『ラストコップ THE MOVIE』笑いあり、涙ありの結末とは…!? #ラストコップ #唐沢寿明 #窪田正孝 #佐々木希 #竹内涼真 #桜井日奈子 #吉沢亮 2017.05.08 19:03 UP


『ラストコップ』ドラマシリーズの記事一覧

▶1話(旧友・虎徹との再会)
▶2話(ドラマ史に残るラスト7分のどんでん返し)
▶3話(京極と亮太が一心同体に!?)
▶4話(ハロウィンでコスプレパーティー!?)
▶5話(高校へ潜入!前編)
▶6話(高校へ潜入!後編)
▶7話(窪田さんと竹内さんの肉体美が話題に)
▶8話(亮太が記憶喪失に!)
▶9話(警視庁に潜入捜査!?)
▶10話(放送事故寸前の生放送)


5月3日に公開された映画『ラストコップ THE MOVIE』。本記事では初日に丸の内ピカデリーにて開催された舞台挨拶の模様も含め、映画の内容を解説します。
(注:ネタバレあり)


初日舞台挨拶の模様


舞台挨拶には、唐沢寿明さん、窪田正孝さん、佐々木希さん、黒川智花さん、竹内涼真さん、松尾諭さん、桜井日奈子さん、武田玲奈さん、伊藤沙莉さん、田山涼成さん、宮川一朗太さん、藤木直人さん、小日向文世さん、和久井映見さんらが出演。舞台上では、回を重ねるごとに変わっていくキャラクター性や、その中でも一人キャラクターを貫いた松浦(藤木直人さん)らに対するコメントなどが語られる中、サプライズとして唐沢さんから窪田さんへ、京極が着用しているのと同じスタジャンの贈呈が。
突然のサプライズに窪田さんは驚きつつも、「嬉しいです」と笑顔を見せた。

そんな中、「15秒間だけ舞台上のキャストを撮影OK」というファンにはうれしいサプライズが。そのときの写真がこちら。





更に、今回の映画では、映画業界初となる、エンディングが全10種類の「マルチエンディング方式」であることも明かされ会場は大盛り上がりに。特別に会場では全10種類のエンディングがすべて上映されたが、今後は週替わりで各地の映画館で上映されるとのことだ。どのエンディングも爆笑必至の内容となっているので、ぜひコンプリートするまで映画館に通われてはいかがだろうか。


『ラストコップ THE MOVIE』あらすじ ※ネタバレあり


ある日、横浜中央署にAI(人工知能)を用いた捜査が導入される。アメリカでは既に当たり前に使用されている捜査方法に最初は懐疑的な面々だが、神野(小日向文世)からの命令でしぶしぶAIの「ブナッシー」とともに捜査をすることに。AIの研究者である西園寺(加藤雅也)と藤崎(吉沢亮)に対し、AIなどより”刑事のカン”が重要だと反発する京極だが、どちらがより早く犯人を捕まえられるかという勝負でブナッシーに負けてしまう。さらに、西園寺は京極に、「AIを使えば、あなたの失われた30年間を取り戻すことができる」と告げる。



当初はAIに反発していた京極だが、西園寺の研究所を訪れると、娘の結衣(佐々木希)の成長過程を映したホログラムを目にする。結衣のデータをもとに創り出されたAIだと西園寺は語る。赤ちゃんの姿から、徐々に成長していく結衣のホログラムを見つめる京極の頬を涙が伝い、「唯一の心残りが、結衣の成長を見守れなかったことだ。あんたには感謝してる」と西園寺に告げた。
そして京極は亮太(窪田正孝)に「来月、結衣と結婚式を挙げろ。ただし条件が一つある。この俺を超える男になれ」と突然告げた。

亮太は普段とは違う京極の発言から、京極の体に異変が起きていることを察知し、京極の担当医を訪ねる。そこで知ったのは、「30年間眠っていた京極の体が、覚醒後の急激な運動量に耐えられず既に毛細血管が機能していない。京極の余命はあと僅か」という悲しい事実だった。亮太は結衣にその事実を打ち明け涙を流すが、結衣から「お父さんの力になれるのは亮太くんだけ」と叱咤され、最後まで京極に付き合う覚悟を決める。

