛みを我慢するのが当たり前」ではなく
「痛みを和らげる選択肢も尊重される社会」
になってほしいと心から思います。
どちらを選んでもいい。大切なのは、その人が自分らしく安心して安全に出産できることです。 December 12, 2025
無痛分娩から派生した今回の一連の議論は、大き分けて「システム構築不十分」と「医療資源の不足」の問題であると思う。
そして、それにより肥大するコストは妊婦側もある程度負担する覚悟を持って主張して欲しい December 12, 2025
下2人は24時間無痛分娩ができる病院を選んだけど本当に良かった。産科麻酔の専門家、産科、新生児科のDr.が24時間いるって安心だった
お金はかかったけど、その価値は、あった December 12, 2025
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