『モンスターストライク THE MOVIE』あらすじネタバレ!「モンスト」を知らなくても楽しめる劇場版作品 2016.12.12 18:32 UP

12月10日、人気ゲームアプリ「モンスターストライク」を原作とする劇場版映画『モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ』が公開された。
本作は2015年10月からYouTube上でアニメの配信をスタート。劇場版は焔レンたち登場人物の少年時代を描いた作品になっている。

なお劇場版はYouTubeのアニメを知らなくても楽しめる内容。おはなしが気になる人は以下のネタバレを読んで、ぜひ劇場に足を運んでほしい。

劇場版『モンスト THE MOVIE』キャラクター紹介




左から順に

・若葉皆実(CV.木村珠莉)
不思議なことや面白いことが大好きな「モンスト」メンバー。
天然な性格をしており、ムードメーカー的存在。

・焔レン(CV.坂本真綾)
本作の主人公で、小学4年生。父親は3年前に旅に出て以来消息不明。
放課後は廃球場で「モンスト」の実験に協力している。チームワークが苦手。

・神倶土春馬(CV.村中知)
両親が「モンスト」の研究をしている優等生タイプの少年。
チームの輪を乱すレンと衝突し、ケンカすることも。

・水澤葵(CV.Lynn)
しっかり者の女の子。
レン、皆実、春馬とともに放課後「モンスト」の実験に参加する。


!!以下、ネタバレ注意!!
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ストーリーをネタバレ!タイムスリップでアキラが過去へ(現代パート)


中学生チームの焔レン、水澤葵、若葉皆実、影月明(かげつき・あきら)は、アプリゲーム「モンスターストライク」の大型大会「モンストグランプリ チャンピオンシップ」に向けて練習試合を積んでいた。

ある日の練習試合、明はミスをしてチームの足を引っ張ってしまう。結果的に勝てたものの、「自分はチームのメンバーにふさわしくない」と感じていた。
もともとチームには神倶土春馬(かぐつち・はるま)が所属していたが、とある事情で離脱。明がその穴を埋めるためチームに参加していた。

練習試合後、「オレは今日限りでチームを出る」とメンバーに告げる明。「お前たちの本当の仲間は春馬だ。俺じゃない」と言い、立ち去ろうとする。

その時、消灯された施設内に突然の警報が鳴り響く。モンスター召喚ルームから光が漏れているのを見つけたレンたちは扉を開け、モンスターを召喚するための「ゲート」の様子をうかがう。

するとゲートから「時の番人 エポカ」と謎のピエロが出現。レンに攻撃を仕掛けてくる。
ピエロに対しレンたちもモンスターを召喚し応戦。レンのモンスター「坂本龍馬」を使って攻撃する。

苦戦するレンたちのもとへ明が参上。モンスター「神威(カムイ)」をピエロにぶつける。

神威の活躍によって、ピエロは倒されたかに見えた。しかしやられた“フリ”をしていたピエロはスキをついてエポカを締め上げ、時空の扉を開いてしまう。
開いた扉から過去へとワープするピエロ。運悪く明も一緒に扉に吸い込まれ、ピエロと共に4年前にタイムスリップしてしまった。

残された焔レン、水澤葵、若葉皆実、そして時の番人エポカ。明を追いかけようとするが、ゲートが壊れてしまったためどうすることもできない。
エポカが言うには「ピエロの名前は“ゲノム”。闘神を使って世界の支配を企んでいるという。

▼ゲノム(CV.山寺宏一)


明の救助は不可能かと思われたが、レンはその時とある記憶を思い出していた。4年前、自分たちが小学4年生だった時に突然年上の男子中学生が現れ、レンたちの大冒険を救ってくれていたことを。

(※注…YouTube版のアニメ『モンスト』では、レンたちは幼少期の記憶をモンスターによって消されていたことが明かされる。その後徐々に記憶は取り戻されたが、まだ万全ではない。第15話参照)


3年前に消えた父親……神ノ原研究所で「モンスト」の実験に参加(過去パート)



小学4年生の焔レンは、父親との記憶を思い出していた。
レンの父・燿一郎は古生物学者で、ドラゴンの研究を専門にしている。だが3年前(現代パートから見ると7年前)に旅に出たきり消息不明に。
そのためレンは母親、妹と3人暮らしを送っていた。
父親が唯一レンに残したのは、使い道のわからないカードキーのみ。