そのころ、藤崎が西園寺を襲い、ブナッシーとつながるマザーコンピューターであるAI「コスモス」を奪取し逃走する。AIを悪用すれば、世界を混乱に陥れることも容易だとその危険性を認識している西園寺は、無理のないスピードでAIの研究を進めていたが、対して藤崎はAIを使って世界を再構築しようとする急進派だった。西園寺のやり方に耐えられなくなった藤崎は、国際的テロ組織と手を組み、コスモスを使って倭国を滅亡させようと画策する。

京極は、プロポーズした思い出の場所で加奈子(和久井映見)と会っていた。亮太から余命のことを聞いた加奈子は、「あなたのこと、忘れたことは一度もない。だって私はあなたをずっと愛してるから。だからもう二度と私の前からいなくならないで」と京極に縋りつく。京極は黙って加奈子を抱きしめるが、そこに西園寺から助けを求める電話が入る。

そして、西園寺の元に急行すると、そこで目にしたのは藤崎によって痛めつけられ満身創痍となった西園寺の姿だった。事のあらましを聞いた京極は、藤崎を止めようと一人現場へと向かおうとするが、そこに亮太が現れる。今すぐに病院に行ってほしいと懇願する亮太と、最後まで刑事として生きたいという京極。二人の想いは拳となってぶつかり合い、タイマン勝負が始まる。
結果は亮太の勝利。「京極さんを超えた。僕は結衣ちゃんと結婚します。でも、京極さんを一人では行かせない。だって僕は、京極さんのバディだから」と涙ながらに語る亮太。そして京極も、「30年間時間を無駄にしたが、良かったと思えることが一つだけある。亮太、お前に出会えたことだ」と思いの丈を口にし、二人は藤崎との最終決戦へと向かう。



藤崎と対峙した二人の元に松浦(藤木直人)と若山(竹内涼真)も駆け付け、4人は人間離れした技で藤崎を追い詰めていく。藤崎はコスモスに命じ、京極を殺すべく横浜に向かってミサイルを発射しヘリコプターで逃走した。同じくヘリコプターで藤崎を追いかける京極と亮太。空中での必死の戦闘の末、藤崎を海に落とし、あとはミサイルを止めるだけ。京極は亮太をその場に残し、単身ヘリコプターを操縦してミサイルへと向かっていった。京極の乗ったヘリコプターと衝突したミサイルは空中で爆破。京極は帰らぬ人となり横浜の平和は守られた。

場面は変わり半年後。亮太と結衣の結婚式が執り行われた。そこに現れたのは、なんと死んだはずの京極だった。喜び、抱き着こうとする二人だが、手はむなしく空を切り、抱きしめることができない。実は京極のデータをもとに西園寺が作成した、京極のAIホログラムだった。ホログラムから祝福の声をかけられた二人は、笑顔で誓いのキスをする。

そして30年後、何かが起きる---。「不死身の京極」がどのような結末を迎えたのかは、ぜひ劇場でお確かめください。


『ラストコップ THE MOVIE』みんなの感想は?








舞台挨拶での、「笑って泣けて、王道のエンターテイメント作品に仕上がった」という唐沢さんの言葉通り、笑って泣けて、最高のエンターテイメント作品である本作。若山と菜々子の関係のコメディチックな関係や、相変わらずのハチャメチャでかっこいいアクション、そして胸に響く京極の言葉など、TVシリーズでの持ち味がすべて増幅され、ファンには大満足の映画となっている。
スペシャルドラマ版からずっとラストコップを追ってきたファンとしては、もうあのバディに会えないという寂寞感に襲われるが、同じく舞台挨拶での小日向文世さんの「この作品が当たれば、続編も夢じゃないと信じてる」という言葉を信じたい。
ファンは何度も劇場に足を運び、またいつか彼らに会えることを祈ろう。それぞれのキャラクターの30年後の姿を描いた10種類のエンディングは必見だ。

次の記事を読む



<ツイートの表示について>
本サイトではTwitterの利用規約に沿ってツイートを表示させていただいております。ツイートの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。

<映画の新着記事>

<最新トピックス>

新着記事をもっと見る▶
いいね!
Follow @tsuiranjp