そんなレンにはクラスメイトに秘密があった。世間に未発表のアプリ「モンスターストライク」の実験に参加しているのだ。
実験に参加するのは同じ学校の水澤葵、そして若葉皆実と神倶土春馬の計4名。

放課後になると4人は今はもう使われていない神ノ原球場の地下に集まり、研究者たちが作った「モンスト」の試遊をする。
球場へ続く道の途中には、さびれた「神ノ原科学館」がポツンと建っていた。

ある日4人は、もう使われていない科学館に出入りする大人たちを見かける。施設に入っていったのは「モンスト」研究者である春馬の両親、同じく研究者であるレンの祖父、特務自衛隊、そして怪しいスキンヘッドの科学者だった。
(先にネタバレしておくと、スキンヘッドの科学者はゲノムが変装した姿です。他の人はスキンヘッドの正体がゲノムだと気づいていません)

レンたちは科学館を気にしつつも普段通り「モンスト」を開始する。
一方で科学者に変装したゲノムは、科学館の地下施設からレンたちを監視していた。

科学館に忍びこむレンたち!皆実は森でさまよい遺体を発見!?


放課後恒例、今日も「モンスト」の実験をするため球場に向かうレンたち。だがその場の思いつきで科学館へ忍びんでしまう。

施設の1階には恐竜の骨などが展示してあった。好奇心に身を任せ、どんどん奥へ進む4人。地下への階段を見つけ、皆実以外の3人は階段を下りて行く。
3人と別れた皆実は尿意をもよおしトイレを探すが、科学館には見当たらない。こうなったら大自然のなかで用を足すしか……!と森へ入る。

すると木陰で血を流して倒れている男性ふたりを発見。それは神ノ原球場の守衛の遺体だった。
皆実は異常事態を察知して一目散に逃げ、レンたちを追う。

科学館の地下は謎の研究施設だった!


一方レン、葵、春馬の3人は、科学館の地下にある謎の研究施設に迷いこんでいた。

巨大なパイプが張り巡らされた怪しい空間。そこでは銃を持った特務自衛隊も警備に当たっていた。
もう使われていないはずの科学館で一体なにを…?怪しんでいたレンのもとへ皆実が現れる。

「どこにもトイレがない!」と叫ぶ皆実を落ち着かせ、施設のさらに奥を目指す。
科学者の姿になったゲノムはレンたちを見つけ、いきなり発砲。

弾が頬をかすめ、出血したレン。葵も「ただごとじゃない」と緊張を隠せない。

特務自衛隊はレンたち4人を追いつめ、絶体絶命の状況に。しかしレンが持っていた父親のカードキーが偶然そこにあったスイッチに反応。レンたちはトロッコで施設のさらに地下へ運ばれる。
自衛隊員たちからは逃げられたものの、到着したのは薄暗い不気味な空間だった。

そこで見つけたのが赤いボディの竜「オルタナティブドラゴン」。葵、皆実、春馬はドラゴンを怖がるが、レンは父親がドラゴンを研究していたこともあり、恐れずに近づいていく。

その頃、ゲノムは本来の目的である全世界を支配する計画を実行に移していた。施設内のPCを操作すると、東京を始めとする多くの場所で地面が溶けだし、爆発騒ぎが起こる。これは捕獲したオルタナティブドラゴンの力を利用してのことだった。

「モンスト」の研究者である春馬の母親が告白。レンたちが試遊していた「モンスト」は、オルタナティブドラゴンの有り余るパワーを消費するためにやらされていたことがわかる。

ゲノムが世界征服の第一歩を喜んでいたところで、この時代にタイムスリップしていた明が登場。神威を使ってゲノムへ攻撃する。

明は自分のスマホにオルタナティブドラゴンを格納するよう言い、レンの祖父がそれを引き受けた。

春馬の父親は自動運転システムを積んだ自動車を用意。車のキーを春馬に渡し、脱出を後押しする。
ドラゴンが入ったスマホはレンが預かり、見つからないように車のもとへ。その間は明がオトリとして自衛隊を引き付けた。

科学館からの脱出に成功!しかし車を失ってチームワークもバラバラ


明の手助けにより施設から脱出したレンたち。車のナビは目的地が島根にセットしてあった。
とにかくナビ通りに島根を目指そう……とするが、自動運転車は実験段階のものでナンバープレートがついていなかった。

白バイ隊員から追われ、なくなく自動運転車を手放した一行。
道中でで昔カタギで親切なオヤジ(CV.北大路欣也)に世話になりつつ、さらに島根を目指す。

だがゲノムは追跡の手を緩めることはなかった。
特務自衛隊を支配下に置き、モンストを装備した特殊部隊を派遣してレンのスマホを奪おうとする。

レンたちは偶然見つけたトロッコに乗り、モンストを使って反撃。しかし勢い余ったトロッコはコースアウトし、4人を乗せたまま崖から転落する。

もうダメか――レンは心の中で父に助けを求める。するとスマホの中にいるオルタナティブドラゴンが出現。レンたちを背中に乗せて飛び、危機一髪となる。

▼トロッコに乗って戦う4人



▼レンたちを救ったオルタナティブドラゴン



ゲノムは闇の闘神アカシャを目覚めさせる


同時刻、ゲノムは科学館地下の研究所に残り、闇の闘神「アカシャ」を目覚めさせようとしていた。

さらにレンのスマホとオルタナティブドラゴンを奪うべく、特務自衛隊を再び派遣。再びヘリでレンたちの前に現れる。
春馬に銃をつきつけ「スマホを出さないと撃つ」と脅す自衛隊員。レンは耐え切れずスマホを特務自衛隊の幹部に渡してしまった。

だがスマホを奪った特務自衛隊幹部もゲノムに反旗をひるがえす。

ゲノムの待つ基地に帰還した際、スマホをゲノムに渡すと見せかけて自衛隊がゲリラ攻撃。モンスト部隊がゲノムに一斉攻撃を仕掛ける。
「やったか!?」となる隊員たちだったが、ゲノムはノーダメージ。オルタナティブドラゴンを自衛隊員幹部の手から奪う。

ここで明が再登場。レンの祖父から受け取った超強力なモンスター「アーサー」を使って奇襲。スマホをゲノムの手から取り返す。

▼アーサー(CV.水樹奈々)



だがこの時すでに闇の闘神アカシャは目覚めていた。
水の闘神ドゥームや、アニメ版に登場した光の闘神カルマのビジュアルも併せ持つアカシャ。下半身はケンタウロスのように動物的な脚を持ち、上半身はドラゴンの翼と太い4本の腕を持つ異形の姿だった。

アカシャとのラストバトル!結末は……?


一方レンは、オルタナティブドラゴンを元いた世界に還すべく島根のゲートを捜す。
島根にあるもうひとつのゲート、それはダム建設のため水の底に沈んでしまった村のなかにあった。

レンは「モンスト」を起動し、オルタナティブドラゴンを召喚。ドラゴンの力で水を巻き上げ、水中に眠っていたゲートを復活させる。

アカシャは明が操るアーサーの「ナイツ・オブ・ラウンド」によって撃破。
だがゲノムは諦めておらず、自らアカシャに喰われることによって融合。巨大化する。

オルタナティブドラゴンはレンに、ドラゴン自身のすべての力を使ってアカシャを倒すよう伝える。
アカシャを倒せるほどのパワーを使ってしまえば、オルタナティブドラゴンもろとも消えてしまう。

迷うレンだったが、ゲノムを倒すためと決意し、スマホを構える。そして巨大化したゲノムに向かい最後の一撃“ストライクショット”を放つのだった。

劇場版の冒頭シーンはYouTubeで公開中


以上が劇場版『モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ』の大まかなストーリー。

はたしてレンたちは闇の闘神アカシャとゲノムを倒せるのか。明は無事に現代へ帰ることができるのか。
映画の結末はぜひ映画館で味わってみてほしい。

ちなみに映画の冒頭シーンおよそ10分はYouTube上で無料公開中。アニメ版の最終話から続けて観ることができる。

▼劇場版は14:13からスタート


さらにアニメ版第1話の1年前の出来事を描く長編エピソード「レイン・オブ・メモリーズ」も公開中。
こちらは劇場版のストーリーと連動しているため、映画を観た人必見の作品になっている。
『モンスト THE MOVIE』を観てから「レイン・オブ・メモリーズ」を観ても、その逆の順序で観ても楽しめる内容だ。

▼映画公開スペシャル「レイン・オブ・メモリーズ」


来場特典でおみくじゲット!


来場客全員サービスとして、『モンスト THE MOVIE』はおみくじの配布も実施中(なくなり次第終了)。
倭人速報中の人もおみくじをもらった。開けてみたら大吉のアーサーが!




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